プライムラインは、2月18日阪神10R 播磨ステークス(3勝C/ダ1400m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 23.02.15 助 手 栗東坂不 1回 55.7-40.2-26.1-12.6 馬ナリ余力
- 23.02.12 助 手 栗東坂良 1回 55.7-40.1-26.7-13.5 馬ナリ余力
- 23.02.08 坂井瑠 栗CW良 6F 83.5-68.6-53.2-37.6-11.3(7) 馬ナリ余力
クレド(古馬2勝)末強めの内0.2秒追走同入
◇田中克調教師のコメント 「15日に坂路を単走で追い切りました。栗東は雪で大変でしたが、先週のひと追いでスイッチが入ったと言いますか、良い動きでしっかりと駆け上がってきてくれましたので、力を出せる状態になっていると思います。今回はハンデ戦ですが、他馬たちも同じような斤量ですので、あまりハンデ戦のイメージはないですね。極端に背負わされているわけでもないですし、ここも頑張って走ってほしいところです」
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プライムラインの播磨S出走が確定しました。
ハンデに関しては前走10着が効いてくれたのか、基礎重量プラス1kg分を考えると(他馬も似たり寄ったりとは言え)プライムラインが55kgなのはむしろ恵まれた方じゃないかと思います。
最終追い切りは栗東坂路をサラッとやって55.7-40.2-26.1-12.6秒。田中克先生が仰るように、先週のCW83.5-68.6-53.2-37.6-11.3秒であらかた仕上がっていたと考えれば、あまり時計を気にする必要はないだろうと思います。それに(今回に限っては?)何となく田中克先生のコメントが前向きで、自信ありげな気がするんですよね(^^ゞ
まあ、調教師が前向きだと必ず走る…わけではないのですが、少なくとも後ろ向きコメントが出る時より期待できるはずですし、出走メンバーも、これはもうどうにもならない…みたいな感じではないですからね。
個人的に、前走の10着はかなり口惜しい内容だったと思っていますので、今度こそ本来の実力を発揮する前提で、掲示板以上は当たり前、馬券圏内だって全然普通、何ならビシッと勝って来い!ぐらいの気合いで応援したいところです。
**2023/2/18阪神10R 播磨ステークス(3勝C/ダ1400m)出走馬**
カグヤは、2月18日小倉6R 3歳未勝利(芝1200m)に富田暁騎手で出走します。
- 23.02.15 助 手 栗東坂不 1回 54.8-39.4-26.2-12.7 末強め追う
- 23.02.12 助 手 栗東坂良 1回 59.8-43.6-28.5-14.0 馬ナリ余力
- 23.02.09 松 田 栗東CW良 6F 83.1-68.0-53.4-38.0-11.8(7) 直強め余力
シロニイ(古馬3勝)稍一杯の内1.0秒追走0.3秒先着
◇池江調教師のコメント 「小倉への輸送も考慮のうえ、今週は坂路を単走でさらっと。レースでも頭が高い走りでしたので、シャドーロールを装着して追い切りました。どうやら効果がありそうですから、本番でも着用していきましょう。放牧を挟んで仕切り直しを図ったことにより、状態が上向いていますからね。良い感じに仕上がったと思いますので、ここは前進を期待しています」
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カグヤの出走が確定しました。
両睨みだった19日の小倉2R(芝1200m)もフルゲートの18頭。出走メンバーも、まあまあ似たりよったりのレベルだと思いますので、現時点でどちらが良かったみたいなことはないのでしょう。
最終追い切りは栗東坂路を54.8-39.4-26.2-12.7秒(末強め)なので、それほど目立ったものではないですが、馬場状態と「小倉遠征への輸送を考慮した追い切り」だったことを考えればこんなものかと。。池江先生によれば、今回は「効果がありそう」なシャドーロールを装着するようですし、「状態が上向いて良い感じに仕上がった。ここは前進を期待」とのコメントも出ていますので、逃げて0.7秒差6着だった前走より際どい勝負に持ち込めるのではと思います。
尚、デビュー戦の松田騎手から乗り替わりとなる富田暁騎手は、エフフォーリアでお馴染みの横山武史騎手などと同期で7年目。。通算142勝、重賞未勝利とまだこれからのジョッキーですが、2020年の11勝から21年34勝、22年38勝(23年は先週までに5勝)と勝ち鞍を伸ばしており、今回もせっかくのチャンスをモノにするよう頑張って欲しいです!
