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ギフト

2006年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム
ギフトカタログから選ぶって楽しい?

最近では、結婚式の引き出物から色んな記念品にも
ギフトカタログを貰う事が多い。

プレゼントする方から言えば、

「貴方の好きなモノを!」

って事なんだけど、これって、あんまり気持ちはこもってないような。
例えば

「つまらないものですが」

と渡される方が、「結構ええもんやん!」って嬉しい誤算があるもんだ。
で、このギフトカタログ。
金額にもよるんだろうけど、あまり魅力的なモノはない。
おばちゃんだったら楽しいだろうと思う。
インテリアからバッグ、化粧品、アクセサリーや食器等、迷うほどだ。

でも、男の僕としては、かなり選択範囲が少ない。

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インテリアか、時計類ぐらいか。
オサレなインテリアだとしても、それ一個では僕の部屋には馴染まない。
カタログに載っているような部屋ならそれも有りだと思うが。

有名店の料理をレトルトパックでってヤツも敬遠。
その場所の雰囲気とか、その店迄辿りつけたこと含めての「御馳走」だから。

今回貰ったカタログは総ページ数338ページ。大半が女性ターゲットのようだ。
数少ない男性用のモノを物色する。

「財布かな?」
「バッグ類は間に合ってるからなぁ~」
「時計?いや、これは無しだろ。」
「CD、MDラック?う~ん」

期日ギリギリまでこんな感じで迷っているが、パラパラと見ていたせいか、
たまに一枚ずつページを捲っていると、意外な堀だしモノが紛れてたりする。

「おっ!」

迷うのも飽きた頃、唐突にそれが見つかる。これでええかと葉書に書き込み投函。
しかし手元に届いた時に、

「ちょっと違うな」

と思って、そのまま引き出しに仕舞って終わりだ。

ギフトカタログって、商品をプレゼントするってことじゃなく
「選ぶ時間」を楽しむって事を貰うようなものだと思う。