土曜日に、岡山県自然保護センターに行ってきました。ここには、国の天然記念物タンチョウの飼育施設があります。上池のセンター棟下には施設とは別に飼育スペースが確保されており、仲睦まじいつがいが飼われています。上の画像はその一羽です。前回訪れたとき、ガイドの方から「タンチョウには相性があるようで、簡単にはつがいになりませんが、一度つがいになると死ぬまで離れることはない」と、説明を聞きすごく感心したことを覚えています。
ところで、このタンチョウ、現在では中国とロシアにまたがるアムール川流域に約1500羽前後と北海道に約1000羽生息しており、世界中合わせても2500~3000羽といわれているそうです。一つがいのタンチョウが子育てするには、1~4K㎡の湿原が必要なため、現在日本では北海道の東部しかその環境がないということでしょうか。岡山県では、岡山後楽園でおよそ300年前から10羽ほど飼われていたそうです。
タンチョウは英語でJapanese crane(日本のツル)といいますが、中国では国鳥の選定で第一候補がこのタンチョウでしたが、英名のJapaneseがひっかかり難航しているとか!結論は出たのでしょうか!?ちなみに日本の国鳥は「トキ」ですよね。