未熟なカメラマン さてものひとりごと

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広島県 ハスの名所 耕三寺夏蓮祭(なつはすさい) 広島県尾道市瀬戸田(生口島)

2023-07-26 19:51:53 | 花の名所
訪問日:2023年7月23日(日)

広島県のハスの名所をネットで検索したところ、尾道市瀬戸田(生口島)の耕三寺にヒットしました。春のサクラや秋の紅葉は有名で、個人的には何度も足を運んだことはありますが、花ハスで訪ねるのは初めてのことでした。

耕三寺は耕三寺博物館ということで、公開されていますが、境内にハスが生育する大きな池があるわけではありません。大きな水鉢にいろんな種類のハスを並べその数・数百?、シオカラトンボの姿もあり見方によっては水田の趣もあります。

博物館の入館料は、1400円と高めですが、ハスは入り口の手前に配置されており無料で鑑賞することができます。
大賀ハスのような落ち着いた赤色、花弁の先がうっすらピンク、八重の白など数種の花を近くで一度に見ることができます。

夏蓮祭は、7月15日~8月13日までですが、7月23日の時点で多くの花が花弁を落としていてやや見ごろ過ぎのようでした。よくわかりませんが、バックヤードに若いハスが育てられていて順次入れ替えをするのかもしれません。

ハスを鑑賞したあと、折角なので、境内を散策してかえることにしました。



耕三寺山門

前庭の花ハス
ハス畑は、入口の手前にあるので、無料で鑑賞することができます


大きな水鉢が並びまるでハス田のようです


見る角度によって花びらが重なります


ハスのつぼみにトンボが停まっていました


ほんとに美しい


もう少しアップで


清楚そのもです


花弁の先がピンクのハスが多いようでした


アップで


光を受けて輝く


あまりの美しさに言葉もありません


一つ一つが微妙に違います


ハスの花は数日間の命 朝咲いて昼には閉じます


濃い目のピンク一色


はや閉じかけの花弁


緑の葉に淡いピンクの花弁が映えます


華やかなピンク


こちらは小ぶりの白


散り際も美しく


上から見たところ


白の八重も清楚でいいですね


つぼみの開き始めでしょうか、それとも閉じ始めたのでしょうか


白の花を横から


楽しませてもらいました

潮聲閣  国登録有形文化財

耕三寺耕三が母親の隠居所として昭和初期に建てた和洋複合の住宅です。


老人室 黒柿の床柱がすごい


襖の日本画が優美なこと


こちらは折上格天井 


帝展作家による124面の花鳥画が見事


欄間は薩摩杉一枚板に梅とセキレイ


廊下の向こうに見えたステンドグラス


特色ある書院の窓


戸板に描かれたタンチョウヅル


仏間も豪華


観音様の天井絵


庭を望む


風鈴のことば 「感謝しても感謝しても足りなくて ただありがとうと息をのむ」母への思いをつづったものでしょうか


夏を感じさせる晴れやかな空でした

脇道を通り境内から千佛洞に向かう


カエデの若葉の向こうに見える仏像


救世観音大尊像の後ろにやってきました。奈良法隆寺夢殿の救世観音を手本とし台座を加えた高さは15mにもなります


右が孝養門、手前が本堂 


ここにもハスの花が咲いていました


孝養門は豪華絢爛 日光東照宮陽明門も手本としています


後ろに見えるのが多宝塔 


散った花も見事


光を受けて


千佛洞入り口 地下約15mに全長350mにもなる隧道(洞窟)を掘り、富士山の熔岩と浅間山の焼石を鉄筋コンクリートで固めて岩組としている。


地下道、天井から水がポタリ、ということはありません


エンマ大王


千の佛が並びます

未来心の丘

真夏のカンカン照りでしたが、せっかく来たのでと寄ってみました


入り口 エレベータもあります


御存じ、白い大理石約3000トンの丘です 


緩やかに傾斜する大理石の道


白い大理石の彫刻がずらり

ひととおり見たので引き上げることにしました


多宝塔(国登録有形文化財)朱が引き立つ モデルは国宝石山寺の多宝塔


五重塔(国登録有形文化財) 室生寺の五重塔を模範として作られた


帰りにもう一度 ハスの花を見る


11時ごろでしたが、まだまだきれいに咲いていました


こちらは、山門を出て、金剛館浄土苑の火の鳥

最後までご覧いただきありがとうございました。
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岡山県 アジサイの名所を訪ねて 吉備津神社

