わずか2メートルほどの目の前、幅30センチの鉄板の上で、とび職の若い男の子が命綱もつけずに動き回っている。マンションの大規模修繕工事で使った足場をはずしているのだ。組み上げていく時は上ばかり見ていたから気がつかなかったけれど、解体していく時は眼下にどんどん視界が広がっていく。30センチの鉄板の向こうは何も無い、地上40メートルの空間である。そう思ってみていたら、私の足から血の気が引いていった。このまま、彼らの作業を見続けていたら、自分が落ちていきそうな気さえしてきた。家の中にいても高所恐怖症なのだと気がついて、引きこもってパソコンに向かう。
さて結局、孫娘は月曜日から毎日、登校しては早退するパターンを繰り返したけれど、一昨日はこれではダメだと思って名古屋日赤の救急外来を受診し、昨日は地元の耳鼻咽喉科に出かけた。鼻の上部、目の涙の袋の辺りがレントゲンで白くなっていたので、耳鼻咽喉科での受診を進められたのだ。やはり膿が溜まっていて、鼻から管を通して膿を吸引されたと言う。それでも今朝も熱が下がらないようなので、これから耳鼻咽喉科で点滴をしてもらうと連絡してきた。昨日に続けて、2日間も学校を休むことが悔しいようだった。今日は土曜日だけれど、学校公開日でたくさんのお母さん方が見に来るが、出席できないことがいやなのかと思っていたけれど、小学校から続けている無欠席が途絶えてしまったことが悔しいのだ。
昨日、病院から帰ると駐車場で、私の知り合いに出会った。「どうしたの?」という話から、「いくつ?高校生?」と聞かれ、「中3です」と答えていたが、「大きく見えますね」と言われて、「いつもふけてるって言われます」と答えていた。えっ、そうなの?中3であるけれど、背丈は150センチに足りず、チビだから子どもっぽく見られていると思っていたけれど、他人から見ると大人に見えるのだと初めて知った。いつも一緒にいるとまだまだ子どもだと思ってしまっていたが、背丈に関係なく内面から人は変わっていくようだ。
確かに中3になって、大きく変わってきた。顔つきが大人びてきたばかりか、それまではそんなに本好きではなかったけれど、よく小説も読むようになったし、テレビもバラエティーは見ないがたまには大人っぽいドラマを見ることがある。母親に対してはまだ反抗的な態度はないけれど、私たちジジババには反抗することもあるし、はっきり意見を言うこともある。中3の頃の少女はどんな恋愛小説を読むのだろう。女性の評論家が「女の子が読んでいる漫画に出てくる男の子は、イケメンでお金持ちで何でもしてくれるから、男にそういうものを求めてしまう」と書いていたが、そうなのだろうか。
これは昨日の短歌教室で、私の歌の中で1番票の多かったもの。
「 初恋は中学2年の誕生日 赤いバラ持ち家訪ねたり 」
さて結局、孫娘は月曜日から毎日、登校しては早退するパターンを繰り返したけれど、一昨日はこれではダメだと思って名古屋日赤の救急外来を受診し、昨日は地元の耳鼻咽喉科に出かけた。鼻の上部、目の涙の袋の辺りがレントゲンで白くなっていたので、耳鼻咽喉科での受診を進められたのだ。やはり膿が溜まっていて、鼻から管を通して膿を吸引されたと言う。それでも今朝も熱が下がらないようなので、これから耳鼻咽喉科で点滴をしてもらうと連絡してきた。昨日に続けて、2日間も学校を休むことが悔しいようだった。今日は土曜日だけれど、学校公開日でたくさんのお母さん方が見に来るが、出席できないことがいやなのかと思っていたけれど、小学校から続けている無欠席が途絶えてしまったことが悔しいのだ。
昨日、病院から帰ると駐車場で、私の知り合いに出会った。「どうしたの?」という話から、「いくつ?高校生?」と聞かれ、「中3です」と答えていたが、「大きく見えますね」と言われて、「いつもふけてるって言われます」と答えていた。えっ、そうなの?中3であるけれど、背丈は150センチに足りず、チビだから子どもっぽく見られていると思っていたけれど、他人から見ると大人に見えるのだと初めて知った。いつも一緒にいるとまだまだ子どもだと思ってしまっていたが、背丈に関係なく内面から人は変わっていくようだ。
確かに中3になって、大きく変わってきた。顔つきが大人びてきたばかりか、それまではそんなに本好きではなかったけれど、よく小説も読むようになったし、テレビもバラエティーは見ないがたまには大人っぽいドラマを見ることがある。母親に対してはまだ反抗的な態度はないけれど、私たちジジババには反抗することもあるし、はっきり意見を言うこともある。中3の頃の少女はどんな恋愛小説を読むのだろう。女性の評論家が「女の子が読んでいる漫画に出てくる男の子は、イケメンでお金持ちで何でもしてくれるから、男にそういうものを求めてしまう」と書いていたが、そうなのだろうか。
これは昨日の短歌教室で、私の歌の中で1番票の多かったもの。
「 初恋は中学2年の誕生日 赤いバラ持ち家訪ねたり 」