訪問日:令和4(2022)年10月11日(火)
(リベンジ)
前回(10月3日)、期待して訪ねた“アサギマダラ平家谷の宿”でしたが、時間帯がよくなかったのか会えたのはたったの2頭(*1)だけでした。そこでもう少し気温が低い時間帯に出直すことにしたのです。訪ねたのは1週間後の10月11日、時刻は朝の10時前でした。
駐車場から左の坂道を進む
大きな池 水面に木々が映りこむ
イベントの案内板 一年中楽しめる
平家谷は花しょうぶで有名
平家谷花しょうぶ園
鯉が泳ぐ人工池
花畑の下手にあるコンクリート製水槽の先で最初にみつけたアサギマダラを撮っていると、「上の方にいっぱいいますよ!」と背後から声がかかりました。管理されている男性のお年寄り(以下:Aさん)でした。花畑に上がってみると、一度に何匹ものアサギマダラを目にすることができました。「これはすごい!」と思わず声が出てしまいました。Aさんによると「150頭はいるでしょう」とのことでした。
たった1週間でこんなに違うとは驚きです。
おまけに他に見物客の姿はなく、撮影には絶好の条件となりました。
(謎の多き生態)
アサギマダラは警戒心が弱く、ゆっくり近づけばすぐに逃げることはありません。花に停まると、すぐに羽を開きますが、またすぐに閉じてしまいます。開いた瞬間を撮ろうと思うとこれがなかなか難しいのです。Aさんによると、雄と雌の区別がわかるそうです。わざわざ1頭を捉えて、説明をしてくれました。「羽のこの部分が浅葱色で半透明、頭のこの部分がマダラ」「鱗粉はほとんどありません」と。実に美しいチョウです。おもしろいことに、捉えると死んだフリをします。
横から
横から
ヒョウモンチョウもいました
小さな小さな赤トンボ
フジバカマ メインの花畑 旅する蝶々 アサギマダラ平家谷の宿
入園料は無料 維持管理のため募金箱がありました
(群れるアサギマダラ)
この中に5頭います
(濃密な花畑)
ZUKUFT ドイツ語なら「未来」でZUKUNFTでは?
美しいチョウ
(前から)
(後ろから)
こちらはメス オスには尾に当たる部分に濃い褐色班(性票)がある
フジバカマに埋もれる
鱗粉が少なく半透明
死んだふり ぴくとも動きません
花畑の脇にアサギマダラが卵を産み付けるキジョランも植えてありました。
何というチョウでしょう?
Aさんによると、今年ここで、マーキングされたアサギマダラを3頭見つけたそうです。富士、白山、岡山だそうですが、富士、白山からの距離は直線でも500㎞から600㎞、よくぞ飛んできたものだと思います。この地で休憩してさらに南に向かうのでしょう。
滞在期間は、Aさんによると1週間から10日ぐらいとのこと。夜は、山に帰っていきます。
一番感心するのが、どうやって遠くからこのフジバカマをみつけられるものだということです。匂いを察知する特別な能力を持っているのでしょう。
そして、小さな体に蓄積したエネルギーはどのように蓄えられているのでしょうか。なぞは深まるばかりです。
(飛翔)
通路を早めに歩くと、付近のアサギマダラが一斉に飛び立ちます。この光景を撮るのが私の夢でしたが、でも素人の私にはとても難しかったのです。背景が山だとわかりにくいので、できるだけ空を背景にします。
しかしピントがなかなか合いません。いったい何枚撮ったことか。でも帰ってからの画像の整理が楽しみです。
そうこうしているうちに、3組の見物客が来て、花畑は一度ににぎやかになりました。シャッターの連写音があちこちから聞こえてきます。
後ろから
花畑全景 見物客が少し増えてきました
白いコスモスに停まるアサギマダラ
一度にこのように多くのアサギマダラを見たのは人生初めてのことでした。おかげで随分幸せな気分で平家谷をあとにすることができました。ブログ投稿をした私がいうのもなんですが、できることなら周知することなく、そっとしてほしいと思いました。アサギマダラも人が多いと迷惑するでしょうから。
駐車場近くのヤギの楽園
*1 チョウの数え方 1頭、2頭と数えるのが正しいそうです。Aさん曰く、その昔、家畜を船で運んでいたとき、牛を1頭、2頭と数え、一緒に紛れ込んだチョウも続けて3頭、4頭と数えたことに始まるとか。」
(リベンジ)
