桜が満開の京都東山。平安神宮エリアに行ったら、ぜひ足を延ばしてほしい工芸展があります。
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「みやこめっせ」で26日まで開催中の京もの認定工芸士会「響」の第3回工芸展です。
「うわ~こんなに桜咲いてる~」と、3月24日の午後に、琵琶湖疎水にやって来たミモロ。
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「平安神宮」周辺は、まさに桜の見ごろを迎えています。
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このエリアは、まさに京都の桜の名所。「お散歩するのに、ピッタリなんだよね」
桜を愛でながら、京都の伝統工芸を楽しむ…そんなひとときを…
「みやこめっせ」の地下1階の「京都伝統産業ミュージアム」は、このエリアに来たら、ぜひ訪れたい場所。
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京都の伝統工芸品が展示されているのです。
その一角にあるギャラリーで、26日まで「京もの認定工芸士会 響」の第3回工芸展が開催されています。
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ここに並ぶのは、「京もの指定工芸品」。国指定17、府指定7の合わせて34品目のうち、特にそれぞれの技術に優れ、また意欲ある職人たちであることを示す京都府知事から授与される称号「京もの認定工芸士」をもつメンバーたちの作品です。
「響」は、そうした京もの認定工芸士さんたちによって結成された任意団体。
ミモロとは、数年以上になるお付き合いです。
今回は、「響」の三回目の工芸展で、17名の職人さんが参加しています。
例えば、一部をご紹介…
京友禅…帯や着物、袋物などいろいろと…
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京畳…「マットみたい…」
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西陣織…「これ織物なんだ~」
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会場内をあちこち見て回るミモロです。
「ミモロちゃん、ようこそ~」とミモロの姿を見つけた、この日会場にいらした京友禅の上仲さんと京仏具箔押しの藤澤さん
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それぞれ、素敵な作品を出展なさっています。
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「あの~今回は、どういうテーマの工芸展なんですか?」とさっそくお話を伺うミモロ。
「あのね~。職人たちが自分で使いたいものを本気で作るっていうのがテーマです」と上仲さん。
日常の暮らしで使いたくなるような品々…「こういうの使うと、暮らしがいっそう楽しくなるね~」とミモロ。
会場内には、この日、多くの外国人観光客が訪れ、日本の職人さんの技に感激する姿が…。
例えば…京銘竹…「これボトルスタンドだよ~」
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京の神祇装飾調度品…「御簾の技術を使った竹のランチョンマットだって」
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京焼清水焼…「デザインに伝統とモダンが混ざってる…」
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京印章…「封筒の封をするシールだ~」
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京扇子…「こういうシックな色の扇子いいかも…」
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京竹工芸…「これおしゃれなバッグ…」
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今の暮らしの中で、上質な時間が過ごせそうなものが並びます。
ひとつひとつ手仕事で時間をかけて製作されたものばかり…。「ですから、もちろん価格もそれなりに…でも、すべて本気で作っている品ですから、使うごとに味わいが出てくるものなんです。耐久性も優れていますし、またどこか壊れても、修復することができるんですよ」と藤澤さん。
「つまり、これから、もっと求められる品ってことね!」とミモロ。
いいものを、大切に長く使う…今後、世界は資源を大切にしてゆくことにもマッチしているのです。
しかし、一方、将来的に伝統工芸品は、なかなか厳しい状況に…完成までに多くの人の手を経て作られる伝統工芸品
その初めは、資材の調達の難しさ…自然素材などを使う伝統工芸品は、産地不足およびそれを育てる人材不足が深刻化しています。
さらに、中間の資材の加工や使う道具を手掛ける人の高齢化による作りての喪失。
また、かつては弟子入りして、その技術を修得していく若手の働き方なども、伝統工芸の技術を将来に繋げる課題になっているのだそう。食べられなくは、技術を継承することがむずかしいという現実問題が立ちはだかります。
「もっと国が支援してくれるといいのにね~文化庁も京都に来るんだし…」と思うミモロ。
そんな厳しい状況の中…京都には、「響」をはじめ、多くの優れた職人さんが頑張っているのです。
ぜひ、その優れた技を、実際に近くで見てください。
25日、26日には、会場にいる職人さんたちから、いろいろなお話を直接伺うこともできます。
「製作の裏話なんかが、面白んだよね」と職人さんに会うのが大好きなミモロです。
*「京もの認定工芸士会 響 第3回工芸展」は、3月24日~26日 9:00~17:00(最終日~16:30)入場無料
会場「京都伝統産業ミュージアム」京都市左京区岡崎成勝寺町9-1「京都市勧業館みやこめっせ」地下1階
周囲は、桜が満開です。
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「やっぱり京都の桜の名所だよね~ここのエリアは…」
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ぜひ、お花見の途中に、京都の伝統工芸に触れてみてください…
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