ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都「五山の送り火」の朝、ダッシュで登拝した大文字山の火床。

2024-08-17 | 京都
「ふ~やっと到着!」8月16日の朝、ミモロは、「五山の送り火」の大文字山の火床へ


この日は、8時頃から入山は禁止。その前に、なんとか滑り込んだミモロです。


ギリギリの入山で、「早めに戻ってきてくださいね~」と入山入口の警備員さんに言われ、「はい!頑張って早く戻ります!」と。
すでに数回、入山しているミモロは、火床までの山道の具合は、よくわかっています。
「がんばって、急がないと…1時間で戻れないかも…」
この日のブログをアップする午前中までに、帰宅して、写真整理などもしなくてはなりません。

「こっちだよ~」


「あ、護摩木や松の薪がケーブルで上に運ばれてる~あれにミモロも乗りたいなぁ~」
 
もちろん、その願いは、叶いません。

入山者は、火床のある山頂を目指して、ひたすら急な山道を登ります。


「ママ、大丈夫???」山里久多の自然観察会などで、山道に馴れているミモロ。山と言えども、暑さは厳しく、途中、頭がクラクラします。「ここで、熱中症で救急搬送されたら、ニュースになっちゃう…ママ、頑張って~」と励ますミモロです。

「この石段を上がれば、火床は近いよ…」

目の前に現れた長く急な石段…この先に行けば、視界がパーッと広がります。水を飲み、深呼吸して、石段に挑みます。

「やった~!火床に到着!」


火床を見守るように弘法大師を祀るお堂が…まずは、そこに参拝。


8月16日の20時から始まる「五山の送り火」。
ここ大文字山を皮切りに、周囲の山々に次々と火が灯されます。


「ここの火床が大の文字の中心になるんだよ~」


すでにそばには、下から届いた護摩木や松の薪が積まれて、準備が着々と進んでいます。


「夜になったら、見物しなくちゃ~」ミモロ、もう降りないと…時間がない…急いで…

まだ、景色を眺めていたいミモロを急かせて、山道を下ります。

「降りるときこそ、気を付けないと…」先ほど上った石段を注意深く…でも、休みことなく進みます。


やはり下りは、早いもの…「う~暑いよ~」と汗びっしょりのミモロは、山からの水が流れる場所でひと休み。

「気持ちいい~」

さぁ、自転車に乗って~今出川通を家に向かって…
「あそこに登ってたんだよね~」

途中振り返った「大文字山」。夜には、ここに火が灯ります。


16日分のブログを書き終えて、その後は、グッタリ…。「夜まで寝る気???」とあきれるミモロでした。

夜になり、いよいよ送り火が始まりました。
ミモロのマンションからは、「大」がよく見えます。
 
そして「妙」「法」も建物の隙間に…
 
「今年は、とてもキレイだね~お月さまも見える~」と感激し、「ご先祖様、またね~」と送り火に手を合わせるミモロでした。


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