三重ホーストレーニングセンター在厩のカイザーノヴァは、今週も馬房内休養を継続しています。
◇伊藤場長のコメント 「手術直後は大体のケースにおいて患部がムクミがちですが、それも段々ときれいになり、順調に取れつつある状況です。洗い場から最も近い馬房に入れていることもあって、移動時も落ち着きを維持できている様子。来週末あたりにはレントゲン検査を行い、経過を確認していくことになりそうです」
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手術後の患部の浮腫み、私もアキレス腱をやってしまった時に手術経験がありますので、浮腫みについては良くわかります。そういうところは、そりゃあ馬も人間も同じですよね。(真偽は知りませんが、最近はアキレス腱が切れたぐらいで手術はしないようですが… まあ、私のはだいぶ昔の話なので(^^;))
それはさて置き、手術のあとも少しずつ綺麗になりつつあるようですし、精神的に落ち着いた状態をキープできているのも良いですね。3歳のこの時季なので、骨がくっつくのも比較的早いと思いますし、おそらく来週のレントゲン検査のあとにも、良い経過報告が聞けるのではないでしょうか。
今はとにかく落ち着きを保って我慢するのが仕事ですから、このまま何事もなく過ごしてもらえればと思います。
チャンピオンヒルズ在厩のリナーシェは、引き続き角馬場でのフラットワーク後、ウッドチップ坂路でハロン20秒ペースのキャンター1本を消化しています。4月下旬の馬体重は415kgです。
◇岡元厩舎長のコメント 「飼葉を食べてくれてはいるものの、全部は実にならない感じで、馬体重が戻りきれていない状況。よって現時点ではまだあまり負荷をかけない方がよいでしょう。左前の硬さについては、角馬場でしっかりとほぐした上で坂路へ。調教後はスムーズですが、翌朝になるとまた出掛けを硬く見せますので、なるべく疲れを取りきるようケアしてあげています」
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まだ馬体が回復していないとのことで、バリバリ鍛えるモードになるのは難しそうですね(^^;) まあ、こればかりは周りが焦っても仕方がないですから、引き続き、早い回復とできるだけの成長を祈りたいと思いますm(_ _)m
今のペースだと、出走制限の2ヶ月では時間が足りないかもしれませんが、そのあたりは残された期間との兼ね合いになってきますので、何が一番良い作戦かは、もう少し様子を見てから決めていくしかないでしょう。その点、比較的馬房の都合がつけやすい四位厩舎に移っていたのは、すごく良かったと思いますし、その作戦が具体的な成果として現れて欲しいと思います。
まだ厳しい状況ではありますが、すごく可愛くて良い馬だけに、何とかしてあげたいと思ってしまいます(^^ゞ
【2021/4/4阪神1R 3歳未勝利(牝/ダ1800m)でのリナーシェ:公式HPより】
大瀧ステーブル在厩のカナロアガールは、ウォーキングマシン60分で管理されています。
◇大瀧代表のコメント 「まずは軽く疲れを取り、今週末もしくは来週から跨っていく予定。飼葉喰いについては旺盛とまではいかないものの、最後まで食べてくれている状況です。牝馬にしては馬格がありますし、バランスの良い馬ですね。あとは『精神面に配慮しながら』(調教師)、徐々に乗り進めていきたいと思います」
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今まで外厩は高木競走馬育成牧場が定番でしたので、大瀧ステーブルの環境に慣れるところからになりますね。(カナロアガールは割りと環境変化に強いと思いますが、どうなんでしょう??)
前走出走から放牧に至る流れは、正直、あまり望ましいものではなかったですから、いずれにしても、一度気持ちをリセットしたいところです。田村先生の『精神面に配慮しながら』とのオーダーも、そのあたりを意識してのことだと思いますので、大瀧ステーブルの皆さんにはくれぐれもよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m
このところあまり流れが良くないカナロアガールですが、次に戻ってくる時には、まだまだ元気一杯、上をめざして頑張るぞ!という雰囲気になっていて欲しいと思います!
