11月7日、私の住んでいる地区で荒神神楽がありました。神楽には各神社の秋祭りで毎年奉納される宮神楽と各集落にある荒神様をおさめるために7.13年ごとに行われる荒神神楽があります。
夜の7時半から、何と翌日の朝の4時ごろまで9~10時間、延々と行われます。榊舞い・白蓋・猿田彦、岩戸開き、国譲り・鬼、素さ鳴尊男・酒造り・大蛇、五行・旗割り、蛇舞(綱舞)と予定表にはありますが、何のことかさっぱりわかりません。
でも、時代の世相を風刺した漫才のようなかけあいには、正直笑ってしまいます。その昔テレビのない時代にはこの神楽は唯一の娯楽だったのでしょう!また太鼓の音に合わせて見事に舞うさまには正直感心しました。村や町の行事にはかならず行われる神楽ですが、じっくり腰を据えてみると、まさに国指定重要無形民俗文化財の備中神楽、その激しい舞いは子供神楽のころから培われた修行のたまものでしょう!残念ながら1時頃に睡魔に襲われクライマックスのオロチ退治を見ることなくギブアップ、次回こそ最後まで見るぞ!と思いを新たにしました。(備中神楽の詳細はこちらで北山社)
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