おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

注文

2008年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム
唐突に注文を受け付ける。
 
「ここ、もうちょっとパーとなりませんか?」
 
「いいですよぉ!」
 
そこから勉強がはじまる。
仕事でパソコンを使い始めたのは、20世紀末。
ソフトもハードもそこから勉強しはじめた。
もちろん、独学。
もちろんって事はないか。
専門学校とか美人家庭教師に習ったとかなくて、
すべて本を買ってきては
自分で少しずつ覚えていった。
 
最初なんかは、
書店に行っても、何を買えばいいのかさえ
分からない。
 
友人とばったり出会った時に、
 
「難しそうな本やね!」
 
って言われても、
何のことか知らずに小脇に抱えているだけなんで、
相当引きつった笑顔だったと思う。
 
いままでそうやって、
いくつのハードルを越えてきたかは数知らず。
 
「おぉ!こんな事できるんかぁ!」 
 
お客さんよりも先に、感嘆の声をあげてみたり。
 
MOに保存してある昔のデータを見てみると、
足らない知識なりに仕事をしている事に
驚くと同時に、
結構、独創的だったり、
丁寧な仕事をしてるなぁ~と、自分の事ながら
感心する。
 
そして今日。
また新たな注文が入った。
 
結構難しそうだ。
が、やりがいもある。
 
「そうそう、こんな感じです、やっぱプロですね!」
 
この言葉を聞いて
 
「えぇ、まぁ」
 
と、ハニカム為に、今日も勉強です。
 
 


コメント
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