**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は2/20時点)
2/17に2歳、1歳馬の近況更新があったので、大きく残口数を減らす馬がいるかと思いきや、前回チェックした2/10時点からの目に見える変化としては、ミスペンバリー’21が残142口から残131口にジワリと減っただけでした。(広尾TCの場合、週末に売れた分が反映されていないだけかもしれませんけれど…)
実際には他の募集馬も売れてはいるのでしょうが、相変わらず『募集中』のままの馬もいますし、もしかしたら、16周年記念募集馬の全容公開がある3/10までは似たり寄ったりの状況が続くのかもしれません。。といった中での今回の注目ポイントは、やはり、残131口となったミスペンバリー’21の馬体重が400kgを超えてきたことでしょうか。
400kgを超えたと言ってもまだ404kgと小柄なことには変わりありません。ただ、12月374kg、1月392kgときて2月が404kgなので、トレーニングを継続しつつ着実に大きくなっています。また、今回更新された動画では、小柄な分だけ(この時季のミスペン仔にしては)とても軽快なキャンターを見せています。
そのあたり、本田広報担当は「動き出せばスーッと軽快にスピードを持続。小柄な割に体を使って走れる感じ」と表現されていますが、確かに、いかにも運動神経の良さそうな身体の使い方をしていますし、ここからさらに馬体が増えて430kgを超えてくるようなら、『さすがパンサラッサの弟』と言われる馬になるかもしれません。
ちなみに今週末にはパンサラッサのサウジカップ出走がありますから、その結果次第では『ご祝儀出資』みたいな現象が起こるかもしれず、この馬がいつまで残っているかは何とも言えません。それだけに、もう少し様子を見てから…といった姿勢を継続しにくくなってきましたが、それは分かっていたことでもありますし、まずはパンサラッサの応援に集中したいと思います(^^ゞ
■ミスペンバリー’21近況
吉澤ステーブル在厩。おもにBTCの直線ウッドチップ馬場や坂路でハロン18~20秒ペースのキャンターを乗られています。馬体重404kg(2月中旬測定)
「もっと飼葉を食べてくれてもいいぐらいですが、ひとまず馬体重が400kg台に到達。この調子で少しでも増やしていきたいですね。まだ幼さを残すものの、段々と自分が置かれている状況を理解してきたのか、ここにきて前向きさが出てきましたし、先頭に立たせても他馬をリードできるようになってきました。前運動の際などは少々煩くしますが、動き出せばスーッと軽快にスピードを持続。小柄な割に体を使って走れる感じです」(本田広報担当)
【吉澤ステーブル在厩のミスペンバリー’21:公式HP(2023/2/3更新)より】