5月にお友達家族とシンガポールにやってきたミモロ。今回も、そのときの様子をお伝えします。
シンガポールに到着して、真っ先にミモロたちが向かったのは「プラナカン博物館」。
白い洋館の建物は、1912年にできた元学校です。「なんか素敵~」とミモロは、入る前から興味津々。
さて、プラナカンとは、マレー語で「子孫」の意味。マレー半島に移住した中国系の人たちと、現地の東南アジア民族の人たちの間に生まれた混血の子孫たちのこと。商業などで財を成した人たちで、英国の植民地だったシンガポールで、ヨーロッパ文化に身近に接し、そこで生まれたのが、独特のプラナカン文化で、緻密で華麗なビーズ刺繍やカラフルな陶器などが今も多くの人の心をとらえています。
博物館では、まずプラナカンの歴史などを解説するビデオを。それから館内を巡ります。
この時は、特別展で「ニョニャの針仕事展」の開催中。ニョニャとは、プラナカンの女性のこと。
「わ~キレイだね~」目の前に展示されるのは、本当に細かい刺繍の作品。なんでもニョニャの結婚が決まると、お嫁入り道具として、さまざまな雑貨を手づくりするのだとか。
「女性のたしなみなんだ~」とミモロ。もちろん今のようになんでも買える時代ではないので、必要なものを自分で作らなくてはならなかったでしょうが、女性として技術を身に着けるという意味もあったのではないかと。
「これスリッパなんだ~」
「かわいい~」
ちょっと近代的な作品も。
その作り方や細部は、画面で知ることもできます。
「シンガポールの博物館や美術館って、すごく見やすい…。写真撮影もOKだし、なんかすごく開かれた感じだよね」とミモロ。
女性の美しい装飾品もいろいろ。
「すてきだね~」と女の子のミモロの目が輝きます。
「あ、結婚式だ~」プラナカンの人たちにとって、結婚は、とても大切なこと。
「なんかすごく若い花婿さんと花嫁さん・・・衣装が見事だね~」
プラナカンの刺繍は、服にも多用されます。
とてもエレガントなドレスです。「こんなの着てみたいなぁ~」と憧れるミモロ。
古い建物は、それ自体も芸術品。
「あっちも行ってみよう~」次は、プラナカンの暮らしがわかる展示でsy。
「ここ台所?」
ダイニングテーブルには、美しい色彩の食器が並んでいます。
日本でも目にすることがあるプラナカンの食器。
「え~と、どこかの中華料理店で見たことあるかも…」
華やかな暮らしを感じさせる豪華な家具。
「ここ寝室かな?」
とてもカラフルでゴージャスな雰囲気の暮らし。さまざまな文化が融合し、生み出された美しさです。
「あ、ここにもあるよ~」ヨイショ・・・とスタンプを台紙に。
お友達も一緒に
「プラナカン博物館」では、特に見所のそばにスタンプ台があって、それを8つ集めると、全部をまんべんなく見学できるようになっています。
スタンプは、押して、紙に凹凸をつけるタイプ。スタンプインクで汚れることはないのです。「なんか洒落てるね~」とミモロ。
「プラナカン博物館」は、シンガポールでおすすめの博物館の一つです。
[楽しかったよ~」と博物館の入口にあったネコに抱き着くミモロ。
そんなに感激したんだ~
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