いよいよ高校女子駅伝が12月20日の日曜日、たけびしスタジアム(西京極陸上競技場)を発着点とするコースで開催されます。コロナの関係でどうなるか危ぶまれましたが、無観客ですが開催されるとのこと、高校女子駅伝ファンとしてうれしい限りです。
いつもながら沿道で、声援をしている方にも自粛の要請があり、テレビの実況中継で我慢することになりそうです。
ただ、コロナの関係で、出場校でも選手の中に、高熱のある者、感染の疑いが出た場合には、その時点で出場の可否を判断することになります。この場合、予選会で次のタイムを出した学校が出場となります。大変気の毒ですが、実際そのような事例が発生するかもしれません。
(予選会の成績から)
まず予選会のタイムから見てみましょう。突出しているのが、1時間6分台を出した次の2校です。
まず、歴代最高タイムを出した鹿児島の神村学園、1時間6分4秒、5分台も夢ではなかったといいますから高校女子駅伝始まって以来の快挙です。昨年の1時間6分32秒を28秒更新しています。また1996年に埼玉栄高校が出した大会記録1時間6分26秒を22秒も上回っています。他県とは条件も違うので単純に比較はできませんが、予選会での前年との比較は、間違いなくチームの勢いを示しています。シューズの効果も否めませんが、この記録には、ただただ驚くばかりです。本番のコースでどのような記録を出すのか楽しみです。
次に昨年の優勝校の仙台育英高校です。昨年のタイムが1時間7分38秒、今年が1時間6分59秒ですから、前年を39秒も更新してきました。
この2校に続くのが、1時間7分44秒の福岡の北九州市立、1時間8分45秒の兵庫の須磨学園、1時間8分55秒の岡山・興譲館となります。
(3000mの記録から 本年度ランキングトップ40名で抽出) 月刊陸上競技よりデータ拝借)
次に本年度の3000mのタイム(7月から12月の記録)で有力校を比較してみましょう。
神村学園 7名
8.53.04 M.シンシア
9.06.22 久保心優
9.07.09 黒川円佳
9.08.61 中須瑠奈
9.10.70 木之下沙耶
9.20.71 鳥居華
9.24.90 田島愛梨
素晴らしいタイムの選手がずらり。7名全員がエントリーしています。まさに優勝候補の筆頭です。
仙台育英 4名
9.03.60 米沢奈々香
9.05.17 杉森心音
9.06.24 山中菜摘
9.23.99 札場美桜
上位3名は、神村学園にも引けをとりませんが、あと1名の選手がカギを握りそうです。今年も神村学園と優勝を争います。
立命館宇治 3名
9.02.86 三原梓
9.12.96 村松結
9.20.14 瀬川藍
日本人1位の記録を持つ三原梓ですが、10月に左足首を疲労骨折しています。久しぶりの駅伝になりますが、どのような走りができるのか、昨年1区の雪辱なるか注目です。
世羅 3名
9.18.25 テレシア.ムッソーニ
9.18.98 山際夏芽
9.24.48 加藤小雪
昨年は全国大会の2区で区間賞の圧倒的な力を見せたT.ムッソーニですが、今期は調子が出ていないようです。彼女の出来次第で順位が大きく変わりそうです。
須磨学園 2名
9.13.32 道清愛紗
9.24.97 土井葉月
昨年の全国大会6位のメンバー4人が残り、さらに県大会では昨年の記録を31秒も上回り絶好調。表彰台を狙えるかもしれません。
北九州市立 2名
9.18.55 酒井美玖
9.23.30 柳井綾音
昨年の全国大会3位の筑紫女学園に競り勝った北九州市立は2年ぶり10回目の出場です。本年予選会での成績では、堂々第3位の成績。入賞は間違いないようです。
このほか、上位40名には1名しかランキング入りしていませんが、粘りの岡山・興譲館。東北大会で仙台育英に次ぎ2位となった福島・学法石川などが、大会を盛り上げそうです。
寒波到来で、全国的に大変なことになっていますが、天候が大会開催に影響のないよう祈るばかりです。また、コロナに関しても、緊急事態宣言が発令された場合や、京都府や京都市でイベントの開催ができなくなった場合などは大会の中止も検討するとしています。
