申込み当日に満室と言われ、何となくキャンセル待ちのままにしていた見学ツアーについて、旅行会社の担当者さんから連絡があり、なんと、浦河のビジネスホテルの部屋が確保できたので…と、参加OKになりました。ちなみに、最初からOKだった皆さんとの違いは宿泊先のみで、見学スケジュールや懇親会などは全て同じとのことでした。
いやホント、前泊用に確保した札幌のホテル、往復の航空券をキャンセルしていなくて良かったです(^^)
ところで、もともと今回の定員は60名だったはずですが、一体、総勢何名のツアーになるんですかね? 従来の広尾ツアーは(お目当ての馬との写真撮影タイムがあるなど)小規模なりの楽しさがあったわけですが、参加人数によっては、さすがにそれは無理だろうなぁ…などと、参加できることになった瞬間に余計なことが心配になったりしています(^^ゞ
まあ、今回は久々のツアーでもありますし、人数も多そうなので、全馬かぶりつきで見る的な気合はヤメにして、台風やコロナ禍でお会いできていなかった皆さんとの再会を楽しむ会にしようと思います。
先週は出走ナシだった私の出資馬たちですが、先々週のレースに出ていたメリタテスとリヤンイヴェールが、ともに中一週での続戦となったため、今週は(休み明けのテラステラを加えて)3頭出しと、一気に賑やかになりました。
しかも、3歳未勝利のメリタテス、2歳未勝利のリヤンイヴェールは前走3着からの中一週で、それぞれの陣営が明確に勝ちを獲りに来ているのは明らかです。久々のテラステラも自己条件戦への出走ですから、当然、勝つチャンスはありますし、もしも全てが上手くいったら3戦3勝もあり得るのではと…。世の中そんなに上手くいくはずがない…というのは簡単ですが、チャンスがある以上は3レース全てで勝利をめざして応援します。
そうですねぇ、あえて本音を書いてしまうと、一番チャンスがありそうなのは大きな上積みが見込めるリヤンイヴェールで、テラステラは休み明けで少し重め残りの可能性があるので僅かに2番手、本当は絶対に勝たなければいけない立場のメリタテスが(相手関係含めて不確定要素が多いので)一番心配かもしれません。
7月はこれまでメリタテスとリヤンイヴェールの3着2回のみで、おそらく今週の3レースで打ち止めになると思われます。2023年下半期のスタート月でもありますから(3勝は難しいにしても)一つでも二つでも勝ち星を積み上げて欲しいところ。。特に、メリタテスには何としてもここで勝って欲しいなぁ…です。
ちなみに8月はラストチャンスに賭けるセントアイヴス、カグヤ、トリフィス、さらには今週の結果次第でメリタテスという、3歳未勝利崖っぷちーずのレースが中心になります。正直、どの馬も勝ち星を計算するほどの自信はありませんので、できれば今週ゲート受験予定のピークブルームや、休み明け2戦目となるテラステラが絡んでくれると嬉しいです。
そう言えば、昨日は広尾TCから函館の3歳未勝利戦に出走したグランツベリーが惜しくも2着(勝った馬は何とバスラットレオンの妹という…)、ランドオブラヴは見事な初勝利を飾りました。
グランツベリーは敗れたとは言え、厳しい流れを先行して押し切る寸前まで頑張りましたし、おそらくダート1000m戦なら次が順番でしょう。(もしもメリタテスが今週勝てず、札幌のダート1000mで当たる…なんてのは勘弁ですが(^^;)) そしてランドオブラヴは、前走(惜しい2着)の鬱憤を晴らす好内容勝ち。広尾TC+蛯名厩舎で勝利を挙げられたことは、これからピークブルームがデビューをめざす上でも本当に良かったです。
しかしアレですよね、クラブ全体で見ても、今年の3歳未勝利勢には例年以上にチャンスがある馬が残っていますので、この勢いで夏場の勝ち星量産を期待したいですし、その可能性は充分あると思います。
**出資馬の状況**
テラステラが中京スポニチ賞に登録されました。
葵ステークスのあと、休養に入った当初は夏の小倉開催での復帰が予定されていましたが、疲労の回復が思ったより早かったことから復帰を一ヶ月前倒してこのレースに。小倉の芝は1200mか1800mしかありませんので、1400m、1600mもある中京開催に間に合ったのはプラスですし、内容次第で新潟へ転戦するプランも考えられますからね。
年上の馬たちと対戦するのは初めてになりますが、これまでのレースぶり、例年の3歳馬と古馬の力量比較を考えれば、3kgのアドバンテージもらえるテラステラが互角に戦えない事はないだろうと思っています。
ザッと登録馬を眺めてみても、多少気になる馬が何頭かいる程度で… と、あまり偉そうにしてはいけませんが、これからの調整が上手くいき、それなりに良い状態で出走できればチャンスは充分!ではないでしょうか(^^)
**2023/7/16中京10R 中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)登録馬**
【七夕賞】セイウンハーデスが直線力強く伸びて快勝!サマー2000シリーズ開幕戦制す:サンスポZBAT!
