11月17日まで文化庁・京都府庁界隈で開催中の「まちかどミュージアム」。
その中心的な歴史的建造物が「京都府庁旧本館」です。
明治37年(1904)12月20日竣工のルネッサンス様式に属する堂々とした美しい建物です。
昭和46年まで、京都府庁の本館として使用され、現在も会議室や執務室、さまざまな式典会場などに使用されている現役の建物。官公庁の建物で、現役なのは、ここが最古で、平成16年には、重要文化財に指定されました。
明治の香りが漂う外観と内観。「ここに来ると、なんか身が引き締まるみたい~」というミモロです。
多くの撮影などにも使用されており、現在再放送中のNHKドラマ「坂の上の雲」でもロケに使用されています。
「秋山真之さんや好古さんがここに来たのかな~」と、そのドラマでこの場所が出るのを楽しみにしているミモロです。
11月4日まで「観芸祭」という音楽・踊り・アートなどの府民参加のイベントが開催されました。
週末開催のさまざまなイベントを見ることはできなかったミモロですが、「京都彫刻協会」会員の作品展を見学。
抽象から具象までの力作が並ぶ展示室で、ミモロが心惹かれたのは、動物の作品。
製作者の愛を感じる作品です。
旧本館2階は、「正庁」という旧本館のシンボル的な部屋があります。
格式を感じさせる部屋は、さまざまな式典や公式行事が行われてきました。大正天皇及び昭和天皇の即位の礼の際には、閣議がここで行われたのです。「日本の歴史の重要なことを決めたんだ~」と改めて感激。昔ならミモロが入れるような場所ではないはず…。
また、東側にあるのが、「旧知事室」。
「失礼しま~す」と内部へ
高い天井、格調高いインテリア…「今の知事室より、絶対豪華だよね~知らんけど…」
窓際には、知事が執務を行うデスクが置かれています。
この椅子に座ったのは、24人。第10代大森鐘一知事から、第34~40代蜷川虎三知事が、67年間(明治38年~昭和46年)に渡り、ここで執務を行いました。
「どんな気分かな?」とミモロは知事椅子のそばへ。(この椅子に座ってはいけません!)
京都の暮らしを守る重責を担う椅子…
この椅子に座った京都府知事は、昭和22年まで中央からの着任で、ほとんどが内務官僚という官選知事でした。昭和22年3月に初の知事選挙が行われ、官選知事として着任した第33代木村(きむらあつし)知事が、一度、退官後、選挙戦に出馬に当選しました。
官選知事であった内務官僚出身者の経歴は、なかなか国際的であり、さまざまな部門の専門家でもありました。その方々が、近代京都の町づくりの基礎を作り上げたのです。「みんなすごく優秀だったんだね~政治家というより、実務家って感じがする~」と思うミモロです。
現在の第51代は京都市出身の西脇隆俊知事。国土交通省大臣官房などを経て、知事に当選。2期目を迎えています。
「この椅子には、座ってないんだ~今の知事室のお椅子どんなんだろ?」とミモロ。
この知事室の窓からは、正門の景色や東側には、比叡山が見えます。
近代日本の地方自治の中心を担った官公庁の建物で、今、その姿を留める貴重な場所。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」の場面が、ミモロの頭に浮かびます。
*「京都府庁旧本館」の見学は、火曜~金曜 および第1.3.5土曜日 10:00~17:00 見学無料
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
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12月3日~8日「ネコのミモロの世界展」開催! ミモロに会いに来てください!!
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
その中心的な歴史的建造物が「京都府庁旧本館」です。
明治37年(1904)12月20日竣工のルネッサンス様式に属する堂々とした美しい建物です。
昭和46年まで、京都府庁の本館として使用され、現在も会議室や執務室、さまざまな式典会場などに使用されている現役の建物。官公庁の建物で、現役なのは、ここが最古で、平成16年には、重要文化財に指定されました。
明治の香りが漂う外観と内観。「ここに来ると、なんか身が引き締まるみたい~」というミモロです。
多くの撮影などにも使用されており、現在再放送中のNHKドラマ「坂の上の雲」でもロケに使用されています。
「秋山真之さんや好古さんがここに来たのかな~」と、そのドラマでこの場所が出るのを楽しみにしているミモロです。
11月4日まで「観芸祭」という音楽・踊り・アートなどの府民参加のイベントが開催されました。
週末開催のさまざまなイベントを見ることはできなかったミモロですが、「京都彫刻協会」会員の作品展を見学。
抽象から具象までの力作が並ぶ展示室で、ミモロが心惹かれたのは、動物の作品。
製作者の愛を感じる作品です。
旧本館2階は、「正庁」という旧本館のシンボル的な部屋があります。
格式を感じさせる部屋は、さまざまな式典や公式行事が行われてきました。大正天皇及び昭和天皇の即位の礼の際には、閣議がここで行われたのです。「日本の歴史の重要なことを決めたんだ~」と改めて感激。昔ならミモロが入れるような場所ではないはず…。
また、東側にあるのが、「旧知事室」。
「失礼しま~す」と内部へ
高い天井、格調高いインテリア…「今の知事室より、絶対豪華だよね~知らんけど…」
窓際には、知事が執務を行うデスクが置かれています。
この椅子に座ったのは、24人。第10代大森鐘一知事から、第34~40代蜷川虎三知事が、67年間(明治38年~昭和46年)に渡り、ここで執務を行いました。
「どんな気分かな?」とミモロは知事椅子のそばへ。(この椅子に座ってはいけません!)
京都の暮らしを守る重責を担う椅子…
この椅子に座った京都府知事は、昭和22年まで中央からの着任で、ほとんどが内務官僚という官選知事でした。昭和22年3月に初の知事選挙が行われ、官選知事として着任した第33代木村(きむらあつし)知事が、一度、退官後、選挙戦に出馬に当選しました。
官選知事であった内務官僚出身者の経歴は、なかなか国際的であり、さまざまな部門の専門家でもありました。その方々が、近代京都の町づくりの基礎を作り上げたのです。「みんなすごく優秀だったんだね~政治家というより、実務家って感じがする~」と思うミモロです。
現在の第51代は京都市出身の西脇隆俊知事。国土交通省大臣官房などを経て、知事に当選。2期目を迎えています。
「この椅子には、座ってないんだ~今の知事室のお椅子どんなんだろ?」とミモロ。
この知事室の窓からは、正門の景色や東側には、比叡山が見えます。
近代日本の地方自治の中心を担った官公庁の建物で、今、その姿を留める貴重な場所。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」の場面が、ミモロの頭に浮かびます。
*「京都府庁旧本館」の見学は、火曜~金曜 および第1.3.5土曜日 10:00~17:00 見学無料
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