おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

苦情係

2007年12月12日 | 日記・エッセイ・コラム
ウォークラリーのスタンプ係をやっている。
 
毎年派手になっていくイルミネーション。
街のあちこちで見かける。少し派手過ぎって言うか、
周りとの調和を全く無視した、
自分勝手なイルミネーションもある。
 
そんな中、今年で7回目を迎えたモノもある。
 
並木をイルミネーションで飾られた遊歩道を歩く
スタンプウォークラリー。
毎年趣向を凝らしたスタンプを用意している。
スタンプと同時にノートも置いてあるのだが、
これが結構楽しい。
 
しかし昨日、少々ショックな書き込みが。
 
『今年のスタンプは押しづらく、つまらない』
 
ショックだ。
 
 
心が折れる。ガラス製の蚤の心臓。砕けるハート。
ぶぅろぉーくんハート!!つーの!
 
 
が、これまでだと
ここで完全に折れていたところだが、
最近では、丸くなったと言うか、竹の如くシナルように
なったと言うか、それを受け入れようと思えるようになった。
だからと言って、決して怒っていないわけでもない。
 
微妙に表現するなら、
ムッとしたが、イラッとはしなかった。
まぁ、結局気分を害したわけだが。
 
こんな事、仕事をしていればよくある事だ。
 
自信満々でプレゼンしたデザインを叩かれた事もある。
そんなモノなんだと思う。
押し付けてはいけない。考え方や思いは人それぞれ。
人の意見を素直に聞く、これも大事なことだ。
 
要するにこれを次に繋げるか、ここで折れるか。
例えば次にスタンプを作るときには、この意見を参考にして
押しやすく、また、楽しいスタンプを作ればいいのだ。
 
スタンプだけの事で考えれば、
やってられないと放り出す事も簡単だが、
これを通じて、ノウハウって言うか、自分が成長出来るなら、
続けていく意義も深い。
 
 
とは言っても、苦情を聞くのは辛いモンですけど。
 
 

 



たかが20円、されど・・・

2007年12月11日 | 日記・エッセイ・コラム
家計簿つーか、小遣い帳てーのか、
毎日つけ続けて三年ほどになる。
 
まぁ、つけてるっていっても、ざっくりした書き方。
コンビニ、スーパー、本屋、ホームセンター・・・
何を買ったとかじゃなくて、いくら使ったって感じかな。
レシートがあればいいんだけど、
自販機分とかは結構忘れてることも多いし、
飲みに行ったときの割り勘なんかは、完全に忘れてる事が多い。
 
でもそこは完璧を目指すオレ。
必死に思い出す。旅行に行ったときに使ったタクシー代まで
細部まで詳細に思い出す。
 
が、
 
三ヶ月に一度ほどの頻度で、
金額が合わない日がある。小銭なら落としたか、
お釣が間違ってたつー事で済ませるが、
20円合わないとなると、少々複雑。
レシートでの間違いは少ないんで、自販機での買物が
計算を狂わせているに違いない。
 
しかし、いくら考えても出てこない。
一日の行動を振り返ってみても、思い出せない。
 
一番最悪なのは、飲みに行って酔って寝てしまい、
次の日にまとめて書くとき。
これはつらい。
まったく思い出せない。が、思い出す
 
とは言え、思い出せない時は処理するしかない。
帳面上で処理するしかない。
 
“使途不明金”
 
の名目で処理をする。
時には布団に入ってから思い出すこともあるが、
今回はまったく浮かばない。
 
そう。
 
三ヶ月に一度が昨日やってきた。
 
僕の20円はどこに行ったのだろう。
 
 



三ヶ月ぶり

2007年12月10日 | 日記・エッセイ・コラム
散髪に出掛けた。
 
今年は1ヵ月に一度は散髪へと出掛けていた。
髪の毛も寂しくなり、もともと長髪が似合う方でもなかったので、
それなら頻繁に行って、清潔感を出そうと思っていた。
 
しかし、10月、11月と何故かタイミングがなく、
行きそびれていた。
昨日は時間が出来たので、久々に散髪屋に出向いた。
 
この散髪屋。以前にも書いたことがあるかも知れないが、
何を隠そう、親戚なのである。
若い頃から行っていた。
親戚だから気を使うこともまったくなく、
落ち着いた気分で出掛けることが出来る。