【2021/4/11新潟7R 4歳以上1勝クラス(ダ1800m)でのカナロアガール:公式HPより】
スピリットファーム在厩のグランソヴァールは、現在は、おもにダート周回コースでハロン20秒ペースのキャンター2500mを消化しています。
◇明智代表のコメント 「外傷の心配はなく、補液して体調を整え、軽く乗り始めているところ。脚元への反動は見られませんし、背腰の疲れも平地を使った後と変わりのない程度で済んでいます。このまま『少しずつ立ち上げて』(調教師)いき、次に向けての態勢を整えていきたいと思います」
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レース後の疲れが平地の時と変わらない、というのはイイですね。確かに、レース後のダメージがどの程度かも含めて考えないと、障害戦についての適性を語れないところはありますからね。
次の予定に関しては、『少しずつ立ち上げて』いくプロセスを確認しながら…なので、今のところは白紙ということになります。勝手に考えると6月の中京か7月の福島か、といった感じですが、まあ、前走の内容を見るといずれ勝ち上がりはできそうですから、あまり慌てず馬本位で考えて頂ければと思います。
障害戦でしっかりしたレースができるようになると、結果的に活躍期間がすごく長くなりますので、その意味でも慌てず焦らず、着実に実力をつけていって欲しいと思います(^^)
【2021/4/17中山4R 障害未勝利(ダ2880m)でのグランソヴァール:公式HPより】
テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、今週よりトレッドミル入りを開始しています。
◇伊藤マネージャーのコメント 「中間に調教師が来場し馬体を確認。まずはダクで2000m相当から始めています。こちらの環境にすっかり慣れていることもあるのでしょう。以前のように手を焼かせるようなことはなくなりました。とは言え、年齢の割に衰えは感じられませんし、毛づやなども問題なし。機を見て跨っていきたいと思います」
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先週のウォーキングマシンからトレッドミルへ。とても落ち着いて過ごしてくれているようですし、もうG1・大阪杯出走の疲れは心配しなくて良いでしょう。
今後どの路線に進んでいくかは、もうしばらく休んでからゆっくり考えるパターンでしょうから、この際、クレッシェンドラヴには思い切りリラックスしてもらえればと思います。
年齢的な衰えは(少なくとも私は)まだ全然考えていませんので、戻ってきたらまたバリバリに頑張ってもらうつもりです。結果はそうですねぇ、まあ、何とかなるんじゃないでしょうか(^^ゞ
【2021/4/4阪神11R 大阪杯(G1/芝2000m)でのクレッシェンドラヴ:公式HPより】
先日の日曜日、パンサラッサがマイラーズCを左前跛行で競争除外となり、その無念さと心配、さらにはラヴマイウェイとマーテルの連日の大敗による心労が重なって、まさにドン底気分を味わっていた時のことです。
『このままダークサイドに落ちてしまっては簡単には這い上がれない。何としても気持ちを切り替えて踏みとどまるんだっ!』と、心の中で叫ぶもう一人の自分を感じたのです。
ただ、そんな『もう一人の自分』に気がついたとしても、落ち込んだ気持ちを切り替えるのは簡単ではありません。一般的には何かの手助けがあった方が良いわけで、例えば、開き直ってお酒の力を借りてしまう…なんていう方法は(ベタですが)かなり有効だと思います。(飲み過ぎてしまうと逆効果が発動するので要注意!)
ということで、あの日の夕方、私が力を借りたのはコチラ、馬つながりの焼酎『赤兎馬』です。
赤兎馬と言えば、三国志の英雄である呂布奉先、関羽雲長の愛馬で、一日に千里を駆ける名馬として有名ですが、こちらの赤兎馬は薩摩の芋焼酎。比較的リーズナブル(一升瓶を2千円台で買ったはず)でありながら、芋の香りと甘みを感じるかなり本格的な芋焼酎だと思います。
あ、本格焼酎と言っても決して芋臭くはないですし、それでいて充分な力強さを感じますので、初心者から上級者までが楽しめる万能型焼酎と言えるのではないでしょうか!(私は必ずロックで飲んでいます(^^))
そして、そんな赤兎馬のお供はカレー風味の天ぷらさんにしてみました。
