高木競走馬育成牧場在厩のカナロアガールは、おもに常歩30分、周回コースでのダク1800m、ハロン20秒ペースのキャンター3000mを消化。先週末より、週1回の速めを開始しています。
◇高木場長のコメント
「馬体重は494kg。先週の金曜日から3F15-15を入れ始め、少しずつペースアップを図っています。まだ気配としてはピリッとしませんが、飼葉をよく食べており、馬体にも異常はありませんので、これから週1~2回ペースで速めの本数を重ねていく中で、徐々に良化を示してくれるものと思われます」
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8月の声を聞く前に、少しずつ調教ペースが上がってきました。
まだ何とも言えないながら、前走後には田村先生から「新潟の後半か秋競馬」に備えたいとの言葉もありましたし、「まだ気配はピリッとしてこない」ながらも、まずまず予定通りのペースで回復、調整が進んでいるという事でしょう。馬体も494kgまで増えているようですが、回復以上に成長分があると嬉しいですね。
ちなみに、毎度展開に左右されがちで、あと一歩差し届かない競馬が続いているカナロアガールですが、コース条件は中山より新潟向きだと感じています。なので、この調子で乗り込みを強化し、8月中旬にはトレセン帰厩、9/5新潟12R 牝馬限定の芝1800mあたりで復帰するのが面白そうかなぁと。。
牝馬なのにレースをたくさん走ってくれて、毎回賞金をしっかり稼いでくれる孝行馬ではありますが、もうそろそろ1勝クラスは卒業しないといけません。前回近況で「以前と比べて大人になり、オン・オフの切り替えがうまくなっている(かもしれない)」とのコメントがあったように、カナロアガールの成長による地力アップにも期待したいです。
【6/20東京7R 3歳以上1勝クラスでのカナロアガール:公式HPより】
馬体重の増加で、成長したのだと思います。
まだ大袈裟かもしれませんが
リスグラシューやクロノジェネシスなどの
牝馬は成長(体重増)と共に安定感
そして勝利を手にしてきました。
飛躍の時に向けて更なる成長を遂げてほしいです。
仰る通り、馬体重の増加は注目ポイントですね。
これが本格的成長期のサインだとすれば、『ようやく来たか!』という感じです。
休養明けのカナロアガールが楽しみです(^^)