**2023/2/18小倉6R 3歳未勝利(芝1200m)出走馬**
◇小泉厩舎長のコメント 「まだ腰に甘さを残している分、立ち上げてからのペースアップの中でいくつか小さなヤマがある感じでしょうか。左トモにいくらか疲れが見られましたので、ショックウェーブ放射を行いフォローしてあげました。パンとしてくるまでは特にケアしながら次に向けての調整へ。一朝一夕にはいかない箇所ですが、日々の積み重ねにより成長を促し、強化を待ってあげたいと思います」
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「まだ腰に甘さを残している分、立ち上げてからのペースアップの中でいくつか小さなヤマがある感じ」というコメントからは、いかにも本格化前、未完成の若馬といった印象を受けますが、3歳になったばかりのモーリス産駒と思えばそれは当然の話。。むしろ、日々の調教を重ねつつ、少しずつ強くなっていくプロセスが実感できて好感です。
気付けばファルコンS(3/18中京)まであと一ヶ月ほどになりましたが、別にファルコンS制覇を目標にしている馬ではありませんし、「日々の積み重ねにより成長を促し強化を待ちたい」との言葉通りに進めて頂ければと思いますm(_ _)m
来年の今ごろは、テラステラについてもサウジやドバイの話題で盛り上がっていますかねぇ。。いや、あまり先走ってはいけなくて、まずは少しずつ実力をつけたうえで、自然とそういう話が出るレベルの馬になって欲しいと思います!
【2022/12/24阪神9R 万両賞(1勝C/芝1400m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、フェルトダート坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まだ若干右トモに硬さが残っていますが、獣医師によれば、『あえてショックウェーブ放射を一週見合わせ、調教で念入りに動かしてみてインディバでほぐしていきましょう』とのこと。今週末から少しペースを上げていこうかとも思っています。今はトモのケアが必要なだけであって、馬自身はいつもながら元気いっぱいの様子です」
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「まだ若干右トモに硬さが残っている」とのことですが、「調教で念入りに動かしてみて…」という対処になるのであれば、それほど心配する必要はなさそうです。全体的には元気一杯で、今週末からペースが上げられる状態だとすれば、そのリアクションによって、自然に次走に向けた方針が定まってくるでしょう。
その次走についての情報を整理しておくと、今のところマイラーズC(4/23阪神)か京王杯SC(5/13東京)が本線と伝えられているものの、予備登録がある海外競馬、アルクオーツスプリント(3/25ドバイ)、ゴールデンシャヒーン(3/25ドバイ)、またはドンカスターマイル(4/1豪州)に向かう可能性もゼロではありません。
といいますか、もしも今週末からのペースアップが上手くいき、その結果状態がグングン良くなるようであれば、検疫と帯同馬問題が微妙なドンカスターマイルはさて置いて、ドバイから始動して(収得賞金・出走順位の状況を見つつ)京王杯SCか安田記念へ…というルートもあるような気がしてきました。その場合はドバイから招待される必要があるものの、(ゴールデンシャヒーンは難しくても)何となくアルクオーツスプリントには入っちゃうような気もしますしね…。
いずれにしても、無理やり間に合わせてどうこうする状況ではないと思いますので、今回はあくまで馬優先で。。でも、矢作厩舎のことですし、何があっても動じない心の準備だけはしておこうと思います(^^;)
【2023/1/21中京 睦月ステークス(OP/芝1600m)でのキングエルメス:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のメリタテスは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、フェルトダート坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、半マイル57~58秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「半マイル57秒6の時計で登坂してみたところ、上がりの常歩でチャカチャカするなど、やはりテンションは高め。馬体重は進めながらでも430kg台をキープできているものの、もう少し落ち着きが欲しい状況です。速めの本数を積み重ねていく中で慣らしていく形が取れるかどうか。引き続き慎重に乗り込んでいきたいと思います」
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「機をみて57秒(15-15-14-13)を乗り、リアクションを窺ってみたい」と先週近況で予告があったとおり、半マイル57.6秒をこなせたのは良いとして、「上がりの常歩でチャカチャカする」「もう少し落ち着きが欲しい」と言われてしまいました。もう脚元については心配ないとして、やはり、テンションの高さについては課題があるようです。
でもまあ、走りそのものについて何か問題があるワケではなさそうですし、速い調教に慣れることで落ち着きが出てくれれば…。また一歩前に進んだのは確かですから、馬体維持も含めて何とか乗り越えて欲しいです。
まことに勝手な、そして難しいお願いをすることになりますが、ここからがチャンピオンヒルズさんの腕の見せどころ!だと考えて、さらなる前進を期待したいと思いますm(_ _)m