訪問日:令和6(2024)年11月18日(月)
田中苑(でんちゅうえん)の楷(かい)の木は、美しい紅葉で知られています。例年の見ごろは、11月の3日前後で、すでに大半が散っているとは思いつつ、気になって寄ってみることにしました。
やはり全体的に、スカスカ状態、特に東側の半分はほぼ落葉していました。しかし西側部分が一部残っていて見事に紅葉していました。楷の木というと、岡山県備前市の閑谷学校の2本が有名ですが、鮮やかな色では田中苑の楷の木も負けていないと思います。
特にこの日は、青い空にちょうどいい感じの雲が背景にあって一層際立っていました。
紅葉しているのは、外側の日の当たる部分のみ、内側から見上げるとほとんど黄緑色で、赤くなることなく落葉してしまいます。
この赤色、黄色、黄緑色のグラデーションは言葉に表せないほど美しいです。
田中苑遠景
市民会館の駐車場からすぐ、もう終わっていると思いきや、見事な紅葉です。
青い空と穏やかな雲、そして鮮やかな紅葉の赤の見事なコントラストです。
枝先の葉も美しい。楷の木は、ウルシ科カイノキ属の落葉高木。整然とした枝葉の様子から、書道の「楷書」の語源になったとされる。
燃えるように美しい
井原市立平櫛田中美術館を背景に
内側は赤くなることなく、見事な黄葉
中から見上げるとスカスカ状態
田中苑は、南斗山(なんとざん)の東斜面を背景にした5,240平方メートルの日本庭園で、近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)から名付けられました。入園無料で、田中公園とも呼ばれ、井原市民の憩いの場となっています。園内には、小田川の伏流水を汲み上げた小川が流れ、楷の木や楓といったモミジに黒松、桜やサツキなど様々な樹木があり、四季を通じて楽しむことができます。
どっしりとした太い幹
赤、オレンジ、黄緑、黄色と見事なグラデーション
楷の木は、中国原産のウルシ科の落葉高木です。孔子の墓所に弟子が植えたことから「学問の木」とも呼ばれています。田中苑の楷の木は、ビール王と呼ばれた井原市出身の実業家である馬越恭平(うまこしきょうへい)の孫が中国から持ち帰った苗木を植えたもので、高さ約10メートルの大木で、紅葉は10月下旬から11月上旬、特に11月3日文化の日前後が見ごろとなっています。
田中苑(でんちゅうえん)の楷(かい)の木は、美しい紅葉で知られています。例年の見ごろは、11月の3日前後で、すでに大半が散っているとは思いつつ、気になって寄ってみることにしました。
やはり全体的に、スカスカ状態、特に東側の半分はほぼ落葉していました。しかし西側部分が一部残っていて見事に紅葉していました。楷の木というと、岡山県備前市の閑谷学校の2本が有名ですが、鮮やかな色では田中苑の楷の木も負けていないと思います。
特にこの日は、青い空にちょうどいい感じの雲が背景にあって一層際立っていました。
紅葉しているのは、外側の日の当たる部分のみ、内側から見上げるとほとんど黄緑色で、赤くなることなく落葉してしまいます。
この赤色、黄色、黄緑色のグラデーションは言葉に表せないほど美しいです。
田中苑遠景
市民会館の駐車場からすぐ、もう終わっていると思いきや、見事な紅葉です。
青い空と穏やかな雲、そして鮮やかな紅葉の赤の見事なコントラストです。
枝先の葉も美しい。楷の木は、ウルシ科カイノキ属の落葉高木。整然とした枝葉の様子から、書道の「楷書」の語源になったとされる。
燃えるように美しい
井原市立平櫛田中美術館を背景に
内側は赤くなることなく、見事な黄葉
中から見上げるとスカスカ状態
田中苑は、南斗山(なんとざん)の東斜面を背景にした5,240平方メートルの日本庭園で、近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)から名付けられました。入園無料で、田中公園とも呼ばれ、井原市民の憩いの場となっています。園内には、小田川の伏流水を汲み上げた小川が流れ、楷の木や楓といったモミジに黒松、桜やサツキなど様々な樹木があり、四季を通じて楽しむことができます。
どっしりとした太い幹
赤、オレンジ、黄緑、黄色と見事なグラデーション
楷の木は、中国原産のウルシ科の落葉高木です。孔子の墓所に弟子が植えたことから「学問の木」とも呼ばれています。田中苑の楷の木は、ビール王と呼ばれた井原市出身の実業家である馬越恭平(うまこしきょうへい)の孫が中国から持ち帰った苗木を植えたもので、高さ約10メートルの大木で、紅葉は10月下旬から11月上旬、特に11月3日文化の日前後が見ごろとなっています。
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