スイッチ、押させていただきます

「ポチっとなぁ！」

ヤッターマンの宿敵、ドロンジョ一味が
親玉のどくろべぇにお仕置きをされる

自分たちで押したのか、
それとも、トドメとばかりに押されたのか
失念してしまったが、
最後はボヤッキーのこの台詞で自爆スイッチが押され
めでたし♪めでたし♪と
その日のエピソードは終わりとなる

自爆

昨今は不穏な世界情勢の中で、
この言葉は、以前にも増して嫌な響きを持って
日常に浸透しているけど、
会話の中では、ごく自然に使われる

うちの嫁さんが、
面倒な事に巻き込まれる事を

「うんこを踏む」

と、形容する

付き合い始めた最初のころ、
駅まで迎えに行ったとき、
車に乗り込むや否や

「今日わたし、うんこ踏んでん！」

って言われて、息を止めた事がある

しばらく会話を続けたが、
どうしても匂いが気になる僕は、悪阻る悪阻る
聞いてみた

その結果がどうだったかは、これまた失念したが
地雷を踏んだのかも知れないと思った

地雷

これまた、世界情勢を鑑みる時、
あまり嬉しそうに使う単語ではないけれど、
日常の会話の中では、それなりに多用する

危うきに近寄らず

不機嫌な人にあえて近づく必要もないが
時として、その人に頼み事をしないといけない時がある

しかも

怒るかな？なんて、嫌な想像が着く場合がある

琴線に触れるような言葉を選んでみるが、
火に油を注ぐ結果になってしまう事も多々ある

居た堪れない

そんなとき、このスイッチがあれば
場を和ますかも知れない

え？うまくない

スイッチ、押させていただきます