ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「祇園祭」の神幸祭。今年の7月17日の神輿渡御を先導する「弓矢町武者行列」の復活への1歩をぜひ注目して!

2024-07-17 | 祭事・神事・風習
7月15日~17日。京都鴨川の東側の松原通、弓矢町に飾られる迫力ある甲冑。

江戸時代の甲冑を町会所や町内に展示した「弓矢町武具飾り」です。

弓矢町は、松原橋の東、清水寺へ続く坂の西のエリアで、古くから祇園社(八坂神社)に仕えた人が住み、神事や魔除けの弓矢、沓や僧の帽子などの革製品などを製作、商ってきたと共に、さまざまな穢れを祓う役割も担った地域だそう。

昭和初期の建物の町会所の「弓箭閣(きゅうせんかく)」には、貴重な資料が展示されています。

誰でも無料で見学できます!


昨年初めて、この「武者飾り」のことを知ったミモロ。今年も拝見に出かけました。
「こんにちは~あなた、昨年も来てくれましたよね~」と町内会の皆さん。

「はい、すごく興味あるんです。甲冑すごく立派だし…。また、武者行列が復活したらいいなぁ~って思ってるんです」とミモロ。

明治時代から昭和49年まで神輿渡御の先導を担った「弓矢町武者行列」。
 

参列者の人的不足や甲冑修復費の負担増および近年の気温の上昇などで、行列は休止され、それから「武具飾り」になったのだそう。

「あの甲冑着るの、暑いよね~熱中症になっちゃうね~」とミモロ。
そう、ここにある甲冑は、展示するために作られたものではなく、装着することを目的に作られたもの。今、たくさんの甲冑がここに残るのは、江戸から明治になった時、多くの武士が甲冑を手放し、それをこの地域の商家が買い取ったからとか…。

美術館にあってもいいような本物の甲冑も…


それを行列に装着していたのですから、傷みも激しく、修復に多額の費用が掛かるようになったのでした。


でも、町内の方は、「いつか武者行列を復活させたい!」という熱い思いが…。
そして、ついに…来年から、「武者行列」を復活させることに…
「その規模などは、まだ決定していません…この暑さですから、昔のようにできるかはわかりませんが…」と。


それに先立ち、なんと今年の神幸祭 17日には、中御座の神輿渡御を武者行列の弓矢組ののぼり旗で先導することに!

「わ~いよいよ復活だね~」とミモロ。「見に行きます!」と。ぜひ、皆さまも…

八坂神社から、四条河原町の御旅所まで、神輿の前を進むそう。「来年が楽しみだね~」と期待するミモロです。

さて、「武具飾り」も17日の17時まで弓矢町の展示会場で見られます。


「町内に数カ所あるんだよね~見るところ…」とミモロが歩いていたら、「あ、もしかしてミモロちゃん!キャ~本物に会えた!キャ~可愛い」といつもブログを見てくださっている方に。

「ミモロちゃんの情報、すごく役に立ってます…」と言われ、「嬉しいなぁ~」と目を細めるミモロ。

「へぇ、あなた、結構有名なんですね~」と町内の方。「まだまだですけど…これもミモロのお役目ですから…」と。

来年から、本格的に復活が期待される「武者行列」


「甲冑付けて、ずっと歩くの大変じゃないかなぁ~」と、ちょっと心配するミモロ。甲冑を着ないで曳くというスタイルもあるかもしれませんね~知らんけど…

ともかく、今年の神輿渡御の前を注目してください!

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