未熟なカメラマン さてものひとりごと

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京都の枝垂れ桜を訪ねて その1 平成28年4月5日(火)

2016-04-07 23:21:59 | 観光名所
強引にも代休をいただいて、京都の桜の名所を訪ねました。この時季、毎年訪れている京都ですが、あまり観光客の多いところは避け、枝垂れの美しいところ限定、というとことで今回は以下のコースを設定しました。

① 妙心寺退蔵院 JR花園駅 徒歩5分
② 半木の道 地下鉄烏丸線 北大路駅 徒歩10分
③ 京都御苑 地下鉄烏丸線 今出川駅 徒歩5分
④ 平安神宮 地下鉄東西線 東山駅 徒歩15分
⑤ 祇園白川 平安神宮から白川沿いに歩いて20分
⑥ 最後に京都の台所・錦市場でお買い物

① 【妙心寺塔中・退蔵院】5分咲き


門を潜ると枝垂れ桜が迎えてくれます。


余香苑 昭和の名庭といわれています。


蹲踞に椿の花弁が添えられていました。

最初に訪れたのが妙心寺退蔵院です。実は、近くの法金剛院というお寺にも見事な枝垂れ桜があるのですが、情報では数日前に満開とありましたので、今回は時間がないこともありパスしました。
さて、妙心寺の境内はとても静かでしたが、退蔵院前には受付を行う仮設のテントが設置され万全の態勢でした。しかし残念なことに現在5分咲きとの張り紙がありました。こちらには、大きな枝垂れ桜が4本ありますが、特に庭園内の2本は満開ともなれば、ため息が出るほど美しいのです。しかし見ごろはもう少し先のようでした。一番の撮影スポットは、少し下がった庭園の一番奥の池のあたりから振り返る感じで見る庭園の全景です。

マンサクやツバキ、レンギョウが咲き、お茶席も設けられていてコンパクトですが完成された日本庭園(余香苑)は実に素晴らしいものがあります。


【半木の道】5分咲き 


800m、74本の枝垂れ桜


種類もいろいろあるようです。


おなじみの紅枝垂れ桜


JRの花園駅に戻り、二条駅で地下鉄烏丸線に乗り換えます。降りるのは北大路駅でも北山駅でもどちらでも構いません。
半木は「なからぎ」と読みます。加茂川の流れに沿った岸辺の土手に、枝垂れ桜の並木が続き、なかなか壮観です。少し疲れたら河川敷のベンチで休憩をし、川を横切る飛び石を渡るのも一興です。ちょうど保存活動をしているみなさん(京都鴨川ライオンズクラブ)が寄附を募っていました。確かに無料なので、保存維持するには経費もかかることでしょう。枝垂れ桜の種類もいろいろあるようで、楽しめます。



飛び石で川を横断できます。


川面に映る桜の並木

とにかくまだ余り知られていないので、観光客も少なく、場所が場所だけに開放的でゆったり過ごせます。お弁当なら、川を渡った対岸がいいでしょう。周囲の目を気にする必要もありません。しかし、この半木の道もまだ5分咲きでした。府立植物園に隣接していますが、昨年の秋に来たばかりで時間もないので今回はパスしました。   (つづく)

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岡山県の桜の名所 鶴山公園を訪ねて 岡山県津山市 平成28年4月3日(日)

2016-04-07 00:01:33 | 観光名所
日本さくら百選で知られる津山市の鶴山公園(津山城)を初めて訪ねました。過去、人の多さと駐車場のことを考え尻込みしていましたが、意を決し訪ねることにしました。
天気予報では、当日の天気は雨で、出かけることはあきらめていたのですが、雨が止み少し明るくなってきたので、最後のチャンスとばかり出かけることにしたのです。



さくら百選にふさわしい桜で覆われた津山城

鶴山公園に着いたのが、ちょうどお昼過ぎ、最初に見つけた駐車場で待つこと10分、意外とすんなり駐車することができました。ちょうど正面にお城の石垣が見え、桜に包まれた城内を歩く人の姿がずっと上の方に見えます。お城に近づくにつれて目の覚めるような菜の花が咲いている場所があり、満開の桜とのコントラストは実に見事でした。
入城口に近くなるにつれ、人の姿が多くなり、片側に売店が並ぶあたりは都会の雑踏のような混雑さです。自販機で入場券を購入し、いざ場内へ。お城はソメイヨシノで埋め尽くされていました。まさにさくら100選、岡山県を代表する桜の名所に間違いはありません。



入場口付近 ご覧のような人の多さです。


お城の石段と桜は実に絵になります。


あちらこちらに休憩する人の姿がありました。


津山城一番の撮影スポット


まさに桜のじゅうたんです。

これだけ人が多いのに、あちこちにお弁当を広げる人たちの姿がありました。石垣は巧妙に張り出していて、くつろげるスペースは十分にあるのです。お城での撮影スポットはいくつもありますが、一番絵になるのが、正面に本丸を見据え、眼下に見下ろす感じの桜の海が見える場所です。城の石垣と桜は実に絵になりますね。

当日はイベントがいろいろ開催されていましたが、ちょうど見ることができたのが、津山城鉄砲隊の火縄銃の試技です。メンバーは6人ほどでしたが、その中に若くて美しい女性がいたのには驚きました。そして鉄砲の音の大きさにも驚きました。瞬間に白煙があがります。



津山城鉄砲隊の女隊士


発砲時の音の大きさにびっくり


お城の最上段からは市内が一望できます。

さてお城ですが石垣の最上段にも登ることができます。どこか竹田城にも似ていると思いました。眼下に、津山の市街地を見下ろすことができ実に壮観です。こうして撮影を一通り終え、ゆっくりと下ることにしました。もう雨がいつ降っても構いません。
出店で明石の卵焼きを見つけて、すぐに買い求め仮設テントの休憩所で、一休みしました。

さらに下っては、お茶席を見つけ、せっかくなので抹茶を一服いただいてお城をあとにしました。入城口をでたところで、「KOMEITO」と書かれた幟を持った人たちのアンケートに答えているとき、ちょうど舞妓さん二人に遭遇し記念写真を撮らせてもらいました。京都では、舞妓体験の人たちに何度も勘違いしたので、さきほどの女性のひとりに「本物ですかね?」と尋ねると「本物でしょう。今日来るといっていましたから!」とのこと。よく見るとそれぞれに置屋の‘おかあさん’らしき人も付いていました。



こんなところで舞妓さんに会えるとは


こうして鶴山公園をあとにしましたが、想像以上の桜のすごさに大満足の一日でした。
桜の名所は数々あれど、期間が短いのでなかなか訪ねることはできませんが、来年はぜひ、最後の難関、醍醐桜にも挑戦してみたいと思います。
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