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日々の暮らしのなかで

凡人のつぶやき

2006年05月04日 | 日記・エッセイ・コラム
スポーツ選手って、時々不憫に思う。

例えば野球選手。活躍している時に持ち上げられるのは
好い気分だろうけど、不調の時はボロクソに叩かれる。

球場なんかでは、4万人の視線を集めて仕事してるわけ。
実際、4万人(半分は敵ファンだけど)に見られてるって、どんな感じなんだろう?
全国のファンを集めれば、数十万人の期待を背負ってるって事だもん。
僕ならプレッシャーで息をするのも苦しく感じるだろうね。

そんで、評論家に叩かれるのも辛いけど、ファンに叩かれるのは嫌だろうな。
野球自体の事は、別にプロ選手じゃなくても詳しい人はいて、
采配させても上手く行くんじゃないかって人はいるけど、
プレーをすれば、あの人たちより上手い素人なんて、まず居ないんだから。

それが、「ファン」ってだけで好き勝手言うんだもん。
僕なら我慢出来ない。

「じゃ、お前が打てよ!」

って言うかも知んない。

昔、F1中継で聞いただけだから、ハッキリしないけど、
こんな言葉を聞いた事がある。

「息子がもしF1ドライバーになりたいと言えば、スパ・フランコルシャンに
 連れて行けばいい。そうすれば、二度と口にしなくなるだろう。」って。

これと同じように、
「もし、息子が野球選手になりたいって言えば、阪神の公式サイトの掲示板を
 見せればいい。そうすれば、他の競技にも興味が湧くだろう!」って。

とにかく好き勝手で、でも、それがファンなんだろうって思ったりもする。

サッカーにしても同じだろう。
「戦術」がどうのこうのとか、「○○を使え!」とか。
「何故、あそこで選手交代をしなかったのか!」って終わってから吠える。

「じゃ、お前が監督しろ!」ってファルカン(微妙に古い?)も言いたかった
だろう。

野球にしても、サッカーにしても「監督」って憧れる職業の一つだから、
お前がしろ!って言われれば、喜んで引き受ける人も中にはいるだろう。

でも、でもね。
全国から注目され、采配ひとつひとつに注文付けられるんでしょ。

あぁ、僕はテレビ画面に映る監督を見て、

「何やっとんねん! 岡田ぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
って言ってる方がええね。

そら、そうやろ! って言うお話。