【葵S】ピューロマジックが鮮やかに逃げ切り重賞初V!:サンスポZBAT!
第7回葵ステークス(3歳オープン、G3、芝1200m)は、横山和生騎手の8番人気ピューロマジック(牝、栗東・安田翔伍厩舎)が17番枠から好スタートを決め一気にハナを奪ってそのまま抜群の手応えで直線へ。ラストスパートをかけると、さらにもうひと伸びして後続の追撃を許さず、鮮やかに逃げ切り初の重賞タイトルを手にした。タイムは1分7秒1(良)。
1馬身1/4差の2着にはペアポルックス(7番人気)、さらにハナ差遅れた3着にナナオ(6番人気)が入り、1番人気のエトヴプレは中団追走から直線で脚を伸ばしたが4着までだった。
ピューロマジックは、父アジアエクスプレス、母メジェルダ、母の父ディープインパクトという血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬。通算成績は8戦3勝。重賞は初勝利。安田翔伍調教師、横山和生騎手ともに葵Sは初勝利。
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ポンとスタートを切って楽々の逃げ。快調に飛ばした前半3Fが33.2秒で1000m通過は55.4秒ですから、決して楽なペースではなかったと思うのですが…。逃げ切ったピューロマジックの上り3Fが33.9秒、1~3着馬が4角の順位そのままで決まったところを見ると、典型的な行った行ったの競馬、そんなに厳しいペースだったわけではないと言えそうです。
しかし、勝ち時計の1分7秒1も含めて考えると、本当に走りやすくて時計が出る馬場なんですね。
1番人気に推された桜花賞5着のエトヴプレは、中団待機から直線インを突いて脚を伸ばしましたが、ピューロマジックの手応えは終始楽々でしたし、先行勢に直線であの脚を使われては全くなす術がなかったでしょう。今日は馬場状態、枠順、展開、様々な要素を総合したうえで会心の逃げを決めた、ピューロマジックと横山和騎手を褒めるしかなさそうです。
うーむ、、こんなに速い時計の勝負になるんじゃ、二度目の芝で初の1200m戦に出るプライムラインも大変だなぁ…。いや、函館の洋芝ならもっとタフで時計の掛かるレースになるハズとは思うものの、スプリントレースには特別な流れがありますし、専門家の中に入って本当に大丈夫なのか、やっぱり少し心配です(^^;)
**2024/5/25京都11R 葵ステークス(G3/芝1200m)・良**
葵ステークス【2024年5月25日京都11R】:競馬ラボ
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