前回(10月3日)、期待して訪ねた“アサギマダラ平家谷の宿”でしたが、時間帯がよくなかったのか会えたのはたったの2頭(*1)だけでした。そこでもう少し気温が低い時間帯に出直すことにしたのです。訪ねたのは1週間後の10月11日、時刻は朝の10時前でした。
駐車場から左の坂道を進む
大きな池 水面に木々が映りこむ
イベントの案内板 一年中楽しめる
平家谷は花しょうぶで有名
平家谷花しょうぶ園
鯉が泳ぐ人工池
花畑の下手にあるコンクリート製水槽の先で最初にみつけたアサギマダラを撮っていると、「上の方にいっぱいいますよ!」と背後から声がかかりました。管理されている男性のお年寄り(以下:Aさん)でした。花畑に上がってみると、一度に何匹ものアサギマダラを目にすることができました。「これはすごい!」と思わず声が出てしまいました。Aさんによると「150頭はいるでしょう」とのことでした。
たった1週間でこんなに違うとは驚きです。
おまけに他に見物客の姿はなく、撮影には絶好の条件となりました。
(謎の多き生態)
アサギマダラは警戒心が弱く、ゆっくり近づけばすぐに逃げることはありません。花に停まると、すぐに羽を開きますが、またすぐに閉じてしまいます。開いた瞬間を撮ろうと思うとこれがなかなか難しいのです。Aさんによると、雄と雌の区別がわかるそうです。わざわざ1頭を捉えて、説明をしてくれました。「羽のこの部分が浅葱色で半透明、頭のこの部分がマダラ」「鱗粉はほとんどありません」と。実に美しいチョウです。おもしろいことに、捉えると死んだフリをします。
横から
横から
ヒョウモンチョウもいました
小さな小さな赤トンボ
フジバカマ メインの花畑 旅する蝶々 アサギマダラ平家谷の宿
入園料は無料 維持管理のため募金箱がありました
(群れるアサギマダラ)
この中に5頭います
(濃密な花畑)
ZUKUFT ドイツ語なら「未来」でZUKUNFTでは?
美しいチョウ
(前から)
(後ろから)
こちらはメス オスには尾に当たる部分に濃い褐色班(性票)がある
フジバカマに埋もれる
鱗粉が少なく半透明
死んだふり ぴくとも動きません
花畑の脇にアサギマダラが卵を産み付けるキジョランも植えてありました。
何というチョウでしょう?
Aさんによると、今年ここで、マーキングされたアサギマダラを3頭見つけたそうです。富士、白山、岡山だそうですが、富士、白山からの距離は直線でも500㎞から600㎞、よくぞ飛んできたものだと思います。この地で休憩してさらに南に向かうのでしょう。
滞在期間は、Aさんによると1週間から10日ぐらいとのこと。夜は、山に帰っていきます。
一番感心するのが、どうやって遠くからこのフジバカマをみつけられるものだということです。匂いを察知する特別な能力を持っているのでしょう。
そして、小さな体に蓄積したエネルギーはどのように蓄えられているのでしょうか。なぞは深まるばかりです。
(飛翔)
通路を早めに歩くと、付近のアサギマダラが一斉に飛び立ちます。この光景を撮るのが私の夢でしたが、でも素人の私にはとても難しかったのです。背景が山だとわかりにくいので、できるだけ空を背景にします。
しかしピントがなかなか合いません。いったい何枚撮ったことか。でも帰ってからの画像の整理が楽しみです。
そうこうしているうちに、3組の見物客が来て、花畑は一度ににぎやかになりました。シャッターの連写音があちこちから聞こえてきます。
後ろから
花畑全景 見物客が少し増えてきました
白いコスモスに停まるアサギマダラ
一度にこのように多くのアサギマダラを見たのは人生初めてのことでした。おかげで随分幸せな気分で平家谷をあとにすることができました。ブログ投稿をした私がいうのもなんですが、できることなら周知することなく、そっとしてほしいと思いました。アサギマダラも人が多いと迷惑するでしょうから。
駐車場近くのヤギの楽園
*1 チョウの数え方 1頭、2頭と数えるのが正しいそうです。Aさん曰く、その昔、家畜を船で運んでいたとき、牛を1頭、2頭と数え、一緒に紛れ込んだチョウも続けて3頭、4頭と数えたことに始まるとか。」
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