わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

素朴な疑問 1 土(粘土)に付いて 1

2014-10-04 22:28:11 | 素朴な疑問
陶芸に限らず、物事には特別知らなくても、日常生活ではなんら問題ない事項も多いです。

その事を知ったからと言って、特別陶芸全般の技能が向上する訳でない為、必ずしも知る必要でない

知識です。しかし、何かの際にフト頭に浮かぶ疑問もあります。今回のテーマはそれらに付いて

お話したいと思います。役に立たない話もあるかもしれませんので、その点御了承下さい。

疑問1 土(粘土)の量は有限か?。無限か?。

 日々土を使い続けている(消耗している)我々は、「土が何時まで使用できるのか?」「何時まで

 供給して貰えるのか?」「何時まで持つ(保)のか?」と言う思う人も居るかも知れません。

 ① 材料によっては、現在では、粘土が枯渇しつつあるものや、完全に枯渇してしまった土も

  あります。

  特に備前焼の土とか、志野の「もぐさ土」などは、現地の人でも中々手に入らないと言われて

  います。 特に焼き物の黄金期と言われる、桃山時代の作品に使われている土は、ほとんど

  採り尽くされてしまったとも、言われています。それ故、貴重な土は、孫子の代まで使う為に、

  貯蔵している作家さんもいる程です。

 ② 粘土(類)は無限にあると考えるのが妥当です。

  ) 枯渇の議論は、一時期の石油の問題と類似しています。即ち、1980年以前には、石油の

   枯渇が盛んに言われていました。即ち2000年頃には枯渇してしまうと思われ、後数十年で無く

   なってしまうと、我々は脅かされていました。その理由が、埋蔵量の見積もりと産出量の

   比較に有りました。

  )当時の科学技術では、新たな油田の探索が不十分で、やむを得ない事かも知れません。

    現在では、陸上のみでなく、海中からも原油が採掘可能になり、更に、岩石の隙間にある

    原油も採掘可能になってきました。即ち「シェールオイル」です。この様に時代と伴に

    新たな技術が出現し、今まで不可能であった事も可能に成ります。

  ) 同様の事が粘土に付いても言えます。

    高速道路のトンネル工事で、良い粘土が産出したと言うニュースを聞く事があります。

    今まで予想もしなかった場所から、新たな粘土が大量に見つかる事は、珍しくなくなるかも

    知れません。更に、その新たな土を使い、新たな窯場が出来るかも知れません。

    現時点で我々が予想している埋蔵量よりも、はるかに大量の埋蔵量が有るはずです。

   ) 粘土の元は、岩石です。

    地球の表面は、岩石で覆われています。その為、岩石が地球上で一番多い物質と言えます。

    岩石は主に、珪酸とアルミナの混合物です。この組み合わせは粘土と同じです。

    勿論、岩石から粘土に変化するには、気の遠く成る程の、年月を必要としまが・・・。

    即ち、粘土の元となる原料は、無限と言う事に成ります。

    
 以上の事から粘土が完全に無くなる事は、考えられません。但し、現在と同じ土であるかは

 保障できません。

疑問2 粘土はなぜ粘る(ねばる)?。

以下次回に続きます。
   
 
コメント
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