7月24日の夜は、「祇園祭」の「還幸祭」の神輿渡御が行われます。
今年は、お友達が住む三条通で、お神輿を迎えることにしたミモロです。
夕方18時過ぎに、四条河原町の御旅所を出発した「八坂神社」の3基の神輿。それぞれの渡御のコースを経て、20時頃に、次々に三条通にやってきて、そこから、さらに「八坂神社」へと進みます。
お友達が住む三条通沿いのマンションの5階から、「もしかして、そろそろなんか来る音がする」とエレベーターで1階へ。「ミモロちゃん、上からお神輿眺めないの?」とお友達に言われますが、「ううん、やっぱり近くで見たいから~」と、神輿行列の全体の様子を見られるという、せっかくの立地を生かすことなく、ミモロは、一目散に1階へ。
「あ、中御座の神輿が来るんだ~」沿道には、三条通の地元の人たちが迎えます。
神輿を先導するのは、「祇園祭」を取り仕切る「宮本組」の皆さんです。
「宮本組」には、ミモロの知り合いも多く、この日も沿道から応援することができました。
「がんばってください~」とミモロ、「どうも~」と笑顔でお答えくださいました。
「ミモロちゃん~こんばんは~」と笑顔を向けてくださった宮本組の方。
神輿を先導する大切なお役目。これを担えることは、京都人の誇りなのです。
行列には、馬に乗って稚児さんも…
「中御座」「西御座」「東御座」の3基の神輿、それぞれを分担して先導する「宮本組」のみなさんです。
「宮本組」の姿が三条通から見えなくなった頃、神輿の姿が現れました。
ホイット~ホイット~の掛け声が、次第にミモロに近づいてきます。ドキドキ…ワクワク…ミモロの胸が高鳴ります。
戦前のレトロな建物が残る三条通。昔は、ここが山鉾巡行のコースであったことも…。
「なんかレトロなレンガ造りの建物と神輿が一緒に見える景色って、今まで見たことなかったけど…いいね~」とミモロ。
かつて銀行だったレンガ造りの建物は、今は「京都文化博物館別館」としてさまざまなイベントが行われる場所に。
神輿が現れる間の時間には、ここで「三条通お神輿まつり」が行われます。
この日は、「丹波八坂太鼓保存会」のみなさんの演奏です。
大きな太鼓の音が通りに響き、その迫力は見る人を魅了します。
「丹波」と「八坂神社」の繋がりは深く、神輿の上などに飾られる青い稲は、米どころの丹波から毎年届けられるもの。
もちろん、良質の米と水で生まれた日本酒は、お神酒としても奉納されます。
「太鼓の音っていいね~なんかパワーもらえるみたい…」と、自然に体を動かしているミモロです。
古来から、太鼓の音は、厄払いのパワーがあると…。祭りの夜を太鼓の音が、いっそう盛り上げます。
「見てくれてありがとうね~」と、「丹波八坂太鼓」の方。
「なんか清められた気がします~」と答えるミモロです。
「これ、牛の皮なんだって~」と、そばで太鼓を見せて頂きました。
世界中、どこの地域にも太鼓は存在し、やはり信仰の行事に大きな役割を果たします。
「太鼓の音って、人間の心に、なんか響く音だね~」というネコのミモロでした。動物にとって、太鼓の音は、脅威。「聞いたらたいていネコは逃げるね~」と。人間だけが、それをコントロールして、生きるさまざまな場面で活用しています。
神輿と共に見られた「丹波八坂太鼓」…五穀豊穣や病気退散などの曲が次々に演奏されました。
三条通って、楽しいね~と思うミモロです。
神輿の方々への飲み物も分けて頂いたミモロ。
「ビールかと思ったら、お茶だった~」と。冷たいお茶が、渇いた喉を潤してくれました。
また、三条通で、以前、取材に伺った風呂敷の専門店「むす美」の方々といっしょに神輿を拝むことに…。
小さなミモロながら、三条通を歩いていると、久しぶりの知り合いに次々に会うことができました。
「神様が引き合わせてくれているのかも…」と思うほど。
「東御座」の神輿が過ぎ、そしていよいよ最後の「西御座」錦神輿会の神輿が通りにやってきました。
ホイット~ホイット~の掛け声が、通りに響き、「あ~これで今年の祇園祭終わちゃう~」というミモロ。
そう、ミモロにとっての祇園祭は、還幸祭の神輿渡御で納められますが、まだまだ7月31日まで「祇園祭」は続いているのです。
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