ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロ待望の「陽光桜」ついに満開!京都「熊野若王子神社」の「桜花苑」。メジロが囀る桜の園

2024-04-01 | 京都桜の名所
「この景色が見たかったの!」

この春、何度も通い、咲くのを楽しみにしていた桜が、ついに満開になりました。

すでに何回もリポートしている京都「哲学の道」の入口にある「熊野若王子神社」の「桜花苑」です。
 

「今日こそ、満開になってるといいなぁ~」ドキドキ…


上り馴れた石段を期待を込めつつ、一段一段上ります。

「あ、なんかピンク色が見える…」ミモロの視線の先に、緑の木々を背景にピンク色のものが…

石段を上がったところに桜が咲いています。これは「桜花苑」の入口付近…

「この桜は、一昨日咲き始めたんだ~今日は満開になってる~」

そして、ドキドキしながら視線を西へと向けました。
「わ~!」と一声上げると、もう何も声がでません。

そこには、空に枝を伸ばす「陽光桜」が…

桜の木としては、若く幹も細いのですが、枝をノビノビと伸ばし、そこに濃い目のピンク色の花を広げています。


「陽光桜」というこの品種は、以前から、説明していますが、彼岸桜などの早咲きの桜を、世界中のいろいろな場所でも咲くようにと品種改良されたもの。それは、この桜は、世界の平和を祈り、戦争があった国などに寄贈されているからです。


「この桜には、平和への思いが込められているんだよね~」。世界的に不安が高まる今、この桜は、人々に改めて平和の大切さを伝えようとしていると、思います。

ミモロは、3月31日の朝、訪れました。誰もいない桜苑…

この桜が満開になるのを、ミモロ同様待っていたのが、メジロやウグイス、ムクドリなどの野鳥です。
「ホラ見て~メジロさんがいっぱいいるよ~」と、ミモロは桜の枝先を見上げます。


例年より一週間ほど、満開になる時期が遅れた今年、メジロなど桜の蜜を食べる野鳥も、じっと開花を待っていたことでしょう。

何羽もグループでやってきて、桜の花の中をついばんでいます。

ミモロは、メジロやウグイスの囀りを聞きながら、待ちに待った満開の桜の下で、30分ほど、じっと座って、春の喜びを体中に感じているよう。

「ここで、瞑想すると、心が落ち着く…」と。

じっとしていると、メジロがそばの枝までやってきます。

ここには、ミモロの他に、ご近所で、やはり満開の時期を待って、連日通っていたという野鳥の撮影をなさる方が…
お互いの時間を邪魔しないように、静かな時を過ごします。

こんな時間が、ミモロは、過ごしたかったのです。


やがて、ビニールシートを持って、お花見をしに来た人たちが…
ミモロは、「もう行こう…」と、立ち上がりました。もういいの?十分桜楽しんだ?

ミモロの上に、ハラリと1枚の花びらが落ちてきました。

「また、来年ね~」と、桜の花にお別れを…

この景色が見られるのは、おそらく水曜日頃まででしょうか?散り始めは、草の上に花びらが落ち、また素敵な世界がそこに見られます。

「熊野若王子神社」では、4月7日に「桜花祭」が行われます。

神事などの後に、詩吟などが行われるそう。

その頃には、ソメイヨシノが多い「哲学の道」も、華やかな景色になることでしょう。


*「熊野若王子神社」の詳しい情報はホームページで


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