さまざまな障害がある今大会。何とか無事に終わってほしいものです。
いつもながら沿道で、声援をしている方にも自粛の要請があり、テレビの実況中継で我慢することになりそうです。
ただ、コロナの関係で、出場校でも選手の中に、高熱のある者、感染の疑いが出た場合には、その時点で出場の可否を判断することになります。この場合、予選会で次のタイムを出した学校が出場となります。大変気の毒ですが、実際そのような事例が発生するかもしれません。
(予選会の成績から)
まず予選会のタイムから見てみましょう。突出しているのが、1時間6分台を出した次の2校です。
まず、歴代最高タイムを出した鹿児島の神村学園、1時間6分4秒、5分台も夢ではなかったといいますから高校女子駅伝始まって以来の快挙です。昨年の1時間6分32秒を28秒更新しています。また1996年に埼玉栄高校が出した大会記録1時間6分26秒を22秒も上回っています。他県とは条件も違うので単純に比較はできませんが、予選会での前年との比較は、間違いなくチームの勢いを示しています。シューズの効果も否めませんが、この記録には、ただただ驚くばかりです。本番のコースでどのような記録を出すのか楽しみです。
次に昨年の優勝校の仙台育英高校です。昨年のタイムが1時間7分38秒、今年が1時間6分59秒ですから、前年を39秒も更新してきました。
この2校に続くのが、1時間7分44秒の福岡の北九州市立、1時間8分45秒の兵庫の須磨学園、1時間8分55秒の岡山・興譲館となります。
(3000mの記録から 本年度ランキングトップ40名で抽出) 月刊陸上競技よりデータ拝借)
次に本年度の3000mのタイム(7月から12月の記録)で有力校を比較してみましょう。
神村学園 7名
8.53.04 M.シンシア
9.06.22 久保心優
9.07.09 黒川円佳
9.08.61 中須瑠奈
9.10.70 木之下沙耶
9.20.71 鳥居華
9.24.90 田島愛梨
素晴らしいタイムの選手がずらり。7名全員がエントリーしています。まさに優勝候補の筆頭です。
仙台育英 4名
9.03.60 米沢奈々香
9.05.17 杉森心音
9.06.24 山中菜摘
9.23.99 札場美桜
上位3名は、神村学園にも引けをとりませんが、あと1名の選手がカギを握りそうです。今年も神村学園と優勝を争います。
立命館宇治 3名
9.02.86 三原梓
9.12.96 村松結
9.20.14 瀬川藍
日本人1位の記録を持つ三原梓ですが、10月に左足首を疲労骨折しています。久しぶりの駅伝になりますが、どのような走りができるのか、昨年1区の雪辱なるか注目です。
世羅 3名
9.18.25 テレシア.ムッソーニ
9.18.98 山際夏芽
9.24.48 加藤小雪
昨年は全国大会の2区で区間賞の圧倒的な力を見せたT.ムッソーニですが、今期は調子が出ていないようです。彼女の出来次第で順位が大きく変わりそうです。
須磨学園 2名
9.13.32 道清愛紗
9.24.97 土井葉月
昨年の全国大会6位のメンバー4人が残り、さらに県大会では昨年の記録を31秒も上回り絶好調。表彰台を狙えるかもしれません。
北九州市立 2名
9.18.55 酒井美玖
9.23.30 柳井綾音
昨年の全国大会3位の筑紫女学園に競り勝った北九州市立は2年ぶり10回目の出場です。本年予選会での成績では、堂々第3位の成績。入賞は間違いないようです。
このほか、上位40名には1名しかランキング入りしていませんが、粘りの岡山・興譲館。東北大会で仙台育英に次ぎ2位となった福島・学法石川などが、大会を盛り上げそうです。
寒波到来で、全国的に大変なことになっていますが、天候が大会開催に影響のないよう祈るばかりです。また、コロナに関しても、緊急事態宣言が発令された場合や、京都府や京都市でイベントの開催ができなくなった場合などは大会の中止も検討するとしています。
さまざまな障害がある今大会。何とか無事に終わってほしいものです。