「みんなで何してるの?」とミモロが古い写真を見ながら尋ねます。
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屈強な男たちが力を合わせ大きな石を運んでいるのです。この写真は、「金戒光明寺」の墓所、黒谷に納められた内藤髙治先生の墓石を弟子たちが運び上げているところ。先生の御恩に報いるために、少しでも…という熱い思いが人々を動かしたのです。
「たくさんの弟子を育てて、自分亡き後も、日本の武道、剣道が後世に受け継がれるようになさっていたんだね~」と、その写真からも伺えるよう。
さて、菩提寺の塔頭「榮攝院(えいしょういん)」のご住職に先生のお墓の場所を伺ったミモロは、さっそく黒谷の山へ向かいます。
「今からお墓参りに行くの~」と途中にいらっしゃるアフロヘアの仏様として人気の「五却思惟阿弥陀仏」さまにご挨拶。
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そこから「三重塔」を目指し石段をのぼります。
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「あと少し~」三重塔の姿が近くなってきました。「塔の近くだって…」
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塔の最後の石段のところを脇の道へと入ります。
「こっちだって~」そこをしばらく進み、下の石段のところまで降ります。
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その石段沿いに奥へと進みます。「この先にあるはずなんだけど…」
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道の突き当りそばに、「あ、あれだ~」と、ついに内藤髙治先生のお墓を発見。
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今年、「剣聖 内藤髙治先生を顕彰する会」により設置されたピカピカの案内板が光輝いています。
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大きな墓石…弟子たちが額に汗して運んだ2トン近くもある墓石で、側面には先生の偉業が刻まれています。
ミモロは、持参した花束をお供えします。
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「先生、初めましてミモロと申します」持参した小さな花束は、植木鉢で花をつけた白い草。
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ミモロの小さな花束は、そばの多くて立派な百合の花の下に添えられました。
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「きっと先生なら、ミモロの心、喜んでくださるよね~」と、じっと手を合わせお参りを。
奥様と共に、今は静かに黒谷に過ごす内藤髙治先生。この場所が墓所に選ばれたのは、そこから眼下に「武徳殿」が見えることからだそう。(現在は周囲に建物があり見えませんが…)
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ミモロがよく訪れる京都岡崎…その武徳殿に深く関わる剣道家の存在を改めて知りました。
4月9日は、内藤髙治先生のご命日。ぜひ黒谷へお墓参りにいらしては?
近くには、幕末、内藤髙治先生のご出身の水戸藩と共に戦った会津藩士の墓所があります。
「金戒光明寺」は、会津藩が京都守護のために滞在した場所。激変した時代に関わる多くの人々がこの地にいらしたのです。
「今は、桜もキレイだね~」とお墓参りの後は、岡崎エリアにお花見に出かけたミモロでした。
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*「金戒光明寺」の詳しい情報はホームページで
また、4月9日には、「剣聖 内藤髙治先生を顕彰する会」のみなさんがお墓参りを行います。詳しくはこちらもFBをご覧ください
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