【富士S】3歳馬セリフォスが豪快に差し切る!G1マイルCSへ好発進:サンスポZBAT!
第25回富士ステークス(3歳以上オープン、G2、芝1600m)は、藤岡佑介騎手の1番人気セリフォス(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)が重賞3勝目を挙げた。中団やや後方から直線、併せるようにして抜け出したソウルラッシュとダノンスコーピオンを外から豪快に差し切った。マイルチャンピオンシップ(11月20日、阪神、G1、芝1600m)への優先出走権を獲得、秋初戦で好発進を決めた。タイムは1分32秒0(良)。
クビ差の2着にはソウルラッシュ(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着に3歳マイル王ダノンスコーピオン(2番人気)が入った。
富士Sを勝ったセリフォスは、父ダイワメジャー、母シーフロント、母の父Le Havreという血統。通算成績は7戦4勝。重賞は2021年新潟2歳S、デイリー杯2歳Sに次いで3勝目。富士Sは中内田充正調教師、藤岡佑介騎手ともに初勝利。
-----
東京マイルで行われた富士Sは、1番人気のセリフォスがゴール前でソウルラッシュとダノンスコーピオンをキッチリ捉える差し切り勝ち。馬の力、状態の良さを信じて乗った藤岡佑騎手の冷静なプレーも光りました。
セリフォスは今年のマイルカップでダノンスコーピオンに0.3秒及ばずの4着でしたから、春のリベンジを秋初戦で果たした格好に。。この2頭は朝日杯FS(セリフォス2着、ダノンスコーピオン3着)以来のライバルですから、マイルCSでの再度の激突が非常に楽しみです。(ダノンスコーピオンも前哨戦としては充分なレースだったと思いますし、もちろんソウルラッシュはじめ、古馬勢もこのまま黙ってはいないでしょう)
ちなみにですが、今現在チャンピオンヒルズで調整中のキングエルメスは、アーリントンカップでダノンスコーピオンと0.2秒差(3着)、マイルカップではダノンスコーピオンと0.5秒差、セリフォスとは0.2秒差(6着)の競馬をしていたわけで、同世代の馬たちが活躍する姿を見るにつけ、早く復調して元気なところを見せて欲しい気持ちが強まります。
正直、2頭には収得賞金でだいぶ差をつけられてしまいましたので、まずは重賞レース出走の権利を万全にするためにも、オープンでもリステッドでも良いので勝ち星を積み上げたいですね。(そんなに簡単なことではないと思いますけれど(^^;))
**2022/10/22東京11R 富士ステークス(G2/芝1600m)・良**
富士ステークス【2022年10月22日東京11R】出馬表、予想:競馬ラボ
ダノンスコーピオンは抜け出すのが早いと感じました。
東京の最後の直線は長いからタイミングが難しい印象です。
しかし、いい競馬でしたねぇ。
1~3着馬が人気通りに強かったですね。
ちなみに府中の長い直線では、昔から実に様々なドラマが起きてきました。
その府中の直線に、抜け出すのではなく、最初から先頭で入るパンサラッサがどうなるのか…
今からドキドキしています(^^ゞ