もう先月の話なのですが、一泊二日でゴルフに行きまして、初日の夜にアンコウ鍋を食べてきました。これはもうだいぶ前から計画していたイベントでありまして、『久しぶりに本格的なアンコウ鍋が食べられるぞ』と、ずっと楽しみにしていたのです。
ちなみにアンコウは冬の茨城、福島あたりで獲れるのがモノホンというヤツで、『西のふぐ東のアンコウ』と言われるほどの美味なのです。中でもこの日お邪魔をした『大森』さん(京浜東北線の大森ではありません(^^;))は、本格的なアンコウ鍋や鰯が食べられる有名人気店。しっかり予約をしておかないと、モノホンにはありつけませんので悪しからず(^^ゞ
前置きはこの辺にしまして…
この日はゴルフのあとでしたが、ホテルにチェックインし、ひと休みしてからの出動だったこともあり、最初のビールとかそういう回り道は一切ナシ。最初から日本酒さんで勝負です。(別に勝負しなくてもいいのですが(^^;))
お通しのアンコウを使った珍味。絶妙な味噌味が嬉しい逸品で、お酒が進むこと請け合いです。
アンコウ鍋の前に刺身の盛り合わせです。
どのネタも新鮮でとても美味しいのですが、中でも絶品だったのは、刺し盛りに追加をしてもらった鰯です!
この鰯はお店の一押しだけあって、新鮮さと言い脂乗りと言い、『これ本当に鰯なの?』と聞きたくなるぐらい、まさに高級魚の味わいでした。はい、これだけの鰯は最近食べたことがなかったですし、探そうとしてもかなり難しいのではないでしょうか。
お刺身、鰯を堪能しつつ、アンコウ鍋のコースに入っていくわけですが、最初はやはりあん肝さんです。もみじおろしとポン酢で頂くあん肝が、美味しくないわけがありません。
つづいてはアンコウの各部位を使った刺身です。そうなんです、こちらにもあん肝が入っているのですが…
赤味噌を使った特製タレをつけて食べると、ポン酢とは違った美味しさが楽しめるという作戦です!
その他にも内蔵さん(胃だったか腸だったか)とか、
卵巣さんとか、とにかくアンコウは捨てるところがない、美味しくて貴重なお魚なんです(^^)
こうなると、当然のように日本酒さんのピッチも上がるわけですが、それはさて置きまして、
鍋前の一品はアンコウの唐揚げでした。
ふぐの唐揚げも美味しいですが、アンコウの唐揚げだって負けていません!(むしろ勝ってる!?)
そんなこんなで、いよいよアンコウ鍋のご登場です!
煮る直前に、フライパンで別焼き(空煎り)したあん肝と特製味噌がのせられます。この『肝』と『味噌』が大森さん自慢のどぶ汁アンコウ鍋のキモでありミソなのです。(あれ?? 駄洒落じゃありませんm(_ _)m)
グツグツ煮ていくと、こんな感じのアンコウ鍋独特の表情を見せてくれます!
アッサリでも濃厚でもない、独特の深~いコクが楽しめる『どぶ汁』アンコウ鍋、完成です!
アンコウの様々な部位はもちろん、どぶ汁を吸った野菜がまた美味しい(^^)
シメは何と言ってもどぶ汁雑炊!!!
お腹は一杯のハズなのに、何故か一気に食べてしまえるこの美味さ…。もちろん、お代わりさせてもらいましたが、美味しいものでお腹が一杯になっていくこの感じ、まさに至福のひと時でしたm(_ _)m
最後はさっぱりとアイスクリーム。。ですが、もう一杯雑炊でも良かったかな!?(^^ゞ
アンコウ鍋にはいわゆる普通のアンコウ鍋と、この日我々が食べたどぶ汁のアンコウ鍋があります。どちらもとても美味しいので、未経験の方は是非一度、モノホンのアンコウ鍋を試してみて欲しいです。
ちなみに私の場合、大洗海岸まで頻繁にいくのも難しいので、一年に一度、冬の定例イベントにしようかなぁと考えています。来年の冬はオーソドックスなアンコウ鍋、そして再来年はどぶ汁アンコウ鍋…。そんなことを考えるぐらいですから、『西のふぐ東のアンコウ』で言うならば、私は間違いなく東のアンコウ派なのだと思います(^^)
味処 大森
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町3152-1
029-267-4060
食べた〜い!!!!!✧\(>o<)ノ✧
これは凄いですね!!\(^o^)/
本物のモノホンです!
問答無用のオススメです!(^^)v