「ここにも石仏がある~」と、京都の最南端、南山城の当尾で石仏巡りをしながら、「浄瑠璃寺」から「岩船寺」に移動するミモロ。途中、さまざなま石仏に出会います。

「こっちにも石仏あるって、表示があるよ~240mだって…行ってみようよ」とミモロ。「内ノ倉不動明王崖仏」とあります。

その道は、さらに深い山へと続いています。

落ち葉が積もり、足場も危ない山道を慎重に進むミモロ。京都左京区の最北端の久多の山歩きを毎月のようにしているので、山道の進み方が身についていたよう…。一歩間違えれば、斜面を落ちてしまいそうな道です。
「本当にこの先にあるのかな?」と少し不安になります。

「あの岩かな?」と、山に埋もれたように大きな岩がありますが、どこにも石仏の姿がみつけられませんでした。

「でも表示があるよ~」建武元年(1334)と書かれた木の表示が…。どうも風化が進んで、仏様の姿が見えなくなってしまったよう。
「さぁ戻ろう~」と再び、足を滑らさないように注意しながら、元の道へと戻りました。

「ふ~なんか疲れちゃった~」と言い出したミモロです。
もう少し頑張りましょう!

「岩船寺」は、もうすぐですから…。
その前に、立ち寄るのは、「わらいほとけ」

「あ、ここははっきりした石仏だね~」微笑みを浮かべた阿弥陀如来像です。

長い歳月で、斜めになってしまったよう。
その傍らに、小さなお地蔵様。

「眠り仏」で、ずっと土の中に埋もれていらしたお地蔵様です。

このエリアには、まだまだ土の中に石仏があるかもしれないとか…。
さぁ、いざ「岩船寺」へ。

「うん、ヨイショ!」険しい道を上ります。
途中には、大きな岩が次々に現れます。

大きな岩に見送られ、ミモロはさらに上ります。

「わ~大きい~」一面緑の苔に覆われた岩。

そこには、生命の息吹を感じます。

「う!また石仏あるみたい~」とミモロが気づいた表示には、「不動明王像」と。上った道を少し下がって…。

そこには厳しいお顔の不動明王像が待っていました。

なんでも、この石仏は「一願不動」といわれ、一生懸命お願いすると、ひとつ願いをかなえてくださるそう。

ミモロは、なにやら熱心にお願いしています。
そこを過ぎると、山道が開け、家の姿が…

そこからは、山道を下ります。
「う~到着した!」目的地「岩船寺」の山門に到着です。

あちこちの石仏に立ち寄って、約1時間歩いたことに。(ミモロは意外と足が速い…)
実は、後で知ったことですが、この区間を歩くなら、「岩船寺」から「浄瑠璃寺」へ向かう方が、下りの山道になるので楽なのだそう。これミモロには、秘密です。
さぁ、「岩船寺」にお詣りしましょう。
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