先日、笠岡の藤花苑にフジの花を今年も見に行ってきました。こちらでは県道沿いの山の斜面を利用して、ぶどうとフジの花を併用した多段式の棚が敷地内をぐるぐる取り囲んでいます。ご主人の話によると約20年かけてホームセンターから部材を購入し文字通り手造りでこつこつ継ぎ足してきたそうです。総延長、なんと1.5キロ、個人の藤棚としては日本でも有数なのだそうです。
それにしても、ご覧のように2階の物干し場の廻りもぐるぐると棚が伸びています。ここまでしなくてもと思いますが、何か執念に似たようなものを感じました。
ご主人は、先代の後を継いで、このフルーツガーデン藤花苑を拡張されてきましたが、もとは学校の教師にして、著名な童謡作家でもあります。お歳は72歳と聞いていますが、とてもお元気でもともっと若く見えます。いつもでもこの花を咲かせて私たちの眼を楽しませてもらいたいと思いました。
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