未熟なカメラマン さてものひとりごと

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H25全国高校女子駅伝(直前予想)レースの展開を予想する

2013-12-21 22:28:54 | 駅伝

平成23年の大会から

いよいよ、明日に迫ってきました今年の全国高校女子駅伝、どのようなレース展開になるのでしょうか。データをもとに1区、2区5区を主に予想をたててみました。(敬称略、過去の駅伝記事は、カテゴリーから‘駅伝’を選択ください。)

予想オーダー(1区から5区まで順番)
豊川高校 関根花観、加治屋ななこ、鷲見梓沙、山田日菜野、堀優花
立命館宇治高校 関紅葉、安藤富貴子、片田桃華、酒匂友香、岩井朝香
興譲館高校 大森巴菜、足立知世、山本沙生、寶田彩香、奥野舞子
須磨学園高校 太田琴菜、福田有衣、新辰啓乃、康本花梨、前畑有希
薫英女学院高校 松田瑞生、高松望ムセンビ、森京香、加賀山恵奈、加賀山実里
筑紫女学園高校 由水沙季、清水真帆、山下未来、床村千紗都、山下希望
青森山田高校 西沢果穂、矢作佳南子、伴末結、溝江愛花、Rワンジル

【1区】各校のエースが集う最長距離の1区ですが、上位を狙うなら少なくとも、ここで10位以内、タイム差で15秒以内につけておくことが重要です。また、選手どうしの接触の多いところで注意も必要です。昨年は、優勝候補の須磨学園・太田琴菜が接触により転倒不本意の25位スタートとなったことはご存じのとおりです。それでは、有力校の1区の予想オーダーと記録(3000m、5000m)をみてみましょう。

筑紫女学園高校 由水沙季(9.05.20)3年
豊川高校 関根花観(9.06.97)
薫英女学院高校 松田瑞生(9.8.23、16.00.68)3年
青森山田高校 西沢果穂(9.8.82)3年
須磨学園高校 太田琴菜(9.9.39)3年
立命館宇治高校 関紅葉(9.10.60、15.42.36)3年
興譲館高校 大森巴菜(9.18.10、15.57.28)1年

ラスト1キロで、集団は上位5~10名ほどに絞られ、ラスト400mでさらにギアチェンジ、2段階ラストスパートできる力を持った選手がトップに躍り出ます。過去、ほんとにすごいと思ったのが、平成16年の大会、興譲館高校の新谷仁美と山梨学院大附属のフィレスとのデッドヒートでした。
今大会、誰が区間賞をとるのか、昨年の勢いからいくと、3年生になってもますます元気な筑紫女学園の由水沙希か薫英女学院の松田瑞生、青森山田の西沢果穂ですが、今年は豊川高校の関根花観が調子を上げていますので彼女がくるかもしれません。それとも新たなヒーローが誕生するのでしょうか。興譲館の大森巴菜はできるだけタイム差をつけられないよう、ここが頑張りどころです。また鹿児島女子高校の上原美幸もトップにからんでくると思われます。

【2区】花の2区、各校のスピードランナーが競いあいます。各校とも1区・2区の強力布陣でライバル校に差を付けたいところです。昨年は薫英女学院の松田瑞生がパワフルな走りで、いきなりTOPに躍り出ました。いつもにもない展開で前半は大いに盛り上がりました。須磨学園の横江里沙も圧巻の15人抜きで順位を一気に10位に回復しました。
それでは、予想オーダーと記録(3000m、5000m)の記録を見ていきましょう。

豊川高校 加治屋ななこ(9.09.12)
立命館宇治高校 安藤富貴子(9.13.24 16.19.04)
興譲館高校 足立知世(9.20.53 15.43.72)
須磨学園高校 福田有衣(9.16.97 16.31.20)
薫英女学院高校 高松望ムセンビ(9.08.22)
筑紫女学園高校 清水真帆(9.33.02)
青森山田高校 矢作佳南子(9.28.72)

薫英女学院は、成長株の高松望ムセンビに期待がかかります。ここまでは、豊川高校と薫英女学院が1位・2位を争う展開になりそうです。しかし3区から流れは大きく変わっていきます。豊川高校が抜け、立命館宇治高校、興譲館高校、須磨学園が追う展開です。鹿児島女子高校の倉岡奈々も伸び盛り、この区間でTOP争いにからんでくるかもしれません。

【5区】最終5区です。各校の順位はほぼついた感じです。豊川高校は堀優花、昨年はこの区間で立命館宇治高校の青木奈波にかわされ20秒以上の差をつけられてしまいました。興譲館高校は、すっかり復調した奥野舞子、昨年この最終区で二人をかわして3位になった足立知世のように根性のある走りができるでしょうか。青森山田高校は、高校長距離界NO1のR.ワンジル、いったい何人をかわして順位をあげるのか、こちらも非常に楽しみです。

興譲館高校 奥野舞子(9.31.31 15.45.66)
豊川高校 堀優花(9.11.02)
立命館宇治高校 岩井朝香(9.10.60 16.02.94)
須磨学園高校 前畑有希(9.24.46)
青森山田高校 R.ワンジル(8.49.32 15.30.41)
筑紫女学園高校 山下希望(9.20.00)
薫英女学院高校 加賀山実里(9.28.39 16.05.65)

立命館宇治高校 荻野監督 前年のチームと比較しても遜色ないし、むしろ上回る
豊川高校 森監督 過去最高のベストファイブ、1名の人選に迷っている
興譲館高校 森政監督 過去の優勝チームにも引けをとらないタイム、優勝狙える
1時間6分台を目指す薫英女学院高校、今回取り上げなかった山梨学院附属高校、荏田高校も十分にチャンスがあります。
号砲が待たれます。次回は結果を高校ごとに検証してみたいと思います。(つづく)

コメント (2)
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