第59回七夕賞(G3、3歳以上オープン、ハンデ、芝2000m)は、幸英明騎手の2番人気セイウンハーデス(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎)が外枠の15番から好スタートを決め道中は3、4番手を追走、3~4コーナーをスムーズに回ると直線では鞍上の左ステッキに応えて力強く伸び快勝。サマー2000シリーズ開幕戦、福島の名物ハンデ戦で初の重賞制覇を飾った。タイムは1分59秒8(良)。
1馬身1/4差の2着にはククナ(9番人気)、さらにクビ差遅れた3着にホウオウエミーズ(13番人気)が入り、3連単は27万超となった。なお、4連勝中だった1番人気のバトルボーンは逃げて4着に敗れた。
七夕賞を勝ったセイウンハーデスは、父シルバーステート、母ハイノリッジ、母の父マンハッタンカフェという血統。通算成績は11戦4勝。重賞は初勝利。橋口慎介調教師、幸英明騎手ともに七夕賞は初勝利。
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それなりのペースで流れるだろうと思っていた今年の七夕賞は、逃げ予想のフェーングロッテンが後方からになり、押し出されたバトルボーンがまさかのスローペース逃げ…。1000m通過60.7秒では後方の馬にチャンスはないものの、逃げたバトルボーンもキレ負けする形で4着に沈み、好位追走から地力を発揮したセイウンハーデス、ククナが1、2着という結果になりました。
七夕賞と言えば、あのクレッシェンドラヴが制した重賞ですから、同じ林厩舎のバトルボーンにも期待をしていたのですが、7ヶ月半ぶりだったことが影響した面もあったのでしょうか、想定以上に緩い競馬にしてしまったのは失敗だったかもしれません。
それにしても、セイウンハーデスとククナは良い競馬をしたと思います。バトルボーンの外で折り合って抜け出しを図るセイウンハーデスに対して、ククナはバトルボーンの後ろ、内ラチ沿いをピッタリ回って脚を溜めるカタチ。同じスローペースでも、それぞれの特徴を活かした鞍上の作戦がバッチリハマった結果だったと言えそうです。
そう言えば、クレッシェンドラヴが福島競馬場の誘導馬になるとの発表が(JRAから)ありましたが、デビューがいつになるかはまだ分かりません。来年の七夕賞では、堂々と後輩たちを誘導するクレさんの雄姿が見られるかもしれません(^^ゞ
**2023/7/9福島11R 七夕賞(G3/芝2000m)・良**
七夕賞【2023年7月9日福島11R】:競馬ラボ
福島で重賞2勝(19年福島記念、20年七夕賞)を挙げた #クレッシェンドラヴ も誘導練習中です🔰 pic.twitter.com/aql19lh1yc
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) July 8, 2023
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は7/7時点)
6/17募集開始の1歳馬たちがジワジワと売れており、現在『満口直前』以上の馬はステラリード’22、ゼロカラノキセキ’22、レトロクラシック’22の3頭に。中でもステラリード’22は残70まで売れていますので、早ければ週明け、遅くとも来週中にはディメンシオン'22、スーンシャイン’22に続く3頭目の満口馬になりそうです。
ちなみに来週早々には6月末入金完了分のポイント還元がありますので、6月に現金で購入した馬に、還元されたポイントでさらに追加…という作戦を狙っている会員さんも多いですからね。ステラリード’22に出資するかどうか迷っている方は、このタイミングで決断する必要があるでしょう。(私はもう出資しちゃっているので問題なしです(^^ゞ)
個人的にはレトロクラシック’22がどこまで残ってくれるのか、それが今後の出資作戦に大きく影響する感じです。
7日に公開された動画を見ると、数字以上にボリューム感があってしっかりした馬体をしていますし、これから鍛えられていけば、どんどん私好みの馬になっていく予感があります。(育成先はファンタストクラブかな?)
そう思うなら早く出資すれば?とのご指摘もあるでしょうが、この世代6頭目となる次の出資馬については、秋の追加募集馬の全容が分かってからにしたいので、9月末から10月頃まで、何とか残口アリのままでいて欲しいです。
ポイント還元タイミングの来週を過ぎると、次の出資申込みのヤマ場は『早特1』期限がくる7月末になるでしょうが、逆に言えば、そこを『満口直前』のまま乗り切れば…。
クラブにしてみれば、ウダウダ迷ってないで早く出資しろよ!な話でしょうけれど、募集時期がバラバラだといろいろ考えざるを得ないですし、むしろアレコレ悩むことが楽しみ…みたいなところもありますので(^^;)
◇石川代表のコメント 「今週の水曜日には坂路で15-15を2本。適度に緩急をつけて入念に乗り込んでいます。まだ緩さもありますが、そこはこれからもっと良くなってきそうな伸びしろ、成長の余地として捉えており、順調ですよ。ここにきて体つきにだいぶメリハリが出てきました」
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馬体が483kgまで増えて、少しずつ筋肉のメリハリが競走馬らしくなってきました。まだ緩さが残っていて完成期は先のようですが、石川代表が「順調です」と仰るように、しっかり調教が積めているので問題はないと思います。
ちなみに僚馬のアスロスと違い、こちらは早々に夏をパスして秋デビューが既定路線になっています。
ジーベックに関しては、アスロスのように半兄の事例がたくさんあるわけでもなく、ましてや数が少ないGunRunner産駒なので、何が正解かはやってみなければ分かりません。ただ、個人的にはあまり小さくまとまらず、スケールの大きな馬になって欲しいと考えていますので、この時季に緩さがあること、そして秋デビューの路線はむしろ歓迎です。
あとはそうですねぇ、ひと言で『秋』と言っても、秋口なのか冬に掛かる時季なのかでだいぶ印象が変わりますからね。焦る必要はないとは言え、できれば10月頃にはデビュー戦の話題で盛り上がっていたいので、この夏の間にさらに乗り込みを強化し、一歩でも二歩でも成長による緩さの解消が進んで欲しいと思います。
【シュウジデイファーム在厩のジーベック:公式HP(2023/7/5更新)より】
シュウジデイファーム在厩のアスロスは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。6月下旬の馬体重は454kgです。
◇石川代表のコメント 「4日(火)には坂路の2本目に3F38秒台をマーク。口や耳が敏感なタイプで頭の位置が高くなりやすく、コントロールが難しいタイプではありますが、この火曜日に限っては比較的操縦性が良く、動いてくれました。少しずつですが良い方向に進みつつあるのかもしれません」
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「口や耳が敏感なタイプで頭の位置が高くなりやすく、コントロールが難しいタイプ」なのは、ステラリード産駒に共通の特徴ですが、その分、スピードも色濃く受け継いでくれるので、それだけで悲観する必要はありません。ただ、何事にも程度問題というのはありますから、4日の3F38秒台の時のように、『比較的操縦性良く動ける日』を増やしていって欲しいです。
その上で、写真や動画を見ると、正直、まだ子どもっぽさがだいぶ残っていますよね。例によってやれば動けてしまうので、早めに使いたくなる面はあるでしょうが、半兄テラステラが夏の北海道でうまくいかず、秋以降にアッサリ2勝したケースもありますし、デビューを秋まで待ってあげるかどうかは微妙なところかもしれません。
個人的には馬体ももうひと回り大きくなりそうな気がしますし、あまりスピードに頼って無理やり勝ちにいかなくても…と思っているのですが、可能性があるなら早めに勝ちを獲りに行くのも確かに一つの考え方。。最終的には厩舎の皆さんの判断ですから、果たしてどちらの方向に進んでいくのか、引き続き見守っていきたいと思います。
【シュウジデイファーム在厩のアスロス:公式HP(2023/7/4更新)より】
シュウジデイファーム在厩のマジックブルーは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。6月下旬の馬体重は470kgです。
◇石川代表のコメント 「坂路の2本目で3F42秒を切るところも交えて、再びペースを上げています。その後も飛節後腫は落ち着いた状態ですし、前向きで動きも良好。これくらいの時計は問題なくこなしてくれますね。スタッフが手を焼いているところなど見たことがない馬。優等生です」
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両前の疲れ、ソエ、飛節後腫と次々に問題が出る中でも、ペースを上げ始めると速めを難なくこなし、次々に課題をクリアしてしまう。。しかも、その過程で石川代表に「優等生です」と言わせてしまうのですから大したものです。
