未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

室津の牡蠣と日生のカキオコ 平成27年12月13日(日)

2015-12-27 23:05:06 | 食事

室津港のカキのお店 カキの試食に並ぶ人々

毎年この時季のことですが、贈答用にと室津(兵庫県たつの市室津)に牡蠣(以下、カキ)を求めて行ってきました。山陽自動車道龍野西ICを降りて南下し、海岸線に出るとそこは播州灘です。あちこちに牡蠣筏が浮かんでいます。目的の室津港は、海岸線の国道250号を西に進み、道の駅「みつ」を通過して、もう少し先のループ橋を下ったところにあります。  

室津港の一角には、いくつもの水産業者直営のカキのお店が並び、店頭では焼きたてのカキを無料で試食できます。店をはしごする人も多くいます。お店の人に聞くと、昨年は成長が遅く小ぶりでしたが、今年は問題ないとのこと。私が利用しているのが、「吉田水産」のお店で、若い女性の店員さんが、しゃきしゃきと店を切り盛りしています。

こちらのカキはいったん海からあげたあと、ひとつずつにバラして、ごみを取り除き、再度、海に2週間つけて身を太らせるのだそうです。ということでカキはとてもきれいです。このひと手間をかけることによって火を通しても縮みにくい、おいしいかきができあがるのだとか。1kgのカキをおまけでいただき、気をよくして、次に向かったのが日生(ひなせ・岡山県)です。

お昼を過ぎていたので、名物のカキオコを有名店で食べてみたいと思ったからです。目指したのは、以前、中南米美術館の森下さんから一番と聞いていた「お好み焼もりした」というお店です。車の駐車には少々苦労しましたが、なんとか停めることができて、店内へ。



意外なほどきれいな店内

鉄板が並ぶカウンター席が9つ、順番待ちのテーブルが3つありましたが、満席でした。通常、お好み焼きのお店は、油でねとねとしているイメージがあるのですが、店内はまったくそのような感じはなく、とてもきれい管理され感心しました。カウンター内にいるのは3人、ご主人夫婦と娘さんのようです。

結局、店に入って約40分、テーブル席で待たされ、やっとカウンター席に移動できました。注文したのは、ソース味としょうゆ味が半分ずつのカキオコです。
見ていると、この季節ならではのカキの剥き身がどーんと乗り、香ばしい香りと音が食欲を誘います。

ご主人から「こちらのお店は初めてですか」と聞かれ、「そうです」と答えると、こだわりがあるのか、
「ソースは、まず半分は何もかけずに食べてください。もう半分は一味をかけてください」
「しょうゆも、まず半分を食べてください。もう半分は山椒をかけてください」
「そうすることで4つの味が楽しめますよ」とのこと。
へーと、いわれたとおり食べてみると、なるほど味がそれぞれ違って面白い。それにしても焼きたて、熱々のお好み焼きは、なんとおいしいことでしょう。

ご主人は、娘さんから「おじいちゃん」とよばれているのでお孫さんがいるのでしょう。カメラが趣味のようで、備北丘陵公園のイルミネーションを撮影した動く写真が壁際に展示されていました。とてもきれいでなかなかの腕前です。

奥さんは、言葉は少なめですがとても気品があって美人。娘さんは一番活発に動いていて一番の働き者。それぞれが分担して、てきぱきと作業をこなし、次々と焼き上げていきます。なかなかのコンビネーションです。
そうこうしていているうちに次々に、新しいお客さんがやってきます。男性ばかりの12人という団体客は一時間待ちといわれ、それでも辛抱強く待っていました。


食事後、室津で買ったカキを届けないといけないので、早々に店をあとにしました。


カキオコ タレはソースと醤油 山椒と一味で一味違った味になります。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とある電車の中での出来事 | トップ | 平成28年元旦 今年も初日の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

食事」カテゴリの最新記事