愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

石巻山城 豊橋市

2019年04月11日 05時26分23秒 | 豊橋市
4月7日(日)、豊橋の石巻山城に行きました。
石巻山は、豊橋市民にとっては誰でも知っている親しみのある山だそうです。私は、ふもとにある石巻中学校の名前を知っていたことから石巻山を知りました。
この山に南北朝時代のお城があるそうです。石巻山城です。築城者は高井主膳正で、南北朝時代の吉野朝方の人物といわれ、石巻山城や高井城(石巻本町字城の内)で北朝方の足利氏と戦い、敗れて山腹で自害したと伝えられているそうです。(現地案内板)
標高355m、比高100mの山なので、登山とかねて登ってみました。

石巻山城の位置(地理院地図で作成)

愛知県城館跡調査報告Ⅲ(東三河)では曲輪が残っているとのことでした。頂上付近が平らになっていたので、ここが曲輪かなと思いました。


頂上付近の平らなところ

これより少し下ったところに虎口ではないかと思うところを発見しました。近くに物見と思われる台もあって雰囲気を感じました。

虎口のような感じのところ


物見台のようなところ

頂上は岩だらけで、しかも狭かったのでやや怖かったです。しかし、眺めは大変良かったです。

頂上からの眺め
正面の池は、地図の「三ツ口池」です。



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