おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

知らぬが仏

2009年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム
知らない事は、不幸なことか?
それとも幸せか?
 
例えば、毒蛇
野宿する事になった場所が、毒蛇の巣窟だったとして
そんな事知らなければ、怖いとは思わないが
襲われるかも知れない
反対に人が襲われた噂話を情報として信じるあまり
いない毒蛇に恐怖するかも知れない
 
物事には、知っていなければならない事もあるが
知らなくても良い事、もっと言えば
知らなかったから良かった事もある
 
最近の陽気
行動派で無い僕でも、外へと出たくなる陽気だ
 
“春が来た~、ほらね、春が来た~ 
 ちょっと派手な ペンキを塗りながら”
 
春といえば、定番はキャンディーズだが
おニャン子世代の僕としては
“うしろ髪ひかれ隊”だったりする
 
で、そんな歌を口ずさみながら
やっぱり風を切らなきゃだめでしょ!って事で
数年ぶりにスクーターで外出する事にした
 
ほんと、何年振りだろうか?
向かいの家に突っ込みそうになってから
どうもあの加速感が怖くなって
乗らなくなったのは、22才頃だっただろうか
 
とにかく、風だぁ!風になるんだぁ!と
颯爽と飛び出したのはいいのだが
どうも加速しない
あの怖かった加速感がまったくない
これでは風になれない
 
(体重のせいなのか?それともこんなもの?)
 
しかしまぁ、そこまで考えただけで
深くは思わなかったし、こんなものだと
言い聞かせた
 
で、一昨日
ちょっと本屋にでもとスクーターをガレージから
だそうと思ったら、必要以上に重い
前に進まない
 
(なぜなんだろう?)
 
後輪をチェック
少し空気圧が減っているようだが
まぁ、原付のタイヤなんてこんなもんだろうと
そのまま出掛けた
相変わらず大きな音の割には前に進まない
 
そのうち、後輪がすべりだした
フラフラとケツを振る
そこでやっと怖くなって後輪を調べると
なんとぉ!
パンクなのかどうか、ホイールから
外れかけているではないか!
こんなものだろう!と思っていた空気圧は
実はパンク寸前だったのだ
こんな状態で三日間も乗ってたのか!って驚愕
俺、結構スピードだして走ってたぞぉ!って
怖くなった
 
帰り道、スクーターを押して帰ったが
泣きそうになるぐらい、疲れた
 


コメント
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