未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

旅日記 広島県三次市を訪ねて 平成24年9月15日(土)

2012-09-24 23:01:34 | 観光名所

広島県立歴史民俗資料館の日本庭園 

3連休中、唯一雨マークが無かった15日に、三次(みよし)市を訪ねました。井原からは、距離的に府中市を抜けて行くのが一番だと思いますが、あの信号の多さを考えると、少々遠回りでも、ついつい高速を利用し世羅ICまで行ってしまいます。世羅ICから三次までは北へ北へとひたすら走り続けます。信号がほとんどないので助かります。
最初の訪問地は、広島三次ワイナリーです。単に三次ワイナリーでいいと思うのですがどうして広島が頭についているのでしょう。駐車場はほぼ満車状態でした。最初にやってきたのがワイン売り場、試飲もできますが車の運転があるのでそうもいきません。ひととおり見た後、広場に行ってみることにしました。この日は、イベント開催の日だったようで、特設テントには、たくさんのお店が出ていました。時刻は11時過ぎでしたが、先にレストランで食事をすることにしました。バーベキューのセットにしましたが、広島牛の何とおいしいこと、そしてご飯もなかなかのものです。あまりのおいしさに感激して、店の方にどこのお米か、産地を尋ねると、三次産のコシヒカリとのことでした。
ちょうど、その頃、急に雨が降ってきました。それも土砂ぶりです。特設の舞台では、神楽が演じられるようでしたが、一旦中止となって様子見です。それでもみんなの願いが通じたのか、20分ほどたって帰る頃にはで日差しが見え始めました。
そして駐車場に戻るころ、太鼓の音が鳴り響いていたので神楽は再開されたのでしょう。

そして駐車場から次の目的地、奥田玄宋・小由女美術館に行こうとナビをセットすると、何と目の前との表示。見ると駐車場の向こう側に、しゃれた建物がありました。外観的には、どこか体育館のような感じがしました。駐車場から道路を跨ぐ陸橋があり、直接美術館に行くことができます。入口に入ると左側にレストラン、受付は右側の奥にありました。入館料は1000円で少し高めです。JAFカードを持っていたのを思い出し、特典があるかどうか尋ねると、有難いことに100円値引きになってポストカードが付いてきました。
私のここでの楽しみは、2階屋上に薄く水を張った人口池です。島根県立美術館グラントワや岡山県の成羽美術館、滋賀県の佐川美術館など近年では多くの美術館で用いられる手法です。最近では、美術館友の会で行った鳥取県の植田正治写真美術館のコンクリートの建物の間にスリット状に作られたスペースに水が張られ、見えるのは逆さ大山。なかなか絵になる景色でした。
こちらの美術館の池のウリは、水面に映る満月の月だそうです。そして満月の日は夜9時まで開館するとか。当日は特別展・棟方志功「幻の肉筆画展」が開催されており多くの入館者の姿がありました。力みなぎる作品には圧倒されるようでした。そして文化勲章も受章した奥田元宋の大作の数々、奥田小由女の繊細な装飾が施された西洋人形。なかなか見応えがありました。

そして最後に訪れたのが、広島県立歴史民俗資料館・広島県立みよし風土記の丘です。名前から古墳があるのは容易に想像ができましたが、驚いたのが県立歴史資料館です。あまりの立派な建物にびっくりしました。そして、とても立派な庭園もありました。広い芝生もあって、春や秋、のんびりするには最高の穴場かもしれません。当日、大学の先生のセミナーがあってか駐車場は満車でした。ちなみに古墳の数は176もあるそうです。
帰りに、国道184号沿いにある「世羅なし」と書かれた看板のお店で、「幸水」を買って帰りました。これがなかなか甘くて最高なんです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする