昨日の新潟4レースで14着となったセントアイヴスの関係者コメントです。
◇大江原圭騎手のコメント 「飛越のタイミングが合わないと左に斜飛するところがあり、周りの馬に迷惑をかけそうでしたので、下げた位置から競馬をさせてもらいました。それでもチークピーシズをつけてスタートは出てくれましたし、これから障害に慣れて出たなりの位置で競馬ができるようになれば、もっとやれるのではないかと思います。今回は休み明けでもありましたし、障害は初戦から結果が出ないケースも多々ありますからね。あと何戦か使ってからでしょう」
◇蛯名正調教師のコメント 「どうやら最初の段階で前肢を落鉄してしまったこともあり、あまり無理をさせずに回ってきたようです。今の新潟の馬場は荒れていますので、それも少なからず影響したのだと思います。障害がまったくダメなようなら平地に戻すことも考えていましたが、ジョッキーが『次は良くなりそう』と言ってくれましたので、東京開催への続戦をイメージしていたのですが・・・。上がってきて少し経ってから鼻出血を確認。両方の鼻孔からですので肺からくるものと思われます。まずは様子を窺いますが、この分だと現役続行は厳しいかもしれません」
◆クラブのコメント 「馬体重34kg増もそれほど太目には映らず、スタートも良好でしたが、序盤の障害で左へ斜飛してしまった上に落鉄もあったようで最後方へ。最後の直線では脚が上がってしまい、他馬から離されての入線となりました。なお、調教師のコメントにあるように上がりの様子をチェックしている段階で鼻出血を確認。その後に「鼻粘膜ではなく肺に起因する出血である」(師)ことが明らかとなったことから、やむなく「現役引退の方向で」協議を進めていくこととなりました」
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大江原騎手によれば、最初の障害で斜飛、落鉄。その後は周りの馬に迷惑をかけないように、障害練習替わりのレースに徹していたようです。そして、「あと何戦か使っていけば…」ともコメントしてくれましたが、肺出血により引退へ…。
新たなスタートだった一戦が、こういうカタチで引退レースになってしまうとは残念です。
でも、未勝利での格上挑戦から転厩、そして障害挑戦と、簡単に諦めることなくやれることはやってくれたと思いますし、関係者の皆さんには感謝しかありません。結果は結果で、うまくいかないこともありますからm(_ _)m
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