チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、半マイル57~58秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「毎週末、獣医師にチェックしてもらっており、『今は脚元を含めて、特に悪いところはない』とのこと。よって、春競馬での復帰をひとつの目標に掲げて乗り進めていますが、まだ以前のようなガンガン行く感じがなく、どうもゆったりと落ち着きがある感じなんですよね。3日朝は半マイル57秒台。前に馬を置いて登坂した割には大人しく、もっと行く気を見せてくれてもいいのでは、というのが正直な感想です」
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いやぁ、今週は気になるコメントがズラッと並んでしまいました。
ただし、こういう感触を率直に伝えてもらえるのはありがたいこと。そりゃあ、長く休んだあとですから『全て以前の通り…』とはいかないでしょうし、そもそも馬だって歳を重ねるわけですからね。
問題は、これからペースを上げていって以前の活気を取り戻せるかどうかですが、それはやってみなければ分からない…。場合によっては一度レースを使ってからかもしれませんし、それでも戦う気持ちが戻らないこともあり得ます。
もちろん、キングエルメスはそうはならないと信じて見守りますが、なかなか難しいところです。
いや、もしかしたら課題だったテンションの高さが影を潜め、折り合い面で大きな進境があったりして…。2歳時に京王杯を制し、古馬になってから睦月ステークスを勝ったように、以前は1400~1600mの馬だったわけですが、復帰後には1600~1800、2000mか守備範囲になったり… みたいなことは簡単には起こらないですよね(^^;)
【チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメス:公式HP(2024/3/28更新)より】
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