2023-07-06 20:49:24 | 花の名所
訪問日:2023年6月19日(月)

大滝山西法院で風情あるアジサイと滝を堪能したあと、当初の目的地である吉備津神社に向かいました。一般道を通り所要時間は約1時間でした。当初、早朝にと思っていましたが、到着したのは10時過ぎになっていました。

何よりも心配したのは、天気が良すぎて、水分をたくさん必要とするアジサイがグンナリとなってはいないかということでした。車は、駐車場でも一番回廊に近い場所に停めました。
重要文化財の回廊、ちょうど真ん中あたりの下がったあたりに、アジサイを一望できる目印の石の鳥居があります。平日なので、参拝客はそれほどでもないだろうと楽観的に考えていましたが、さにあらず。観光バスが何台も停まって、多くの観光客でにぎわっていました



吉備津神社の回廊 一番下がったあたりに石の鳥居があります。


石の鳥居と階段 岩山宮に続いています

鳥居からまっすぐ山の斜面に向かって階段が設けられ中央に手すりが取り付けられています。色彩的には鳥居に近い手前あたりがカラフルで一番の撮影スポットです。階段の上の方は白やブルー中心になり、単調になってしまうからです。
アジサイの状態は、特に水不足ということもなく、しっかりとしていました。ちょうど見ごろの状態だと思います。



この場所が、吉備津神社で一番美しいカット


アジサイと女性 実に絵になります


両側から降り注ぎます




濃い紫と薄いブルーのコントラストがきれい


石段を覆う感じです






スマフォで撮影する人たち


後ろ姿の美しい女性






斜面の上の方はこのようなブルーが主体です

ひとりの後ろ姿の美しい女性が、階段を上ったり下りたり、またアジサイを手に取ってみたりとスマホで動画の自撮り撮影をしていました。
セットして歩き、戻り結果を見る、この繰り返しで随分時間がかかっているようでした。
鳥居の登り口付近は、写真を撮り合う多くの人の姿があったので、撮影は思い通りにいかないようでした。
あまりの人の多さに、私もいったんこの場所を離れ、国宝の本殿を訪ねたあと、再び出直すことにしました。
帰ってみると、人はさらに増えていて、この日の撮影をあきらめ、引き上げることにしました。



南随神門 重要文化財


南随神門を横から


国宝の本殿と拝殿


華やかです


巫女さんもガイドに一役


陶器製の燈籠


境内の様子
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岡山県のアジサイの名所を訪ねて 大滝山西法院

2023-07-03 19:59:39 | 花の名所
訪問日:2023年6月19日(月)

久しぶりにアジサイの名所を訪ねてみようと思いました。当初、朝の早い時間帯に吉備津神社と思っていましたが、まだ一度も訪ねたことのない名所が他にないか探したところ、備前市大内に大滝山西法院(おおたきさんさいほういん)が見つかりました。先にこちらを訪ねることにしました。

(大滝山福生寺西法院)


福生寺境内 左が本堂、正面が大師堂


本堂は県指定重要文化財


鐘楼


菩提樹 花をいっぱい付けて甘い香りが周辺に漂っていました


菩提樹のアップ

奈良時代創建の古刹、福生寺。盛時には三十三坊を数えましたが現在は西法院、実相院、福寿院の三院で法灯を守り継いでいます。西法院は通称あじさい寺と呼ばれ、滝とアジサイの両方が拝めることで知られています。境内には40品種、1500株のアジサイが咲き乱れるとあり、これは期待できそうと自宅を出発しました。目的地は和気IC近くで、随分東に向かって走ることになりました。途中、国道から山道に入り道幅が狭く離合が難しいところも何か所かありましたが、マイクロバスも普通に走っていましたので、特に問題はありません。

お寺の駐車場に着くと、福生寺の境内にいかにも年代を感じさせる本堂と太子堂、鐘楼があります。また、存在感のある菩提樹の大きな木がいっぱい花を付けて、周辺は甘い香りが漂っていました。


(西法院)