もう最近は、何を作るか迷った時に『天ぷらでイイか…』と思うほど天ぷらづくりに慣れてきました。しかも、衣にカレーパウダーを混ぜて『カレー天』にするという禁断の技を覚えてからは、多少の揚げブレがあっても七難隠す系に美味しくできてしまうので、ついつい、どんな食材を見ても『これを天ぷらにしたら美味しいかな?』と考えてしまいます(^^ゞ
例えばこの日のネタはシイタケとピーマン、ここまでは普通でしたが…
少しわかりにくいですが、写真中央右側のピンク色のネタは魚肉ソーセージです。魚肉ソーセージは要するに魚なので健康にも良いですし、こうやってカレー天にするとウソのように美味しいんです。もちろんお値段は推して知るべしですし、魚を天ぷらにするより扱いが全然簡単なのでオススメです。
そして、魚肉ソーセージとピーマンの間にコロコロとしたものがのっていますが、これが今回お初の大ヒット、焼き鳥天です! 焼き鳥天とは、そうなんです、買ってきた焼き鳥を串から外し、衣をつけてカラッと揚げてしまうんです。ただし、あまり小さい焼き鳥だと食べ応え的に難があるはずですから、これをやる場合にオススメなのはファミマの炭火焼き鳥・もも塩だと、個人的にはそう思います。
ファミマの炭火焼き鳥は税込130円とは思えないほど粒が大きいですし、『もも塩』は割りと薄めの塩味なのでカレー衣との相性もバッチリ。(本場大分の鶏天と比べるのは気が引けますが)天ぷらにすることで鶏のジューシーさがよみがえり、『これを天ぷらにしたら美味しいかな?』と考えた時の想定ラインを軽々と超えてくれました。
まあ、魚肉ソーセージ天も焼き鳥天も、実際に試してみるという方はいないと思いますが、私の中では魚肉はすでに定番ネタ入りをしていますし、ファミマの炭火焼き鳥にも相当な魅力を感じています(^^ゞ
とにかくですね、何だかんだと言いながら天ぷらを食べて赤兎馬を飲んで、ひと晩寝て起きた時には月曜日になっていました。(当たり前ですけど…)
そして、月曜日にはパンサラッサの左前肢に問題がないとの一報が入ったわけで、これはもしかしたら『お酒の力を借りて気持ちを切り替える作戦』が功を奏し、運気自体の上昇につながったのではと…。そんなお気楽な話で良いかどうかは別ですが、要するに、キッカケは何であろうと『下がった運気は必ず上昇に転ずる』ことが実感できればOKです(^^)
まだクラブからのアナウンスはありませんが、プイライムラインが4/30大井5R(C3/ダ1400m)に出走しそうですので、一応、出馬表を載せておきます(^^ゞ
C3からのスタートなので、本来の力を出せればさすがに勝ち負けでしょうが、何しろ剥離骨折明けで昨年8月以来の実戦を、初めて経験するダートコースでやるのですから油断はできません。
まあ、ポイントはあくまで状態面とダート適性で、その両方が及第点であれば乗り越えてくれるはずですから、(今は出資馬ではありませんが)30日の夕方には、しっかり気合を入れて応援したいと思います。
何だかんだと言っていますが、牧場時代から身近なプイライムラインが勝ってくれるのはかなり嬉しいニュースになります。やはり、見学で触れ合った馬には格別な思い入れがありますからね。
それに、地方デビューの第一歩目がスムーズであれば、ポンポンポンと勝って中央再転入の目も出てきますし、そうすれば、いずれパンサラッサとの16年産2枚看板が復活、実現するかもしれませんので(^^)
**2021/4/30大井5R C3一二三(ダ1400m)出馬表**
パンサラッサのマイラーズC除外騒ぎですっかりスルーしてしまい、少し古新聞になってしまいましたが、25日香港シャティンで行われたQE2で日本馬が大活躍しました。
ZBAT!競馬『【香港QE2カップ】日本馬1着から4着独占!ラヴズ香港G1制覇』
【香港25日】香港チャンピオンズデーが25日、シャティン競馬場で行われ、クイーンエリザベス2Cは、3番人気のラヴズオンリーユー(栗・矢作、牝5)が直線で抜け出して、2019年オークス以来となるG1・2勝目。同レースは日本馬が1着から4着を独占した。
一昨年のオークス馬が香港で完全復活を遂げた。ラヴズオンリーユーが、ラスト1ハロンでの競り合いを抜け出し、日本馬3頭を従えてのトップゴール。手綱を任された香港のホー騎手は、両手でハートマークを作り、馬上で喜びを表現した。
「こっちにきてからも状態が良かったですし、馬が頑張ってくれました。ドバイでのレース(シーマC3着)をみると、レベルが高かったですからね」
