おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

デブの少食

2009年08月12日 | 日記・エッセイ・コラム
性なのか、それとも被害妄想なのか?
 
太っている人間は、得てして周りから同じような
扱いを受けることがある
疲れやすい事に気を使ってもらったり
汗かきなのを指摘されるのはいいが
こと、食事に関して言えば
太っていようが痩せていようが
年齢と共に変化するものなのである
 
しかし、太っていると
どうしても
 
“食欲旺盛”
 
と言う、ありがたい印象を持っていただける
若い頃なら、余った弁当の処分だと言って
必ず声をかけてもらったが、それは若気の至りの頃
いつまでもその食欲があるわけでもない
 
暑い・・・・
 
梅雨も明け、夏本番の毎日
じっと座っているだけでも、じとっと汗が滲む
そして、照付ける太陽光に反比例するように
食欲は無くなっていく
いわゆる“夏バテ”だ
これは、太っていてもやってくるし
どちらかと言えば、豊満な体型の者こそ
疲労感を感じずにはいられない
 
そんな夏バテ気味の中
コンビニへ出かける
弁当を買う
がっつり系よりも、玄米ベースのあっさり&少量系の
弁当をチョイス
お茶と一緒にレジに向う
 
テキパキとした声と表情で仕事に勤しむ店員
僕の番になった
 
「こちら、温めますか?」
 
クーラーの効いた店内では、夏の暑さも忘れる
 
「お願いします」
 
財布を取り出し、小銭を数えていると
目の前の店員が、これまたハキハキしたトーンで
 
「ご一緒に、ポークフランクはいかがですか?」
 
いつもなら断わるところだ
ましてや、今日は少々バテ気味もピーク
弁当を温めているのを確認しただけで
 
(冷たいままでよかった)
 
そう思っているのに、まだ、この上にオレに
ポークフランクまで食わす気か・・・・・
 
 
「じゃ、一本、お願いします」
 
 
しばらく考えようと思ったが
思考する事がメンドくさかったんで、買う事にした
太っているからか?これだけの弁当で足りるのかぁ?って
思ったんちゃうか??
 
思い返せば以前、大盛り弁当と、夕方の小腹用にと
パンを一緒に買った時にも
 
「フレンチドッグはいかがですか?」
 
と薦めてくれた店員がいた
デブに薦めれば、何でも買う思うとんのかぁ!って
あの時は、菩薩のような笑顔で睨みつけたものだった
 
今回はあえて喰った
 
ふぅー
 
いろんな意味でも、ダイエットは必要だ
 
 


コメント
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