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日々の暮らしのなかで

いざさらば

2008年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム
卒業式のシーズン。
 
人生において、初めて経験することは、
鮮烈な記憶となって頭の片隅に残ることがある。
卒業式。
いままで三度経験した。
幼稚園は省くとして、大学へは行っていない僕は、
小、中、高校と卒業式を経験した。
 
今でも鮮明に残っているのは、
人生で初めて別れる事に涙した
小学校の卒業式だ。
 
甘酸っぱい記憶として、
毎年この時期になると、あの時の
なんともいえない、
喜びと不安の入り混じった気持ちが蘇る。
 
中学の卒業式はあまり鮮明な記憶はなく、
高校のときの
あっけない卒業式は、記憶から消えつつある。
 
昨日、車で走っていると、
川沿いに建つ中学校で卒業式が行われていた。
なんと言うことはない。
卒業生を見たわけじゃない。
紅白に彩られた校門を見て、
 
「あぁ、そんな季節なんだなぁ」
 
と、改めて春が来たことを実感した。
 


コメント
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