6ハロン通過が1分15秒45というゆったりとしたペースのなか、中団の外めをリラックスして追走。3コーナーからスパートを開始すると、4コーナーでは馬群の外を回って直線へ向いた。内で食い下がるデアリングタクト、外から猛追するグローリーヴェイズをしのいでG1・2勝目をゲット。全兄リアルスティール(ドバイターフ)に続いての海外G1制覇となった。
日本で観戦した矢作調教師は「さすがに声が出たな(笑)。本当に強かったと思います。スタッフと馬が頑張ってくれた。それに感謝しています」と感慨深げ。レース前にホー騎手から「デアリングタクトを閉じ込めたい」との進言もあったが、トレーナーは「ペースはそんなに速くならないと思うので、自分のペースで競馬してくれ」と指示し、イメージ通りのレースで勝利を獲得だ。
4連勝で一昨年のオークスを制したあとは勝ち星から見放されたが、今年の京都記念で1年9カ月ぶりのV。その後、ドバイシーマクラシック3着を経ての参戦。「なかなかドバイから香港に転戦して、今までうまくいった例がないので、それを切り開けたというのは良かった」とトレーナーは語った。
今後については「春に使うとするならば、宝塚記念(6月27日、阪神、G1、芝2200メートル)になると思うけど、それは帰ってきてからの馬の状態と相談してからになると思います」とコメント。香港の地で復活の舞を演じ、次なる野望へとつき進んでいく。
■ラヴズオンリーユー 父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母の父ストームキャット。鹿毛の牝5歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。戦績は13戦6勝。重賞は2019年G1オークス、21年G2京都記念に次いで3勝目。クイーンエリザベス2Cは矢作芳人調教師、ヴィンセント・ホー騎手ともに初勝利。馬名は「みんなへの愛を込めて」。母名より連想。
いやぁ、日本馬強かったですね。スプリントのダノンスマッシュ6着は残念でしたが、QE2はなんと綺麗に日本馬が上位独占、最後はまるで日本のG1レースを見ているような気分になりました。(しかも、1~3着が全て別々のクラブ馬とは、一昔前にはちょっと考えられなかったかも…)
勝ったラヴズオンリーユーは中団からレースを進め、直線では馬場の真ん中に出す堂々とした競馬。インをピッタリ回って抜け出してきたデアリングタクトを捻じ伏せ、外から伸びてきたグローリーヴェイズを抑え切って勝利は見事だったと思います。ドバイシーマクラシックではミシュリフ、クロノジェネシスに僅かに遅れをとりましたが、これは、京都記念を勝ったあたりから完全に一時の不調(?)を脱した感がありますね。
2着に入ったグローリヴェイズもよく頑張っていました。展開的には完全にデアリングタクト、ラヴズオンリーユーのレースだったと思いますが、外から豪快に脚を伸ばしてデアリングタクトを交わし、ラヴズオンリーユーをあと一歩のところまで追い詰めたのは立派です。人気ではデアリングタクト断然だったようですが、この馬も古馬中距離路線でトップクラスの実力があることを、改めて示してくれたのではないでしょうか。
デアリングタクトは期待が大きかった分、3着というのは少し残念だったかもしれませんが、内容は全然悲観するほどではなく、3冠牝馬の強さは充分に見せてくれたと思います。初めての海外、初めての競馬場、最内枠からの先行策に戸惑ったところがあるかもしれませんし、そもそも牝馬の難しさを考えると、これで文句を言っては可哀相な気もします。
ちなみに矢作先生は(コロナの関係?)日本で応援だったようですが、ドバイの敵を香港で討ったのですからさすがです。オーナーサイド(DMMさん)の意向、ラヴズオンリーユーの個性も含めての判断でしょうが、使い方が全く縮こまっていなくて、ドンドン前に踏み込んでいるのがこの結果に繋がったのだと思います。
矢作厩舎としては、パンサラッサ除外の不運をわずか2時間後に払拭、何事もなかったように乗り越えた形になりますし、今の勢いはそう簡単に止まりそうもありません。。簡単に止まらないとするならば、5/9マイルカップはバスラットレオンとホウオウアマゾンのワンツー…なんてことだって、あり得る話ではないでしょうか(^^ゞ
**2021/4/25香港 クイーンエリザベス2世C(G1/芝2000m)・良**
栗東トレセン在厩のパンサラッサは、26日の朝、改めて獣医師検査を受けています。
