未熟なカメラマン さてものひとりごと

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広島県の紅葉の名所 世界遺産・安芸の宮島 大聖院を訪ねて

2020-12-08 23:27:52 | 紅葉の名所
訪問日:令和2年(2020)11月15日(日)


久しぶりに宮島を訪ねました。もちろん一番の目的は秋の紅葉です。コロナ禍・真只中とはいえ、一番の観光シーズン、時刻は11時頃でしたが、国道はすでに大渋滞。やむなく随分遠いところに駐車するはめになりました。宮島は何度も訪れていますが、この季節は初めてでした。

フェリーで宮島に着くと、かわいい鹿が出迎えてくれます。目につくのは小鹿ばかり、親鹿はどこに行ったのでしょう?
まずは、世界遺産・厳島神社を訪ねます。海岸沿いの道は、修学旅行や団体客があふれ、随分活気を取り戻した感じがします。
残念ながら、大鳥居は修復中。完成は2.3年先で、神社の魅力は半減ですが、仕方ありません。手こぎの舟が観光客を乗せて、鳥居周辺をゆっくり移動していました。
厳島神社の社殿も至るところで修復中、満ち潮でしょうか、波がどんどん押し寄せてきます。



宮島の浜辺で対岸を望む


修復中の大鳥居 完成は2・3年先とか


手漕ぎの舟で大鳥居に向かう観光客


厳島神社の美しい社殿 潮が満ちてきている、干満は6時間周期


壮麗な朱色の建物

次に向かったのが、大聖院(だいしょういん)です。紅葉も美しいと聞いていました。山門の横の遊歩道沿いには、小さな五百羅漢像がずらっと並んでいます。一様に暖かそうな赤くて毛糸の帽子をかぶっているので、否が応でも目を引きます。山門を過ぎ、急な石段を登り切ったところで、何と検温がありました。神社仏閣で検温を受けるのは初めてのことでした。
境内には、今までみたことのないような人だかり。ほら貝が吹き鳴らされ、いつにない光景です。この日は偶然にも秋の大祭の日で、大勢の僧侶が一堂に会し、境内には読経が鳴り響いていました。
大聖院の紅葉、噂には聞いていましたが、寺院の建物とのコントラストが実に素晴らしく感じました。しかも境内からは、瀬戸内海が見渡せ、被写体としては申し分ありません。



大聖院手前の公園の見事なイチョウ


大聖院仁王門


五百羅漢庭園 悟りを開いた五百体の羅漢さんを安置


三鬼大権現秋季大祭 火渡り神事が行われていました


荘厳な摩尼殿


美しい紅葉




薬師堂付近の見事な紅葉


モミジに染まる




火渡り神事の煙が上がる




どこかで見たような仕草がかわいい


赤い炎、いよいよ火渡りでしょうか


穏やかな瀬戸内海、中央に小さく見える五重塔

大聖院で見事な紅葉を撮影して一段落したあと、山道を紅葉谷方面に向かいましたが、すでに歩数は1万歩を超えていました。散策はここまでとし、せっかくなので、商店街で、焼きたてのもみじ饅頭と抹茶をいただいて帰ることにしました。
連絡船乗り場まで帰ってくると、フェリーに乗る人の列が数百メートルにわたって続いていました。これも有名観光地ならでは、観光客にとってこの日最後の試練です。



藤の棚公園の紅葉


老舗旅館前の通り、人で溢れています


窓に紅葉が映り込んでいました


五重塔


表参道商店街のお店でいただいた焼き立てのもみじまんじゅう


フェリーに並ぶ長い列


穏やかな瀬戸内海

宮島 大聖院HPはこちら
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