「わ~ここにも立派な武具が飾ってある~」とミモロは、弓矢町のマップを片手に町内を巡ります。

松原通の弓矢町のお店などに、「祇園祭」の7月15日~17日まで展示される「弓矢町武具飾り」。
中世にルーツを持ち、昭和49年まで続いた武者行列。現在14領の甲冑が、この町に残っています。
「こんにちは~拝見させてください~」とミモロ。「どうぞ、どうぞゆっくり見ていってくださいね~」と町内の方。

ここ岡部家には、2領の甲冑が展示されています。
明治に武者行列のスタイルで町内の有志が受け継いだ「祇園祭」の神輿渡御の先導役。
その歴史は、中世にまで遡ります。
昭和49年に、武具の劣化、また修復費用の増大や、参加者の減少などで中止を余儀なくされた武者行列。
この見事な鎧兜は、その行列で着たものです。
戦いのために作られたものではないので、鉄の部分は少なく、幾分軽量化されています。
しかし、造りは、本物の鎧兜を作る職人の技によるもの。
「すごいの町内で作ったんだね~」と感心しきりのミモロです。
「あ、ここにもある~」


道の向かい側にも飾られています。
松原通を西にトコトコ進むと…「うちのも見ていってください~」と。

「わ~ここもすごい!」

武者行列で実際に人が着たものですから、そのサイズは、端午の節句の鎧兜の飾りとは違い、迫力満点。

「でも~昔より今、これ着るの大変そう~」とミモロ。
実は、行列への参加者が少なくなった理由のひとつに、真夏の暑さの中、これを著用するのが、大変だったとも。
「時代祭の秋なら、いいけど…今や37度以上になる真夏は、かなり暑いよね~着るの…」と想像するミモロ。
武者行列を復活させたい!と思ったものの、実際に着用するのは、熱中症対策を万全にしないと…。
「雨降ったら、ビニールのカッパ着るのかな?」とさらに想像。
それでも、なんとか暑さと雨対策をして、復活させたいもの…。
「あの~見てもいいですか?」と和菓子店の店内にも、武具飾りを見つけました。

「どうぞ~」と、どこでもとても親切に接してくださる弓矢町のみなさん。

松原通から大和大路を南に進んだところにも…


どこでも、とても近くで見られるのが嬉しいこと。

展示されている武具は、町内の方々が維持し、当番展示しているそう。
町に伝えられた歴史的な品々を、大切に守り、次世代に継承しようとなさっています。
飾られた武具のそばには、遠慮がちに募金箱が…「もっと目立つように募金箱おいてもいいのに~」とミモロ。
これらを維持するには、財政的にかなりの負担があるのだそう。
「どこかスポンサーになってくれるところあるといいのに~」
今年の展示は、終了しましたが、毎年、「祇園祭」の前祭りの時期に見ることができます。
ぜひ、来年、弓矢町へ…。まずは、多くの人の注目と関心を寄せてもらいたいもの…
「こういう祇園祭もあったんだ~」と、まだまだ知らないことがいっぱいの祇園祭です。
ミモロのブログをいつも見てくださっている報道関係の皆様…
来年の「祇園祭」の話題に、ぜひここを取り上げてくださ~い!
*「弓箭閣(弓矢町町内会所)」京都市東山区松原通大和大路東入る弓矢町68-7 ☎090-8367-2055(窓口:岡田さん)
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