◇矢作調教師のコメント 「やはり骨に問題はなく、靭帯などにも損傷は見られないとの診断。おそらくは何らかの負荷や刺激がかかり、一時的に歩様に見せたということでしょう。まだ管の内側に触診反応はありますが、これも皮下の痛みに過ぎず、休養を挟んであげれば和らいでくるとの見解でした。もう少し様子を見た上で、いったん放牧に出して休ませてあげたいと思います」
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いやぁ、昨日の競走除外アナウンス以降、どうしても心配で落ち着かなかったのですが、骨にも靭帯にも損傷がないとのことで、ようやくホッとひと息つくことができました。何と言いますか、『軽度の剥離骨折とかなら(くっつけば治るので)まだしも、もしも靭帯、腱に損傷があったら…』と、つい悪いことが起こきた前提でいろいろと考えてしまい、気持ちは完全に負のスパイラルに入り込んでいましたので(^^;)
しかし、今考えても坂井騎手が気づいてくれて本当に良かったです。マイラーズCはベステンダンクとフォックスクリークがやり合って1000m通過55.8秒という異質なレースで、もしも、正攻法の逃げを考えていたパンサラッサが出ていたらどうなっていたか…。着順云々ではなくて、結果として想定外のダメージを負っていた可能性もありますからね。
いずれにしても、このあとは一旦放牧してリフレッシュになりますので、しばらくはゆっくり休んで芯から疲れを取り、時間をかけて元気を回復してもらえればと思いますm(_ _)m
休養期間については、場合によっては5〜6月は休む前提で避暑を兼ねて北海道に移動、7月函館の巴賞あたりで復帰するとか。。洋芝での競馬を見てみたい気もしますので、ちょっと面白い作戦じゃないでしょうか。
あ、次走の話を妄想できるなんて、昨日の今頃は全然考えられなかったわけです。
もしかしたら、一連の運気下降はパンサラッサ除外の時点で底を打っていて、昨晩から今日にかけて、徐々に上昇局面に入っているのかもしれません。矢作先生もラヴズオンリーユーで香港のQE2を勝ちましたし、これからは景気の良いニュースが続き、その勢いでバスラットレオンのマイルカップに突入していけるかもしれません!(^^ゞ
この土日は非常に厳しい二日間でした。
まず、土曜日にはラヴマイウェイが東京の芝1800m戦に出走し18着(最下位)、勝ち馬に7秒も離されるタイムオーバーのおまけつきで、林先生も頭を抱えてしまったようです。そして日曜日にはマーテルが阪神の牝馬限定マイル戦に出走し18着(最下位)…。自分の出資馬が2戦続けて最下位というのは、これはさすがに初めての経験だと思います。
そして極めつけは、メインイベントだったマイラーズC(G2)で、パンサラッサが故障により競争除外となったこと。。まだ詳しい検査結果が出ていないので何とも言えませんが、左前管に触診反応があるとのことで、しばらく休養することになるのは確実でしょう。不幸中の幸いはレース前に坂井騎手がと止めてくれたことですから、あとはできるだけ軽い症状であること、早く元気になってくれることを祈るのみですm(_ _)m
それにしても、これだけ『最悪の想定』が続いてしまうのは、どう考えても流れが悪すぎです。負けが続くこと、出資馬にアクシデントがあること自体はあり得る話でも、それが二日の間に『最下位、最下位、ゲート裏での馬体検査→競争除外』と続くのは、かなりのレアケースだと思うんですよね…。
という事なのですが、下がり切った運気は上昇するだけと相場は決まっていますので、(無理やりにでも)この土日を境にこれから上昇サイクルに入っていくと信じようと思います。あまりヘコタレてばかりいると、大事な運気の変わり目を見逃すことになりますし、万が一、泥沼から抜け出せなくなると悲惨ですから。。
その意味では、今週末に出走予定がないのは、気持ちをリセットするうえでは良かったかもしれません。今週はゆっくり休んで、来週のマイルカップで一気に最高潮まで持っていく…。バスラットレオンに全てを背負わせるのは心苦しいですが、今のところバスラットレオンだけはとてもイイ流れに乗ってくれていますし、運気のバランスという意味では、さらに上昇があってもおかしくないですからっ!
(結果は別にして)賑やかだった4月と違い、今のところ5月の出走予定は少し寂しい状況になっていますし、ここは腹を括ってバスラットレオンの応援に全集中する覚悟で。。本当は各馬に万遍なく活躍して欲しいのですが、こうなってしまった以上は贅沢も言っていられませんからね(^^;)
**出資馬の状況**
**2021年総合成績**