長女の婿が「私が好きな桜が伊那にあるんですが、行きませんか」と誘ってくれた。昨日は『無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク』の総会に当たっていたので「ちょっと行けないな」と伝えてあったが、孫娘の水泳大会が今日、岐阜で行なわれるので、「そのついでに出かけましょう」と言うので、伊那まで足を伸ばして行ってきた。
高遠にあるコヒガンザクラと同じ桜だと言う。伊那インターで下りて東へ向かえば高遠だが、ここで西に向かい、中央アルプスを目指すのだが、それほど登ることもなく牧草地帯なのかなと思われる丘陵地を行ったところに、見事な桜が現れた。なだらかな牧草の原とその向こうに見える桜がなんともいえぬ風情を醸し出している。
この桜は有名なのか、すでにカメラを構えた人たちがいる。車を見ると大阪ナンバーだった。私たちが「ワアーすごいね」と感激していると、またもう1台の車がやってきて5人の男の人が降りてきて、やはり桜にカメラを向けていた。牧草地とその向こうに見えるおおきなコヒガンザクラの組み合わせが人々を魅了しているようだ。
牧草地を下って、南にあるその民家から桜を眺めてみるが、それほどの感動は受けない。見慣れた家のたたずまいが邪魔をしているせいだろう。そう、この桜は民家の北側に植えられた3本の桜で、北側から眺めると牧草地の奥で、家を守ってひっそりとたたずんでいるように見えるのだ。
昔、誰かの小説で村を守るために生け贄として、村の娘を桜の木の下に埋めた話を読んだことがある。桜が美しく物悲しいのは、死んだ娘のことを思い出すからであり、桜が妖艶なのは死んだ娘が女になったからだといった話も聞いたことがある。こんな風に桜にまつわる話は数多い。
昨日の朝日新聞にも桜の話が特集されていたけれど、残念なことに後でゆっくり読もうと思って、読まずに着てしまったことだ。読んでいたなら、またしても「お父さんの桜に関するウンチク」で点数を稼ぐことができたのかもしれなかった。読みが浅かった。残念!
高遠にあるコヒガンザクラと同じ桜だと言う。伊那インターで下りて東へ向かえば高遠だが、ここで西に向かい、中央アルプスを目指すのだが、それほど登ることもなく牧草地帯なのかなと思われる丘陵地を行ったところに、見事な桜が現れた。なだらかな牧草の原とその向こうに見える桜がなんともいえぬ風情を醸し出している。
この桜は有名なのか、すでにカメラを構えた人たちがいる。車を見ると大阪ナンバーだった。私たちが「ワアーすごいね」と感激していると、またもう1台の車がやってきて5人の男の人が降りてきて、やはり桜にカメラを向けていた。牧草地とその向こうに見えるおおきなコヒガンザクラの組み合わせが人々を魅了しているようだ。
牧草地を下って、南にあるその民家から桜を眺めてみるが、それほどの感動は受けない。見慣れた家のたたずまいが邪魔をしているせいだろう。そう、この桜は民家の北側に植えられた3本の桜で、北側から眺めると牧草地の奥で、家を守ってひっそりとたたずんでいるように見えるのだ。
昔、誰かの小説で村を守るために生け贄として、村の娘を桜の木の下に埋めた話を読んだことがある。桜が美しく物悲しいのは、死んだ娘のことを思い出すからであり、桜が妖艶なのは死んだ娘が女になったからだといった話も聞いたことがある。こんな風に桜にまつわる話は数多い。
昨日の朝日新聞にも桜の話が特集されていたけれど、残念なことに後でゆっくり読もうと思って、読まずに着てしまったことだ。読んでいたなら、またしても「お父さんの桜に関するウンチク」で点数を稼ぐことができたのかもしれなかった。読みが浅かった。残念!