何と言いますか、馬にも人間と同じように色々なタイプがあって、マジックブルーは、他の馬が訓練の積み重ねで身につけていくことであっても、最初からある程度できてしまう天才タイプなのかもしれません。まあ、あくまでそれは『タイプ』の話であって、本当に天才かどうかはまた別ですから喜び過ぎてはいけませんが、馬体も470kgとだいぶしっかりしてきましたし、(紆余曲折がありながらも)目安の年内デビューに少しずつ近づいているのは確かでしょう。
もともと本馬については、早期デビューは眼中にありませんでしたから、この夏の間に全体的な調教量を満たしつつ、さらなる成長を後押しして頂ければ…。素質馬、評判馬が目白押しの矢作厩舎の中に入ると、どうしても地味な血統馬に見えてしまいますから、秋には矢作先生にも優等生らしさをしっかりアピールして欲しいです。
【シュウジデイファーム在厩のマジックブルー:公式HP(2023/7/5更新)より】
◇稲村場長のコメント 「先週半マイル52秒6を計時。まださすがに終いは余裕がありませんでしたが、このタイムを出せること自体が大きな進歩ですし、当初に比べれば前進気勢が出て、だんだんと体力も付き、見違えるほどの良化を示し始めています。基礎にある程度の時間をかけたことも良かったのかもしれません。調教師によれば、『さらに精度を上げるべく、いったん普通キャンターに戻し、そこからまた15-15、速めの時計と進めてほしい』とのこと。もうワンクールしっかりと乗って、さらなる地固めを推し進めていきたいと思います」
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6月に入って15-15が始まり、その後の約半月で半マイル57秒台、さらに約半月で半マイル52秒台までペースが上がりました。ジョイナスファームの周回コースは勾配付きとは言え、いわゆるトレセンイメージの坂路ではないですから、その分は差し引かないといけませんが、ペースが上がってからの順調さは間違いないと思って良さそうです。
このあとは一旦ペースを落とし、もう一度6月と同じようなプロセスでのトレーニングを繰り返すようですが、そこでさらに良い状態に持っていけるようであれば、トレセン入厩の話が出てくるのかもしれません。
今年はトレセンに入っても10月までは坂路が使えませんが、周回コースでしっかり長めを乗ること、そして走行フォームの調整や基礎トレーニングを念入りに行うといった、単調な(?)坂路スピード調教とは違った経験が積めているなら、決してマイナスばかりではないでしょう。この調子でさらに乗り込みを重ね、走りの精度を高めていって欲しいです。
栗東トレセン在厩のテラステラは、5日、坂路で追い切られています。
- 23.07.05 助 手 栗東坂良 1回 52.8-38.3-25.2-13.0 一杯に追う
インタクト(三未勝)一杯を0.7秒追走0.1秒遅れ
◇宮内助手のコメント 「目標は7月16日(日)中京10R 中京スポニチ賞(2勝クラス・芝1400m)。その一週前ということで坂路で併せ馬を行い、しっかり負荷をかけました。少し遅れてしまいましたが、追走する形でしたし、相手には坂井瑠星騎手が乗っていましたので問題はないと思います。追い切った直後の馬体重が480kgくらいだったことを考えますと、現時点では少々太めかと。ただ、これから調整が進めば、前走時程度に落ち着くのではないでしょうか。身体は少し幅が出てガッシリしてきた印象で、短距離馬っぽくなってきたかなとも思います」
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動画で追い切りの動きを確認しましたが、あのアクションで終い13.0秒だったのは確かに物足りないかもしれません。ただ、これがトレセン帰厩後初めての追い切りですし、多少の太め残りを差し引けば、典型的な『この一追いで変わってくる』追い切りだったと言えそうです。
レースは来週、7/16の中京スポニチ賞(芝1400m)になりました。これは予想通りのレース選択で、前走・葵Sからの距離延長、重賞から自己条件戦へ変わることは明らかにプラスですからね。
短距離馬っぽくなってきた…と言われるとアレですが、馬体はぎゅっと身が詰まってさらに迫力が出てきたと思いますし、普通の相手関係に収まるようであれば、一発回答3勝クラス入りを期待したいところです。
しかし、これで来週はメリタテス、リヤンイヴェール、そしてテラステラの3頭出し…。どの馬にもチャンスがありそうですし、また忙しくなっちゃうなぁ(^^;)
【栗東トレセン在厩のテラステラ:公式HP(2023/7/6更新)より】
【チャンピオンヒルズ在厩時のテラステラ:公式HP(2023/6/30更新)より】