西法院には、本堂の脇に、渓流をまたぐ小さな赤い橋が架かっており、そこが入口のようでした。傾斜のある細い参道の両側にはアジサイと石灯篭が競って立ち、とても賑やかです。ここがアジサイの第一の見所でしょうか。以前の資料を見ると、道の両側にはサツキのみでしたからアジサイは近年植栽されたものと思われます。


赤い橋を渡ると参道があります。


アジサイは見ごろのようでした


緩い勾配の細い参道 春日燈籠とアジサイが競い合う珍しい景色です


院内を流れる谷川 

アジサイのアップ その1


ピンクのたおやかなガクアジサイ


八重のガクアジサイ


白い縁取りが印象的


こちらは紫系のガクアジサイ


いろんな色が混ざり合うめずらしい品種


西法院は「山陽花の寺二十四か寺」に名を連ねています

参道を過ぎると、お寺の大きな建物があり、その前では地元のボランティアの方でしょうか、
アジサイの苗の販売が行われていました。西法院は山陽花の寺二十四か寺に名前を連ねています。
その向こうには、赤い弁天堂と、岩肌を流れ落ちる小さな滝(渓流)がとても涼やかです。
ただ、このところ雨が降っていなかったので水量はさほどでもありません。
この弁天堂と滝、何とかアジサイを取り込めば、第二の見所といってもよいでしょう
建物の裏側の遊歩道を上っていくと、眼下に遠く山並みを望むことができます。岡山の県南の地にこのような深遠の地があるとは意外です。裏山の傾斜地は三段に分かれてアジサイが植えられており、ここが第三の見所です。



弁天堂と滝は西法院を代表する景観


中段に位置する石塔とアジサイ 


境内の様子


県南の地でありながら、見下ろすとご覧のような景色


滝とアジサイ この日は水量が少ないようでした


水子地蔵


歓喜天の石の鳥居


見下ろすとご覧のようにアジサイ


少しアップしてみました


山裾に位置しています

アジサイのアップ その2


清楚な紫


花が少ないガクアジサイ


純白のアジサイ


色は変化するようです


ガクアジサイ 外の花のように見えるのはがくで、花は中心部の小さな球状のもの


中心部の花を開花し、満開のようです

そして最後に、近年整備されたと思われる裏参道(車道)の側面にもアジサイの大きな株が連なり実に絵になります。写真を撮っていると下の方から猫がゆっくり歩いてきました。座って「おいで」をしましたが無視されました。この山すその側面が最後の見所になります。アジサイはちょうど見ごろでした。帰るころ次々に来館者がやってきて駐車場はほぼいっぱいになっていました。次は、吉備津神社です。到着は1時間後でしょうか。
あとで残念に思ったのが、国の重要文化財に指定されている三重塔を見忘れたことです。



大滝山の緑深い渓谷にたたずむ西法院


くぐり大師


オニヤンマがとまっていました


山の斜面の少ない土地をうまく利用してアジサイは植えられている


この日は最高の天気でした


広い道沿いにもアジサイが連なる ねこが一匹ゆっくり歩いてきました


ここは一番のポイントかもしれません


振り返ってみたところ


ほんとに見ごろでした。






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宇根かたくりの里を訪ねて 広島県府中市上下町矢野 

2023-04-26 20:33:47 | 花の名所
訪問日:令和5年4月7日(日)

世羅高原・花夢の里で、西日本最大級の芝桜とネモフィラを堪能した後、昼ごはんにと立ち寄ったのが、世羅町小世良の甲山いきいき村2階「そば茶屋いきいき」です。
人気店で、受付をし注文した品が出てくるまで30分を要しました。天ざるそばを注文しましたが、そばの何とおいしいこと。細い麺ですが、しっかりコシがありました。私もそばは打ちますが、なかなかこうはいきません。つゆも申し分ありませんでした。



そば茶屋いきいき 天ざるそば 麺はコシがあって天ぷらは熱々出来立て

宇根かたくりの里

このあと、本日最後の目的地、府中市上下町の宇根かたくりの里に向かいました。ナビに住所を入れて走ること20分。途中細い山道に入り心細くも感じましたが、迷いながらもなんとか到着することができました。駐車場らしきものが見つからなかったので、空き地に停めさせてもらいました。「かたくりの花咲く里」と大きな垂れ幕がかかっていたのでここに間違いはないと思いましたが、念のため近くで見かけた地元の男性のご老人に、「カタクリは咲いていますか?」と尋ねると「咲いていますよ!」とうれしい返事が返ってきました。

