未熟なカメラマン さてものひとりごと

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岡山県美星町 第17回天の川まつり 平成27年8月8日(土)

2015-08-13 01:32:54 | 町おこし

コンテストの表彰式が行われていました

8月8日、市内美星町で天の川まつりが開催され、久しぶりに行ってみることにしました。催しは夕方の6時からでしたが、まだまだ日中の暑さが残り、何をするにも遅れがち、やっと家を出たのが6時15分ごろでした。  

案の定、駐車場はすでに満車。臨時駐車場まで距離があるので診療所の駐車場に停めさせてもらうことにしました。三脚とカメラを抱え会場に向かいます。もちろん一番の目的は周辺道路に並べられた2100基の灯ろうの撮影です。そして会場は例年通り星の郷青空市駐車場です。ちょうど着いたころメインステージでは、表彰式が行われていました。
  
会場では、櫓が組まれ生演奏での盆踊りが早くも始められていました。出店が並び、大勢の人が列に並んでいます。いつも産直の野菜が並ぶ売り場は、きれいに片付けられ子ども神楽の会場となっていました。灯ろう以外はどこにでも見られる地区の夏祭りですが、笑顔で盆踊りの輪に加わる浴衣姿の町民を見るとまさにこれがふるさとのまつり、昨年のまつりが台風接近のため中止になったので、余計に待ち遠しかったことでしょう。



子ども神楽の見事さにびっくり

この天の川まつり、願い事が書かれた灯ろうを、所定の道路に並べ、火を灯して天の川に見立てます。日が落ちて徐々に暗くなるのと反比例して明るさを増していく灯ろう。完全に日が落ちてオレンジ色に灯るその光景は、まさに天の川のようで幻想的です。

灯ろうは、まつりのフィナーレで、一か所に集められ、願い事が成就するよう祈願され、火がつけられ一つの炎として天に届けられます。



日が落ちてくると徐々に明るさを増していく灯ろう

三脚さえあれば、なにも難しくない灯ろうの撮影ですが、一番困るのが真ん中でじっとして動かないカメラマンです。後方に配慮し撮ったらすぐに移動するのがマナーだと思いますが、なかなか守れないカメラマンも多く、撮影には苦労します。このあと、ギター演奏が行われていたミニライブの会場に少しだけ立ち寄り、子ども神楽のあまりの見事さに感心しながら、出店でおみやげに焼き鳥数本と牛串と豚串を買って会場をあとにしました。

地区の夏まつりとしては、十分なイベントの内容ですが、外部からの観光客をさらに呼び込むには、少々マンネリ気味かも。何か新しい企画が必要かなと思いました。例えば浴衣姿の人に何か特典を与え、浴衣コンテストなどいかがでしょう。そして、この人たちを被写体としての無料撮影会もおもしろいと思います。あるいは、今流行のよさこいの踊りチームを呼んで踊りを披露する。またはゆるキャラを招いてファミリー層を獲得する、などなど。

会場では、このあと灯ろうの焚き上げと花火が打ち上げられる予定ですが、一応目的を達したので美星町をあとにすることにしました。



2100基の灯ろうが川となって流れるさまは幻想的
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