ZBAT!競馬『【日経新春杯】ヨーホーレイクが待望の重賞初制覇』
第69回日経新春杯(4歳以上、ハンデ、G2、芝2200m)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気ヨーホーレイク(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団から鋭く伸びて勝利。日本ダービー以来の復帰戦を勝利で飾るとともに、初重賞タイトルを獲得した。タイムは2分11秒7(良)。
3/4馬身差の2着は好位から抜け出して粘ったステラヴェローチェ(1番人気)、さらに3馬身差の3着には伏兵のヤシャマル(9番人気)が食い込んだ。なお、武豊騎手騎乗で2番人気に支持されたフライライクバードは好位から伸び切れず15着、4番人気のクラヴェルは後方2番手から脚を伸ばしたものの8着にそれぞれ敗れている。
日経新春杯を勝ったヨーホーレイクは、父ディープインパクト、母クロウキャニオン、母の父フレンチデピュティという血統。通算成績は7戦3勝。重賞初制覇。管理する友道康夫調教師は日経新春杯初勝利、騎乗した川田将雅騎手は2勝目。
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日経新春杯を制したのは、ダービーから7ヶ月半ぶりの実戦だったヨーホーレイクでした。しかも、有馬記念4着からの参戦で、単勝1.8倍に推されたステラヴェローチェとの叩き合いを制したのですから、まさに価値ある重賞初勝利だったと思います。
まあ、考えてみればこの馬、皐月賞では上り最速でエフフォーリアから0.6秒差の5着、ダービーでは不利がありながらもシャフリヤールから0.6秒差の7着ですからね。力通りに走ることが分かっているなら、『ステラヴェローチェの1.8倍に対して5.6倍』というほどの差がなくても当然なんですよねぇ…。でも、『さすがに一度使ってから…』と考える人が多いのもまた然りですし(^^;)
ということで、7ヶ月半ぶりでもこれだけやれたのは、馬にもともと地力があるのもちろん、友道厩舎の皆さんがすごく良い仕事をされたこと、そして、鞍上の川田騎手が『馬の力と厩舎の仕事』を信じた結果だったと言えそうです。
2着に負けたステラヴェローチェは、前半ずっと力んで走っていたのが響いた感じです。もっと折り合って、前半を良いリズムで運べていれば、もっと際どい勝負になっていた気もしますが、まあ、今日はヨーホーレイク陣営を褒めるしかないでしょう。
それでも4角で外を回って勝ちに行き、直線で脚を使って3着以下は千切っていますので、(勝ち切れないキャラになってしまった感はありますが)世代トップの強敵たちと戦ってきた意地は見せてくれました。
うーむ。。ヨーホーレイクにステラヴェローチェ、やはり、4/3には大阪杯に出てくるんですかね。。まあ、パンサラッサがいれば、1000通過60.2秒みたいなペースになるはずもなく、全然種類が違うレースになるとは思いますが、例えそうだとしても、2頭が強敵であることに変わりはなさそうです。いや、2頭からすれば、相手はどうしたってエフフォーリアさんになるでしょうし、多分、パンサラッサのことは全然気にしていないと思いますけれど(^^ゞ
**2022/1/16中京11R 日経新春杯(G2/芝2200m)・良**
日経新春杯というと貴公子・テンポイントを思い出してしまいます。
あの悲劇で数十年競馬から離れていました。(歳がバレますなぁ)
前の年の有馬記念での天馬・トウショウボーイとのマッチレースは痺れました。
再び競馬に参加した年はサクラローレルの時代でした。
おはようございます。
貴公子テンポイント、すごく格好良かったです…
確か日経新春杯には、今では考えられない66.5kgでの出走でしたねぇ。。
(もちろん、故障と斤量の直接の因果関係は不明ですけれど…)
それはさて置き、77年の有馬記念をテレビで見て、鳥肌が立つほど感動したことが、私が競馬好きになるきっかけです。
私以外にもあのレースを見た方がいるなんて、かなり心強いです。
(歳はバレますけど(^^;))
その後もすごいレースはいくつもありましたが、あれほど競馬素人をシビレさせたマッチレースはなかなかないと思います。