ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

山菜たっぷりのとろろ蕎麦。「浄瑠璃寺」門前の「あ志び乃店」。地元の食材の深い味わい

2022-11-15 | グルメ

「きのこがいっぱい!美味しそう~」ミモロの前に運ばれたのは、とろろそば(1100円)です。

京都の最南端、南山城の「浄瑠璃寺」の門前にある「あ志び乃店」という食事処でいただきました。

京都の下鴨を11時頃に車で出発して、「浄瑠璃寺」の駐車場に到着し、そこから「石仏めぐり」をしながら、「岩船寺」に行きました。バスで駐車場に戻ったのは、すでに15時を過ぎています。「なにも食べてないよ~グ~」
そう、ずっと歩きどおしで、何も食べる時間も場所にも出会いませんでした。

すでに人の姿がほとんどない「浄瑠璃寺」の門前。

このエリアには、何軒か食事処があり、秋の紅葉シーズンの週末には、賑わうのだそう。

「もうどこもやってないかも…」平日であるためかお店が開いているところも少なく、また15時過ぎには閉店しています。

「あ、ここなんかまだやってるみたい~」石段が続く趣あるお店で、門には「商い中」の木札が…


「ここで、おそば食べたい~」と店先のお品書きをじっと見つめるミモロです。

う~確かに、なんか美味しそう…

ダメ元で入ってみることに…石畳が敷地の奥へと続きます。「なんか広いね~」

「まだ暖簾かかってるよ~」と、遠慮がちに暖簾をくぐり、「あの~まだ食べられますか?」と尋ねます。


「甘いものならできますよ」とお店の方。「あの~おそば食べたいんですけど…」とミモロ。
「ちょっと待ってくださいね~あ、まだお湯ありますから、できるそうです」とおそばを茹でるお湯があったので、食べられることに。「よかった~」と笑みがこぼれます。

広い店内…週末には、大勢のお客様が来るのでしょう。


さっそくテーブルについて、お品書きを再度確認。

「あの~一番、簡単にできるので…」と言いながら、食べたかった「とろろそば」を注文しました。

おそばができるまで、ミモロは店内を見て回ります。
入口付近には、里芋やこんにゃくいもなど、地元の食材と味噌など自家製の品が販売。


テーブルから外を見ると、木々が茂る庭が…「なんか寛ぐね~」

店には、ミモロ以外のお客様の姿はなく、ポツンとテーブルについているミモロですが、すごく気持ちがいいのです。

やがてミモロの前に「とろろそば」が運ばれました。

「わ~山菜がいっぱいのってる~」わらびをはじめ、今旬のキノコがいろいろ。お蕎麦が見えないほどたっぷり。
「とろろに蕎麦つゆを合わせて、かけて食べたりなさってくださいね」と言われ、卵ととろろを混ぜて、そこに蕎麦つゆを入れて、丼の中へ注ぎました。

「美味しい!お蕎麦もいいお味…蕎麦つゆも美味しいね~」と目を細めるミモロ。

なんでも「うちは、蕎麦つゆが美味しいんですよ~」と自慢の味。
蕎麦と共に、自家製のお漬物と大学芋がついています。「大学芋大好きなんです!」とミモロ。「今、明日の分を用意しているところなんですよ」とお店の方。

このお店の品々は、地元の食材を中心に、自家製麴味噌や天然醸造醤油、そして自家製漬物など、滋味豊かなものを使っているのです。

「はい、ごちそうさま~」とおつゆまで全部飲み干したミモロ。「美味しいものに出会えて幸せ~」と。
「わらび、姫筍、こんにゃくなどを混ぜた山菜混ぜご飯って美味しそう~」と興味を抱くミモロですが、すでにこの日は品切れ。またね!

お腹がいっぱいになったミモロは、広い敷地を散策します。

お庭には、散策路があって、途中にベンチなども用意され、くつろげるようになっているのです。


まだ紅葉は進んでいませんでしたが、おそらく11月中旬以降は、お庭でも紅葉が楽しめることでしょう。

「美味しかった~山菜たくさん食べちゃった!」と満足顔のミモロです。


*「あ志び乃店」の詳しい情報はホームページで

さぁ、京都の町に戻りましょう。

すでに陽は、西に傾き始めています。のどかな山里の道を進み、いざ京都へ。

11時から出かけ、帰宅したのは18時近くになっていました。

今回のお土産は、地元の食材。里芋とシイタケ、いずれも100円で…。


「あまり行く機会がなかった南山城エリアだけど、奈良の影響が色濃い歴史あるお寺や素晴らしい仏像がいっぱい。まだ参拝したいところいろいろあるね~」と。確かに見どころが多いエリアなのです。
車以外の交通の便がよくないのですが、バスの運行時刻に合わせて、スケジュールを決めて…。
「でも、不便な場所って感じるのは、今の人だけじゃないの?昔は、奈良から伊賀や京都に行くのにここは便利なエリアなでしょ!」とミモロ。確かに、このエリアは、京都府、奈良県、滋賀県、三重県の境が集まっている地理的に興味深いエリアなのです。まぁ、県境ができたのも、明治以降のことですから、ここの歴史に比べたら、最近って感じかもしれません。

「きっともっと注目されるエリアになりそうだね~」というミモロ。

紅葉は今から…ぜひ、この秋、足を延ばしてはいかがでしょうか?
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