若い頃、一度だけ美容院に行ったことがあるが、
その時の半端ない緊張エピソードはまたの機会に書くことにして
そんな和やかなムードの店内で、
これまた嬉しいサービスがある。
 
夏場には卓上冷蔵庫が置かれ、
冷たいお茶やコーヒーが飲み放題においてある。
そして冬場。
ポットにお湯があり、紅茶や緑茶などが用意してある。
セルフサービスなのだが、数が選ぶほどあって、嬉しい。
 
昨日はコーヒーを飲んでみた。
カップの上にフィルターを乗っけて、上からお湯を注ぐタイプ。
一通り説明を読んだ後、作業に取り掛かったが、
どうも上手くいかない。
もう一人お客さんがいたのが気になったのか、
スマートにいかず、結構焦った。
動揺を見透かされないように、冷静を装ったが、目の周りが
少し熱かったので、赤面していたのかも知れない。
 
やっとの思いでコーヒーを完成させると、
 
「どうぞ!」
 
僕の番だった。
 
結局、飲まずに帰った。
 



残骸

2007年12月08日 | 日記・エッセイ・コラム
071207_235930また撮れなかった。
 
先週、一通のメールが来た。
返信に
 
「今度、飲みまひょ!」
 
の、一言を添えた。
で昨日。その飲み会を開催。メンバーは
W辺ヤスーとM田君。前々から行こうと言っていた
近所で評判のトンカツ屋。
大将が同級生なんで、馴染みの店の一つだ。
 
今日も馬鹿会の忘年会があるのだが、
昨日のこの某宴会も、今週の楽しみの一つだった。
この日のために一週間頑張ったと言っても
過言ではない。
それほどの意気込みで仕事をしていると、
携帯のバッテリーが切れる寸前な事を確認。
 
「充電しとかなあかんなぁ~」
 
この日の様子をブログにアップすべく、
写真を撮るために、携帯を充電器に差し込む。
準備万端で待っていると、迷いながらもヤスーが迎えに来てくれた。
 
「久しぶり~」
 
M田君と飲むのは8ヶ月ぶりぐらい。ヤスーはもっと久しぶり。
店に到着して、“とりあえず”と言う名のビールを頼む。
つづいてメニューを片手に、片っ端から注文。
ちょっと頼み過ぎたかと心配になったが、
再会を記念して飲む某宴会のピッチは予想以上に早い。
 
楽しみにしていただけあって、僕のテンションも最高潮。
久々に、本当に久々に心の底から笑って飲んだ気がする。
 
『今日はホンマ、楽しいぃぃぃ!』
 
ふと視線を落とすと、頼みすぎたと思った料理が綺麗に無くなっていた。
 
しまったぁ!
 
撮ってなかった。忘れてた。
 
ただ、この写真を見ると、
どれだけ楽しい某宴会だったかが、わかると思う。
 
 




ダイブ

2007年12月07日 | 日記・エッセイ・コラム
071207_151721慣れとは恐ろしいモノである。
 
正面からの写真でわかりづらいが、
これ、道路から1メートル50センチほど上にある。
ここに駐車しはじめて、3週間ぐらいかと思うが、
最初の方は、こわごわ駐車していた。
 
僕はどちらかと言えば慎重派で、
石橋を叩いて叩いて叩き割り、
もっと丈夫な橋じゃなきゃやだと駄々をこね、
最新鋭の技術で絶対に落ちないと言う
橋の図面を見せてもらうが、
昨今のことだから、検査は二重三重にしてもらい、
誰もが太鼓判を押した堅固な橋を作ってもらうが、
本当にそれが大丈夫なのかと、再度疑いを持ち、
やっぱり最初の石橋がよかったと作り直し、
誰かを渡らせて僕は渡らない。
 
そんな慎重な僕なのだが、
慣れとは恐ろしいモノだと痛感した。
 
最初は端から先端まで1メートルは離れていたが、
徐々にその距離は縮まり、
今では30センチも無いくらい。
それも何も思わず止めて、車を降りてから、
 
オッケーイ!
 
敦也のような雄叫びで、自分の行動を賛美。
でも、この調子でやっていくと、
いつかは落ちるんじゃないかと。
 
まぁ、落ちる事はないと思います。
だって、僕は慎重派ですから。