ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

青もみじが清々しい「東福寺」。方丈の「八相の庭」に案内するミモロ

2022-06-18 | 寺社仏閣

東京から来たお友達を「伏見稲荷大社」に案内したミモロ。次に向かったのは、臨済宗東福寺派大本山「東福寺」です。

「わ~信じられない~人が少ない!」と、「東福寺」の人気スポット「通天橋」が眺められる「臥雲橋」を渡ります。

紅葉の時期は、大勢の観光客が連なり、ミモロはひとりでは立っていられない場所です。

「わ~雨上がりだから、木々がすごく元気でみずみずしいね~」と。ミモロの体も染まりそうなほどの緑が眼前に広がります。

このエリアには、まだ来たことがないというお友達…。午後の時間は、「東福寺」と「泉涌寺」に行く予定のミモロです。

「思ったより、観光客が少なくて…いい感じ~。こっちだよ~」と三門、本堂などを拝見します。

「ミモロ、ここで待ってるから、どうぞ通天橋渡ってきて~」と、何度も訪れているミモロは、本堂のところでお友達は見学してくるのを待つことに…。

静かな境内…「風が気持ちいいね~」。実はこの日は、天予報では雨…でも、ミモロは晴れネコなのか、雨上がりで散策するには、程よい天気になりました。

「すごくもみじがきれいでした~」と、感激した様子のお友達と合流して、「じゃ、お庭見ようね~」と、「方丈」へ。

お寺の中心部となる「方丈」は、禅宗寺院における僧侶の住居。この建物は、明治14年に火災で焼失。その後、明治23年に再建されたもの。建物を囲むように、さまざまな景色の庭が広がります。

「ここで、しばらく心を落ち着けよう…」と庭に向かうミモロ。

広さ210坪の枯山水の南庭は、大海と蓬莱を表現した巨石を配した石庭。禅寺らしい凛として雰囲気に身も心も引き締まるよう。


西庭は、ツツジが作る井田市松の庭。

塀越しに、通天橋の姿が見えます。


禅寺の「東福寺」には、桜の木がほとんど見られません。修行の妨げになるということで、その昔から植えないようにしているそう。

「なんかもみじすごく元気に育ってる~」まさに青もみじの海のよう…。
「これが、秋になると紅葉するから、すごいんだよ~」というミモロ。景色も見事ながら、観光客の多さも半端ではありません。あしからず…

北庭は、ウマスギゴケの市松模様のお庭です。

「雨上がりですから、苔もきれいですね~」とお友達。

これらのお庭は、作庭家、重森三玲によって、昭和14年に完成されたもの。抽象的な構成は、近代禅宗庭園を代表するものとして、国内外から高く評価されています。

拝観前にお願いしていた御朱印を受け取るお友達。

御朱印帳は、次々そのページを新たな御朱印が埋めてゆきます。

以前は、それぞれの神社仏閣で1種類だった御朱印は、近年、ご本尊のものや神事や仏事などを示すような期間限定のものなど、複数あるのが当たり前。1か所300円~ですから、御朱印帳がいっぱいになるには、結構かかります。

元々西国巡礼などで集めた御朱印を、自分が死ぬとき、その棺に入れて、西国浄土に行くよう願ったものと言われます。でも、今は、旅の思い出の証…という人が多いのです。
だから、神社もお寺も同じ御朱印帳に押してもらい、まさに神仏習合状態。そして浄土宗も天台宗も…あらゆる宗派の御朱印も同じ帳面に納まっています。「なんかこういうゆるい感覚、すごく日本的だよね~いいよね~」と思うミモロ。

「本当は、他の塔頭なんかもゆっくり拝見したいけど…もう移動しよね」とミモロ。

実は、今回、写経体験もしたいというお友達の希望で、「泉涌寺」には15時までに向かわなくては間に合いません。

「わ~もう14時になっちゃう~」。そこで、いつもならのんびり歩いて向かう「泉涌寺」ですが、ここからはタクシーで移動することにしました。

急いでミモロ…。

*「東福寺」の詳しい情報はホームページで

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