今日で4日目である。孫娘の学校から「熱が高くなったので迎えに来てください」と連絡が毎日続いている。学校へ孫娘を受け取りに行く。保健室の先生は口に出しては言わないけれど、「もう、家でしっかり治してから来て!」と思っていることだろう。昨日の医院での検査でインフルエンザではないと知らせてあるけれど、もし万が一、インフルエンザであったならどうしようという苦悩が見て取れる。学校では39度1分にまでなっていたそうだから当然の心配だろう。
「それでもこの子は、明日の朝、元気なら多少の熱があっても登校してくると思います」と保健室の先生に話すと、「インフルエンザではないようですが、保健センターに相談窓口もあります」と、念のためですよというニュアンスを込めて言う。いつもなら、「豚顔になってきたので新型ウイルスに感染したんでしょうか」などと冗談を言うところだが、それは出来なかった。本当にインフルエンザではないのかと、ちょっと心配になったので、「ありがとうございました」とだけ言った。
思い切って、日赤病院へ連れて行った。風邪菌が鼻腔内から奥へ広がって、それで目が痛かったり、鼻水が止まらなかったり、頭痛もするようだと診断された。新しく薬をいただき、明日の夕方になっても熱が下がらないようであれば、耳鼻咽喉科の医者に診てもらうといいと言う。
4月の半ばごろから、風邪を引いたのか鼻声が続いていた。ところが5月の連休に水泳大会があったので、1日に4時間ほども泳いでいた。大会が終わると今度は中間試験に向けて、夜12時に寝て朝3時半に起きる毎日を続けていた。若いし、気が張っていたから、おそらく何も苦にせずにやってきたのだろう。その疲労が積もり積もって一番弱い鼻腔に取り付いたのではないだろうか。
それでも明日の朝、「熱がなければ学校へ行く」と言う。学校が嫌いな子が多いのに「学校大好き人間だから」と平気で言うからすごい。実際、孫娘は学校が好きなのだろう。中学校の体育大会のプログラムに歴代の新記録が掲載されているが、「ママの記録を塗り替えるのではなく、自分の記録をママと一緒に残したい」と言う。そういう記録というか名誉というか、名を残しておきたいという意識はどこから生まれてきたのだろう。
自分を叱咤激励し、目標に向かってひたすら努力していく目上げた根性の持ち主だと思う。まあいいかと自分に言い聞かせて怠けてきた私とは大違いである。31日には『オレンジレンジ』のコンサートに友だちと行く計画を立てていたけれど、この様子では行けそうにない。残念だろうけれど、まずは身体を休めて治療に専念する以外にない。4日も続けて熱を出し、きっとそう思ってきたはずだ。
「それでもこの子は、明日の朝、元気なら多少の熱があっても登校してくると思います」と保健室の先生に話すと、「インフルエンザではないようですが、保健センターに相談窓口もあります」と、念のためですよというニュアンスを込めて言う。いつもなら、「豚顔になってきたので新型ウイルスに感染したんでしょうか」などと冗談を言うところだが、それは出来なかった。本当にインフルエンザではないのかと、ちょっと心配になったので、「ありがとうございました」とだけ言った。
思い切って、日赤病院へ連れて行った。風邪菌が鼻腔内から奥へ広がって、それで目が痛かったり、鼻水が止まらなかったり、頭痛もするようだと診断された。新しく薬をいただき、明日の夕方になっても熱が下がらないようであれば、耳鼻咽喉科の医者に診てもらうといいと言う。
4月の半ばごろから、風邪を引いたのか鼻声が続いていた。ところが5月の連休に水泳大会があったので、1日に4時間ほども泳いでいた。大会が終わると今度は中間試験に向けて、夜12時に寝て朝3時半に起きる毎日を続けていた。若いし、気が張っていたから、おそらく何も苦にせずにやってきたのだろう。その疲労が積もり積もって一番弱い鼻腔に取り付いたのではないだろうか。
それでも明日の朝、「熱がなければ学校へ行く」と言う。学校が嫌いな子が多いのに「学校大好き人間だから」と平気で言うからすごい。実際、孫娘は学校が好きなのだろう。中学校の体育大会のプログラムに歴代の新記録が掲載されているが、「ママの記録を塗り替えるのではなく、自分の記録をママと一緒に残したい」と言う。そういう記録というか名誉というか、名を残しておきたいという意識はどこから生まれてきたのだろう。
自分を叱咤激励し、目標に向かってひたすら努力していく目上げた根性の持ち主だと思う。まあいいかと自分に言い聞かせて怠けてきた私とは大違いである。31日には『オレンジレンジ』のコンサートに友だちと行く計画を立てていたけれど、この様子では行けそうにない。残念だろうけれど、まずは身体を休めて治療に専念する以外にない。4日も続けて熱を出し、きっとそう思ってきたはずだ。