今朝ほど、ドゥオーモ引退に伴う振り返りの記事を書きましたが、先週、クリスマスイブの日には、ドゥオーモより6歳年下のハキ(レフィナーダ’19)についての引退通知が出ています。ドゥオーモと違ってデビューすら叶わない中での引退ですし、まだ2歳12月という若さですから、思い出もごく限られたものになってしまいました。
(ハキ:レフィナーダ’19の)今後の進退につきまして、高柳瑞調教師をはじめ関係者と慎重に協議を行いました結果、24日付けで引退の運びとなり、その血を後世に伝えるべく、来春の繫殖シーズンに備えることになりました。なお、出資会員の皆様には詳細をオフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。皆様からのご支援に対しまして心より感謝申し上げますとともに、未入厩・未出走での引退となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
-----
ハキ(レフィナーダ’19)の一番の思い出はと言いますと、まだ新型コロナの影も形もなかった頃、2019年6月に木村秀則牧場を訪問し、生まれて1ヶ月ほどの幼いハキを見せて頂いた時のことです。
『2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2019年産馬編(3)~』
あの時、木村さんはこの馬のことをベタ褒めで、「エンパイアブルーが生まれた時に近いイメージですが、能力はエンパイアブルー以上かも。これはかなり特別な馬ではないか」「生まれついて持っているエンジンの基本性能は、ディメンシオン以来かもしれない」と、ちょっと大げさなぐらいに一押ししておられました。(正確に言うと、アシタカとこの馬、2頭の評価が抜けて高かったような…)
結局この一年後、私は無事に募集されたハキ、アシタカに出資をすることになったのですが、今考えると、あの日あの時の木村さんの勢いに押されてしまったところがあるのかもしれません… というのは冗談で、早く牧場見学などが解禁される世の中になって欲しいですし、また木村さんのお話を直接聞きたいなぁと思います(^^ゞ 『【レフィナーダ'19】出資決定! 慌ただしいけど必然です(^^)』
そんなハキの運命が暗転したのは坂東牧場に移動したあと、ちょうど1年前の20年12月のことでした。
『【レフィナーダ'19】安静継続、精密検査を受けることに…』
『【レフィナーダ'19】長い闘いになりますね。。』
精密検査の結果、「大腿骨頭を受ける接続部にあたる寛骨臼を骨折していることが判明し」、長期休養を余儀なくされることになったのは、珍しい個所の骨折であることも含めて、不運だったとしか言いようがありません。
このあとは坂東牧場で懸命のケアとリハビリが続くわけですが、状況は正直言って一進一退。。もともと寛骨臼の骨折は『完治に至るかどうかは微妙なところ…』との話もあり、このタイミングでの引退判断は致し方ないことだったと思います。
『【ハキ】再びトモに違和感、デビューを断念し来春繁殖入りへ』
不幸中の幸いなのは、ハキが牝馬であり、ベールを脱ぐことがなかったその能力を産駒に伝えるチャンスがあることです。しかも、来年の種付シーズンに間に合うタイミングでの繁殖入りですから、早ければ再来年には初仔が誕生、さらに翌年には産駒が募集されるかもしれません。私としても、レフィナーダの追っかけをこういう形で終わらせるのは不本意ですから、2年半後を楽しみにしたいと思いますm(_ _)m (この遊びをやっていると、2年や3年なんてアッという間ですからね!)
ハキ(レフィナーダ’19)
2019/5/22 新ひだか産(木村秀則牧場)
父:マジェスティックウォリアー 母:レフィナーダ(母父サンデーサイレンス)
通算成績:0戦0勝(未出走引退)
募集総額:2,000万円
獲得賞金:0万円(総賞金)
坂東牧場での最後の写真:2021/12/3
坂東牧場での最後の写真:2021/12/3
募集時写真:2020/7/10
募集時写真:2020/7/10
牧場見学時写真:2019/6/15撮影
これまで色々とお世話になりました。
無事に繁殖入りして出産出来る事を心からお祈りします。
倶楽部は退会しませんが、広尾の事が信用出来なくなりましたのでこちらも最後にします。
馬には罪が無いので、レフィナーダ19に牧場で逢えればと思います。
出資から解散までの短い間でしたが、ありがとうございました。
でわでわ。
こんにちは。
こちらこそお世話になりました。
ハキについて、いつもコメントを頂き、かなり心強かったです。
また何かありましたら、遠慮なく絡んで頂ければと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m