指された方角は山の斜面、とても急な勾配です。民家の裏山に遊歩道が作られ、斜面一体にカタクリの群生を見ることができます。あとで知り得た情報に寄りますと、宇根かたくりの里には三つの群生地があるそうです。私が見たのは第2群生地だったようです。
残念ながら、見ごろは過ぎているようでした。それでもまだきれいに咲いているものもいくつかあって、何とか撮影することができました。


宇根地区はこんなところ 右手奥の白い看板は、ミズバショウの栽培地


地区の人たちによって大切に育てられています


大きな昔ながらの民家


城郭のような立派な石垣


民家裏の斜面が自生地 とても急な場所で歩くのも注意が必要です


カタクリの群落


下向きに咲くので撮影が難しいですね


花の内側には山形の模様がある。花弁が反り返ると目立つようになります


ほんとに美しい


全体的に見ごろは過ぎているようでした


貴重な一枚のひとつ


ヤブツバキが咲いていました


山形の模様がくっきり見えます


最後の一枚


民家の屋根と隣り合わせ


水が張られた水田 もうすぐ田植えが行われるようです

周囲は、典型的な山里、田植えの準備も始まっているようでした。ミズバショウと書かれた田んぼもありましたが、あの白い花(葉)を遠目には見ることができませんでした。
それにしてもカタクリ、春の妖精とも云われ、下向きに可憐に咲く花は何とも愛おしいですね。

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西日本最大級 「花夢の里」の芝桜とネモフィラ 広島県世羅町上津田

2023-04-24 08:00:53 | 花の名所
訪問日:令和5(2023)年4月9日(日)

花の町、世羅町で旬の見ごろの花をネットで検索したところ、㈱世羅高原農場が運営する花夢の里(かむのさと)の芝桜が満開との情報を得、早速出かけることにしました。自宅からの所要時間は、山陽自動道、尾道自動車道経由で1時間15分ほどです。

目的地に着くと、駐車場はいっぱい。天気もよく誰もが考えることは同じだな、と思いました。花夢の里を訪れるのは実に7.8年ぶりでしょうか。

芝桜は、上段、下段の二つに分かれていて、パンフレットによると、西日本最大級40000㎡に45万株の芝桜と100万本のネモフィラとあります。
緩やかな丘陵地に広がるピンクとブルーの花の丘、青空と吹き抜ける風で心地よい時を過ごすことができました。
とにかく、撮影スポットの連続で、いったい何枚撮ったかわかりません。





駐車場から入園口へ


案内図 二つの芝桜エリアと、ネモフィラエリアに分かれている


入園口 入園料は大人1000円

芝桜の丘


赤色の芝桜


周囲の若葉の山並みに癒される


なだらかな起伏が、実に絵になる


細やかに配色されている


青空が清々しい


こちらは赤紫と紫の濃い目の配色


アップで見る 芝桜は多年草なので、季節をまたぎ数年に渡り同じ株から草花を咲かせる


入園者はファミリーから中高年まで でもグループやカップルの若者が中心


青い空に白と濃いピンクの花を付けた木々になぜか癒される


アップで見る芝桜の花弁 いろんな種類がある


逆方向から縦に見る


花壇の端までやってきた


ベンチで休憩する人たち 


下段のエリアを上から見る


実に細やかな配色


これはすごいというしかない


こちらも見事


エリアの端にある菜の花畑 青空とのコントラストが美しい


中心部まで戻ってきた こちらは花絵巻 高さ2メートルのパノラマアート

ネモフィラの丘


ネモフィラエリア こちらは芝桜エリアと違ってブルー一色


空も花畑もブルー


満開です


ドラえもんのどこでもドア


アップ どこか笑っているように見える花弁 ミツバチがいました


花に埋もれる


皆がカメラマン


顔つきのじょうろ


駐車場には車がいっぱい

お昼に、「そば茶屋いきいき」でおいしいそばを食べた後、府中市上下町宇根地区のカタクリの花を見て帰ることにしました。

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